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猫がいなけりゃ息もできない (集英社文庫)

感想・レビュー
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あやこ
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★★★★作家・村山由佳さんの愛猫・もみじとの人生、そして彼女を看取るまで。村山さんからもみじへの愛情、もみじと村山さんのきずなに、目を潤ませながら読了。猫を看取る……その時が来るのが今から怖い。
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きさらぎ
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暴力的な悲しみの塊を、吐くようにして口から産み落とす。(略)私がいちばんなんだ。彼女をこれほどまでに愛したのも、喪ってこんなに悲しいのも、私がいちばんなんだ。この世の誰も追いつけない 愛猫を喪った感情の爆発の描写が「物書く人」だなあ。と思う。恋愛小説家による、心に残る随筆。
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杪
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私も病気で猫を2匹亡くし、今も猫を飼っているので他人事とは思えず、泣きすぎて途中でしばらく中断してしまい、やっと読み終えることが出来ました。最近また、もみじちゃんのネコメンタリーの再放送を見て、また泣いています。亡くなって数年経った今も我が家では時々気配を感じることが有ります。いつもずっと寄り添ってくれているんだなぁと信じています。あ、また涙が…。
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にこ
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愛猫もみじとの最後の日々を綴ったエッセイ。 涙無しには読めませんでした。 どうしたって後悔することはたくさんあると思うけど、うちの猫と今一緒に居られることに感謝して、その時が来るまでたくさん愛してあげようと思います。
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よみ
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ネタバレこのエッセイ、愛猫の闘病のくだりが結構長くて、読んでいるのは少し辛かった。
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うさぎや
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もみじとのお別れ。つらい。
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チサエ
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猫と暮らす。愛猫もみじさんとの日々。そうそうネコメンタリーおぼえてます。私もSNSを通じて、もみじさんを近しく感じてました。やっぱり最期は読んでいて涙。由佳さんと熱烈に相思相愛だったね。もみじさん、ありがとう。よくがんばりました。由佳さん、書いてくださってありがとうございます。これはお別れじゃない。いつもそばにいる。魔法のように。奇跡のように。
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くふくふ
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先に「命とられる…」を読んだので、これも手に取ってしまった。内容は分かっていたし亡くした猫を思い出してしまうから避けていたけど…。猫愛あふれる人なら涙でいっぱい、うんうんと頷くことで少しだけ気持ちが楽になるかな。辛いことでもこんなふうに気持ちを文章にして残しておくって作家ならでは。私はしばらく気が重くて家に帰るのが辛かったな。もう居ない子をつい、目で追ってしまうから。
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mae.dat
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オープニングで御尊父様が急逝して、残された青磁くんを引き取る事になってね。全部で5匹になった所から始まるんですね。だから5匹との暮らしについて語られると思うじゃ無いですか。そこから遡り、それ迄の愛猫達との関わり等をザッとさらってね。それからは殆どを17年と10ヶ月間の苦楽を共にしたもみじちゃんの事に費やすと。ねこが飼い主と意思疎通する。一方的に理解している様に感じる不思議分かります。特に闘病する最期の数ヶ月に頁が割かれていてね。由佳さんの献身と、儂自身の愛猫への想いが交錯して胸に迫るものがありますよ。
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くまくま
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★★★★☆
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まめた
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特別な存在である愛猫・もみじさんの最期の日々…よく書きおこしてくださったなと思いました。〈なあ、かーちゃん、いっつもうちに訊くやん。あんた、かーちゃんとこへ来て幸せやった?って。うちには、幸せ、ってようわからん。けど、これだけはわかるで。かーちゃんは、この世でいちばん、うちのことが好き。うちは、この世でいちばんかーちゃんが好き。ソウシ、ソウアイや。ええやろ。…な?〉のくだり。もみじさんのまん丸な黒い瞳がうかんで泣いてしましました。自分が一緒に暮らしている猫は、幸せかな?どうかな?いつも考えているもので…。
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Takako
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作家・村山由佳が、愛猫もみじとの最期の日々を綴った本。母猫から産まれたその瞬間から、その猫生を著者と共にしたもみじ。タイトルの「猫がいなけりゃ息もできない」は、そのまま「かーちゃんがいなけりゃ息もできない」というもみじの心情であっただろうことが伺えます。猫好きな人で、泣かずにこの本を読み終えられる人なんているんだろうか。それほど濃密な、猫と人との愛。思い出の猫たちとの宝物のような日々を思い出しつつ、私も、今そばにいてくれる猫との日々を最後まで大切にしたいと思います。
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みずき
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作家・村山由佳が17年を共にした愛猫・もみじとのきらきら輝く日々と、お別れを綴ったエッセイ。 すべての猫飼いに読んでほしい1冊。 猫の素晴らしさ、いとしさ、尊さ、手触り、匂い、見ているだけで幸せになるあの感覚、全部つまってて、全部が胸の真ん中をぶわっと吹き抜けてく。 そんな村山さんの筆だから、お別れに向かっていく様子もありありと目に浮かんでしまう。嫌でも、この子たちとのいつか来るその日を想像してしまう。 まだまだ元気で一緒にいてほしい。うっとうしいかもしれないけど、毎日たくさんの愛を伝えるよ。
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スケイダ
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ネタバレグッて来るんだろうなと思いながら手にした。自分の前の飼い猫と重なる部分もあり、やはりグッと来た!そうだよね、最期の直前に急に元気になり、何やら挨拶めいた行動を取ってくれんですよね。「また戻っておいで」本当に良い送り言葉でした。
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yuiyui
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長年身近にいて家族同然だった猫が老いて病気を発症しやがて亡くなる過程の著者の一種、回顧録のようなエッセイ。友人の猫ももう16歳を超えているのでいずれはこういう日を迎えるのだろうけれど、そのとき私はどう向き合ってあげれば良いのだろうか。この本を読む限り、何も全く何も役に立たない気がする。
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ぶんこ
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「私にとって彼女は、誕生の瞬間から見守ってきた子どもであり、変わらぬ愛情を注いでくれる庇護者であり、唯一無二の戦友であり、信じるに足る同志であり、誰より愛しい恋人であり、文字通り、半身であったのだ。」「おおかた18年もの間ずっとそばにいて、できそこないの私を世界でいちばん愛してくれた。」そして、もみじの言いぶんとして「いつかもし、縁あって次のコを迎えることになった時は、うちの代わりやのうて、そのコとして可愛がったって欲しいねん。」この言葉だけで感無量。特に最初の結婚の途中から一緒にいてくれたことが救い。
アンさん

