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フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔 (講談社現代新書)(Kindle版)

感想・レビュー
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PARO
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ノイマンの睡眠時間は4時間。残りの20時間は楽しいこと、考えることに使う。マスコミの影響力。ヒトラーの演出。マンハッタン計画。科学優先主義。ノイマンが天才すぎる。ゲーム理論の経済学。コンピューター開発。天気予報も開発。
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yahiro
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★3 フォン・ノイマンの生涯について簡潔にまとめた本。彼がどういうことをした人なのか、という概要について知ることができる。もちろん、一冊で語り切れるようなことではないものの、実際の彼の研究内容についてはかなりあっさりめなであった。
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Mikey
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コンピュータを生み出し、原爆を作ったフォン・が何を考え開発をしていたかを簡潔に記述している。膨大な参考文献を元にこれだけの小冊子にまとめてくれた著者には感謝したい。昔からノイマンを知っていたがここまでの来歴や何を考えていろんなものを開発していたかがよく分かった。次は彼の発明して物をより論理的に解説した本をょでみたい。
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白山手賀
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「悪魔」ではないと思います。この程度で悪魔 呼ばわりされたら、世の中、悪魔だらけです。分かってないで言ったり、やったりしている悪魔がほとんどですが、彼は、科学的に見通しすぎている点で、次元が異なります。すごい人です。
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香菜子(かなこ・Kanako)
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フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔。高橋昌一郎先生の著書。悪魔のフリをした人間は恐ろしくないけれど、人間のフリをした悪魔がいるとしたら本当に恐ろしくて震えあがってしまう。人間のフリをした悪魔は目的のためには手段を選ばないし一度決めたことを徹底的に突き詰めていく。ただの人間のフリをした悪魔ならまだいいけれど、優れた頭脳や運動能力を持つ人が人間のフリをした悪魔だったとしたら最後に待っているのは多くの人を不幸にする恐ろしい未来。人間のフリをした悪魔が増長することをみんなでおさえないといけない。
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suzuki s
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オーディオブック。 戦争の結果を変えたかもしれない程の天才科学者の功績や考え、周囲の人の人生も含めて解説している。
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たけひろ
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☆☆☆☆
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通行止め
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ノイマンだけではなく、周りの登場人物たちも個性的でまたそのエピソードもわかりやすく、興味深く読めました。いろんな人間のいろんな思惑があって戦争は起きて、本当にほんの少し何かが狂えば簡単に人類は滅んでしまうんだと背筋が寒くなります。ノイマンさんの化学発展のためには犠牲もやむなし、と大量虐殺を平気で行ってしまうという考えにはやはり好感を持つことはできません。あれほどの知性が集結して、何年も研究を続けて、やることといえば非人道的な虐殺行為とは。なんともやらせない。その時間を平和的解決のために使えないのかと。
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たかこ
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私は意味も分からぬままノイマンさんの脳みその世界が具現化した中を生きている
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ぐぐ
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ネタバレノイマンの功績、人間関係や他の科学者にも言及しながら早足で彼の生涯を綴っている。 その天才たちの研究は原爆や水爆などの戦争兵器に集約されていく。 著者は日本の戦争末期の大本営の戦争犯罪者たちの兵士の洗脳、降伏の遅々によって原爆投下を強く避難している。ノイマンが冷酷だというのもわかるが、A級戦犯のとんでもない行為があったのも忘れてはいけない。 彼のことを悪魔と書いているが、特にそんなことはなく科学者や研究者は際限なく何かを求め続けるのは当たり前だと思うのだが。 放浪癖のある科学者エルデシュが気になる。
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0o0
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博士の異常な愛情。巨匠キューブリックがその映画で描いたDr.ストレンジラブのモデルとわれ、人類史上稀に見る頭脳フォン・ノイマンの倫理観や哲学を紐解く一冊。彼がいなければ、原爆も、コンピュータも、現代経済学も、今のようなカタチではなかったかもしれない。それほど彼が科学、軍事、経済に与えた影響は大きい。その偉業、逸話に加え、ユダヤ人の生い立ち、米国籍の取得、軍や政府への接近等、その思想にも踏み込む。彼レベルの圧倒的な頭脳は、世界を左右しかねず、そんな天才を誰も制御できなくなったら…と少し怖くなった。
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raizou27
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 間違いなく、最高級の天才と呼ばれるに値する人物。そして、かろうじて人間的にもまともでありました。量子論、ゲーム理論、そしてコンピュータの草創期から、それらの学問を方向づけた功績は計り知れない。関わりのあった科学者たちとのエピソードを読むことで、難解な理論の道筋がわかりやすかった。
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とり
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数学、物理学、計算機科学、経済学、気象学など、幅広い分野に影響を与えた20世紀の天才。幼少の頃から天才すぎて、強くてニューゲームをやっているような状況。ただ、「自分が存在している世界に対して、責任を負う必要はない。」という価値観だけはどうしても受け入れられなかった。そうでなければ、原爆や水爆の開発に携われなかったのだろうが。以前、あるロボット系の先生が「倫理を持ち出すと何もできなくなる。倫理は足枷でしかない。」と言われていて、それは理解できたが、それでもこれ以上踏み込んではダメ、というラインはあるはず。
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パピプペポ
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ノイマンの「哲学」が悪魔的かというとそれは大袈裟なんじゃないかと思うが、しかし現代まで続く核兵器の影響を鑑みるとそのように表現したくなる気持ちも理解できる。矮小な人間性と度外れの天才性がひとりの人物の中に共存し、人類のその後の歴史の方向を定め、今もまだ影響は続いている…と考えると出てくるのはもはや溜息しかない。いやはや。
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YASU
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人間のフリをした悪魔,ではないと思う.「理想のために犠牲はやむをえない」とは,極めて人間的な志向だ.その生涯を追った本書で感じるのは,あくまで人間臭い天才性だ.核兵器に代表される現代科学の悪魔性は,彼個人のなかに留まるというよりも政治―歴史の中で醸成されたものではないか.悪魔はけっして一個人のなかには収まらない(彼がどれほど天才だったとしても).悪魔を孕むことができるのは,社会だ.
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なつ
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面白かったです。ノイマンが想像以上に天才(変人?)過ぎて笑った。常人ではなかなか遭遇しないエピソードが盛り沢山。彼の素質に気づき、才能を伸ばす環境を整えてあげた父マックスや教師陣も素晴らしい。ノイマン以外にも火星人がいっぱいw なんという時代!プリンストン高等研究所設置までの経緯も興味深かったな。*獅子は爪痕でわかる(Ex ungue leonum.)*数学は自由でなければならない*火星人の娘*
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アームチェアー
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20世紀、世界の覇権がイギリス(欧州)からアメリカ合衆国に移る歴史を、軍産複合体の頂点に君臨した天才科学者の一生から物語る。フォン・ノイマンの才能を最も必要とした国がアメリカなのか。天才が歴史を作ったのか、時代が天才・奇人・変人を求めたのか、興味深い物語。
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ゆずこまめ
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ノイマンの天才エピソードがすさまじい。こんなに頭がよかったら生きにくいんじゃないかと思ってしまうが人当たりがよかったとは意外。コンピュータの父はチューリングだと思っていたけど、アメリカではノイマンなのね。科学者が科学至上主義になるのはある意味仕方のないことであって、それに歯止めをかける何かが必要なのかもしれない。
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wato nisiga
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ネタバレ自分はノイマン型計算機からその名を知ったのだが、この天才は計算機工学以外への貢献も凄まじい。余りにも多岐に渡る活動をしているが、著者はゲーデルと比較しつつ、ノイマンは「数学的実在論」ではなく「数学的経験論」を主張し、応用数学の方面へ進んでいったということを記しているのが興味深かった。内容の構成もよく、読み易い。ノイマンのことだけではなく、当時の物理学、数学の発展の流れと著名科学者の一端も知ることができる。それだけ彼が多方面に関係しているということである。
wato nisiga

積読している『ノイマン・ゲーデル・チューリング・ノイマン』と『計算機と脳』も読みたい。

02/04 02:59
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中年サラリーマン
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天才すぎる。すごすぎて共感できず、なんか物語を読んでる感じのノイマンです。現在のパソコンやスマホの基本思想であるノイマン型アーキテクチャーのコンピューターを作り、私の次に早く計算できるものができた、というパワーワードを残すのが面白い。ギャンブルはめっぽう弱かったらしいが、逆にわざと負けていたのではと邪推してしまう。社交的で自分が認めた人はとことんよくするなどという性格もあり。
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tuppo
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科学の歴史はいちいち面白い。17世紀科学革命以来の大きなうねりだったのだなと理解する。科学界の登場人物の少なさに 不思議な感慨がある。ベースの理解があると様々な領域に応用が効くということなのか違う理由なのか。
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胡適
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ゲーデル擁護はえらい。あんがい発達障害的じゃなかった。京都に原爆をとかソ連に先制攻撃をとか血の気は多いのね
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ryooosuke
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人間のフリをした悪魔、というから読前はサイコパスなエピソードが豊富にあると思っていた。実際は極端に合理主義的、科学重視の姿勢を見せた結果、特に原爆の扱いにおいてマッドサイエンティストとして扱われているようだった。ノイマンは現代のコンピュータの基礎理論を築き、天気予報や現代ゲーム理論の先駆者である功績者である一方、運転下手、運動音痴、数学者なのにポーカーやカジノはゲキ弱だったりのエピソードもあり面白く読めたり
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むーみん
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コンピュータの父として名前だけ知ってるノイマン。マンハッタン計画に関わった多くの有名研究者たち。これを読むことで整理できた。良書。
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明るいくよくよ人
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ノイマンの生涯記録。ノイマンの哲学については直接的には語られていない。ただ、生まれた環境とか、科学教育を受けた環境とかが、科学者の倫理に大きく影響を与えることはわかる。一生涯で、種々の分野でこれだけの業績をあげ、社会で高く評価された人物としては、傑出した人物だ。自分と比べるのも、大変おこがましいが、読んだあと、少し打ちひしがれる。
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南チョ
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ノイマンの生涯についての本。率直に言うと「思っていたのと違う」という感じ。ノイマンの哲学をあまり感じられないし、「人間のフリをした悪魔」というのも過言。悪い本ではないのだけど、不誠実な印象。人名と科学用語がたくさん出てくるので、慣れるまで大変かも(笑) ノイマンについて網羅的に知りたい方には良い本だと思う。
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本を読む日々