文章化するのも供養であることを願います。切れちゃって、ごめんなさい。

01/17 15:22
ぶんこ

アンさん、多くの人に感銘を与えられて天国のもみじちゃん、くすぐったがっているでしょうか。波瀾万丈だった村山由佳さんを、いつもそばにいて癒してくれたと思うと村山由佳さんファンとしてお礼を言いたいです。

01/17 16:48
3件のコメントを全て見る
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ぬぬ
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ネタバレ自分は昔からかなり感情移入してしまう方なので、死に関することはできるだけ考えないようにしている。でも、この本は、読んでいて泣いてしまったけど本当に読んで良かったと思う。私も愛犬との一日一日を大切にしていこうと思った。
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nae
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村山さんが17年間寄り添った最愛の愛猫もみじを看取るエッセイ。犬と暮らしてるから感情移入しすぎて、何度も泣きました(苦笑)。もみじの魅力が惜しみなく書かれてて、もみちゃんめっちゃかわいいー!とファンになりました。そんなふうに自分が大事なものを人に伝えることができる村山さんを尊敬もするし、羨ましくもなった。
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まえかわ
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こんなにも感情が揺さぶられたのはいつ以来だろうか 私自身まだ喪うことを知らないからなのかな? 辛すぎる。この経験を文に起こしてくれた村山さんその他関係者に感謝
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葉庭
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ネタバレ文庫で再読。猫愛がたっぷりつまったエッセイ。村山さんの相棒であるもみじが亡くなるまでの十ヶ月間。描写に臨場感があり、何度読んでも泣いてしまう。2年前に読んだときはうちの猫もまだまだ元気だったのに、今年に入ってから一気にガタがきたのかご飯を食べる量が減り、寝てばかりになってしまった。その時がいつなのかわからないけど、別れの覚悟なんてできないんだろうな……。ネコメンタリー、録画してあるのをまた見返そうと思う。
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太郎
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★★★★★
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ケメキチ
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偶然ながら我が家にもネコが4匹もおり、その内2匹は高齢なため、他人事ならぬ気持ちとなった。半分まで読んだあたりで泣かされそうな予感がしたものの、続きが気になり病院診察の待合いで読んでしまった。何度もハンカチを目にあて、鼻水を啜りながら本を読む姿を他の待合い患者に見られ、恥ずかしいはずだったが、それも感じられないほど本に没頭してしまった、 村山由佳さん・・・他の作品も読もうと思って
アンさん