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「人間のフリをした悪魔」というおどろおどろしいタイトルがついていて、実際彼の科学優位の考え方はそういったものであろうけれども、一周回っておもろい人だなという感想をもった。行動に一貫性があって、何より実践家で何でもやってしまうのは、本当にすごい。。。ただ、「我々が今生きている世界に責任を持つ必要はない」という発言だけは受け入れられるものではないと思った。少ししか触れられていないのが残念だ。手段自体に善悪はなく、大事なのはそれを判断する倫理の部分だと思うのだが。
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HIRO
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多分野にわたって多大な業績を残したIQ300の天才ノイマン。天才からしか見えない世界やその思考の一端でも知りたくて読んでみたが、ノイマンの思想や哲学についての記述はほとんどなく、ノイマンの一生を綴った単なる伝記でした。 それはそれで興味深かったが、日本人としては、彼自身が中心となって開発に携わった原爆と日本へのその使用について、天才の頭でどのように落とし所を見つけ、どのような正当性をもって積極的に推進していたのかをもっと掘り下げて知りたかった。
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まっち
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ネタバレフォン・ノイマンを初めて知ったのはオペレーションズリサーチで、そこからモルゲンシュテルンとのゲーム理論の共著の邦訳を読み、さっぱりわからなかったのだが、この本を読んで納得。頭の構造というか出来が全く異次元。近代までならともかく、現代科学でこれほど広い分野で一流の業績を残すのはたぶんこの人くらいなんだろう。あと数年生きていれば、アイゼンハワー退任の頃の軍産複合体の状況や、本文にも出てくるがキューバ危機等は違った歴史になっていたのだろうなと。
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ご〜ちゃん
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「すべてを、機械が得意なことと人間が得意なことに分けるのが、今後のために最良の手段です」という言葉は、今まさに考えることだと思う。
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rubidus
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フォン・ノイマンが後10年生きていたら、どんな現在になっていたのだろう。
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みるか
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この世界(それも高々数十年前)にこんな天才がいたのか,と思わせられる一冊である.ノイマンの天才ぶりは数学・物理学・経済学・OR などの分野を専攻していた人にとってはよく知られた話かもしれないが,想像以上に多方面にその影響を及ぼしていて驚いた.天才にありがちな偏屈さがまるでなく,他人と強調して仕事を進めていたことにも驚きに値する.
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源氏星
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フォン・ノイマン。アラン・チューリングとともにコンピュータの魁を作った人物としては知っていたが、こんなにも原爆開発に関わってたとは知らなかった。それはともかく、科学の発展に大きく貢献したことは間違いない。「人間のふりをした悪魔」とは、そのとおりだ。
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Tomo
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ネタバレノイマンと周囲の人たちのエピソードの紹介。面白かったけど、ノイマンの「哲学」部分は著者の推測に過ぎないように思った。ドイツで毒ガスを開発していたハーバーの考え方にノイマンは影響されて、原子爆弾の開発中の非人間的なエピソードや、ソ連に対する予防戦争のアイディアにつながっているとしている。
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Yuki2018
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フォン・ノイマンの天才ぶりは、人間として頭が良いのとは次元が違う感じ。分かる筈がないことも鳥瞰して分かってしまうような。業績も、どこか非連続的なものが多い。ノイマン型コンピューター然り、ゲーム理論然り。天才にありがちな偏屈な性格ではなく、社交的で前向きな人物であったのは意外だった。移民の才能をとことん活かすのはアメリカの優れたところ。また、原爆の開発に携わり、実用にも前向きだったことで「悪魔」的に見られていると思う。これは、若い頃に抱いたドイツの全体主義に対する憎しみによるものとも感じた。
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いとう・しんご singoito2
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数ヶ月前に予約して順番が回ってきた本。さっさと返さなきゃ・・・と集中して四時間ほどで読了。内容的には、看板倒れの単なる伝記。なぜ悪魔になったのか、掘り下げたお話が書かれていないのでした。ガッカリ。
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kanagu
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本当の天才を知りました。 エトヴェシュ賞っていう響きがかっこいい。 ノイマンの先を行ったゲーデルの不確定性理論、よくわからないですが、とにかくすごい。 エルデシュという数学者もまた、私の興味を惹いた。「ピタゴラスの定理の証明方法をいくつ知ってる?僕は34通り知っている」って言ってみたいセリフNo.1かもしれない。 エルデシュ数という、論文に関する小話もすごく好き。 コンピュータ、天気予報、ゲーム理論、量子論。
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kawamotomed
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多才で人当たりの良い天才。どこまでも合理的な天才に、倫理観を求めるのは、現在のAI論議に通じるものがある。
0255文字
ぷくらむくら
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成し遂げた成果の多様性と圧倒的な量に呆然。天才とはこういう人のことを言うのだなぁ。
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