ナイスありがとうございました。私も病院の待ち時間によく読書します。普段忙しくて、置き去りになってしまう自分の感情と向き合う貴重な時間になることも実はあります。恥ずかしい思いもしますが。(笑)

03/21 10:17
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yachi_08
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途中何度も泣いた。私も 猫がいなけりゃ息もできない、のである。
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みこと
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図書館 2021ふゆイチ3冊目読了 かわゆいもふもふ!と思ったのに、いや、かわゆくもふもふだったけど、お別れのお話が多く…切ない…。そうは言っても、読んで後悔はない。
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N.N
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死んだら同じところにみんな行くから怖いことはない... 将来、親の介護、看とりが自分にできるのか悩んでいたから少しほっとした。 でも同じところに行くまでがつらいのはやっぱり嫌だ。
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Yoshiko
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飛行機の中で読んで涙が止まらなくなって、マスクがあってよかったと思った。村山由佳は読んだことがなくて、NHKの「ネコメンタリー」が素晴らしかったのでこの本を買っていた。上野樹里のナレーションによるもみじの言葉が、読みながら何度も頭の中によみがえった。どんな猫もいとおしい。猫と人間との関係もいとおしいし、人間もいとおしい。生きている今この瞬間がいとおしい。そう思わせてくれる。
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本棚迷子
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購入 途中 えっ と思う事はあるけど 人それぞれのものなのだろうなと
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ぎーこ
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村山由佳さんの猫のエッセイはとにかくいやされる。
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アンさん
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愛猫もみじちゃんとの日々を綴ったエッセイ。もみじちゃんには会ったことはないけれど、生き生きと想像できるのは村山マジックです。「こうして、文章を書き続ける。言葉にするたび、痛みと哀しみがよみがえる半面、言葉にすることでそれらと少しずつ折り合いをつけてゆける気がする。」名文です。
ケメキチ

病院待ち合いでの読書の友がいてうれしいです。本音で感情をぶつけてくる村山作品に興味を抱き、おすすめ作品としてネットで紹介されていたダブル・ファンタジーを読み始めていますが、想像以上に刺激が強くて困っています。青山美智子さんの「月曜日の抹茶カフェ」を間に挟み刺激を薄めながら読んでいます(笑)

03/21 11:20
アンさん

それはナイスアイデアですね。村山さんと青山さん、いい組み合わせです。

03/22 19:00
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ごーどん
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題名の通り「猫がいなけりゃ息も出来ない」景色を文字で表したエッセイ。猫を飼った事は無いけれど、愛しい存在を無くす哀しみ、苦しみ、寂しさは誰しもが「いつかは」通る道。分かっていたはずなのに分かっていなかった。知っていたはずなのに、本当には知らなかった。生病老死が猫の人生(猫生)を通して深く染み込み、そして言葉となってこの本が書かれた気がしました。
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けいこ
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★★★★★
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びぃ
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いつも本屋に入るとじっくり時間をかけて本を選ぶのに よし今日はこれだ!と直感で購入。猫好きには読んで欲しい。17年一緒にいた猫のもみじちゃんと村山さんの愛に もう涙が止まりませんでした。
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kotaro
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★★★★★★★★☆☆
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美和
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ネタバレもみじちゃんが亡くなったのはTwitterで知っていたが、その過程は初めて知った。何度も手術して頑張ったんだということを知れてよかった。でも、後から読んでも、悲しさに共感する。
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みほ
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はぁ~~  泣いた。 この本と出会えたおかげで 喪った猫の哀しみよりも寄り添えた時間の幸せに感謝できる。ありがとうございます。
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くたなお
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村山由佳さんともみじ。ネコメンタリーで読んだその前とその後が詳しく書いてありました。途中から涙が止まらない、鼻水も止まらない。猫飼ったことないけどなんかいいなって思った。自分が大学生の時に飼い犬が亡くなったけど、離れていたので私自身はなにも出来なかった。もみじは周りの人達にしっかりと見送られて旅立つことができたので良かったって実感しました。
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はるじん♪
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もみじが死んじゃった。17年と10ヶ月で。よく頑張ったね、もみじ。
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Kunio Konishi
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ダブル・ファンタジーやミルク・アンド・ハニーに出ていた、村山さんの飼い猫もみじへの想いを綴ったエッセイ。人生の節目を乗り越えたパートナーのもみじへの気持ちが籠った文章にジンときました。ペットといえ、生命を見送るのは辛いものです。
0255文字
よし
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すっかりもみじちゃんのファンになってしまった。猫好き仲間に勧めたくなる一冊。
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猫がいなけりゃ息もできない (集英社文庫)評価78感想・レビュー54