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SELFISHNESS(セルフィッシュネス) ―― 自分の価値を実現する

感想・レビュー
14

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numainu
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評価D
0255文字
ミスター
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自分を助けるための利他性。自己利益追求のための他者尊重こそ必要で、アホみたいな利己主義と利他主義の対立から抜け出せる良書
0255文字
たなぼたん
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個人が個人の倫理観に基づいて利益を追求することで全員の利益となる ただし、他人の道徳を侵害しない 幸福を求めるのではなく、自分の行動指針に基づいて一貫性をもって生きることが幸せを感じるという考え方に非常に納得した。「幸福とは矛盾のない喜びの状態」であり、「医合理的な価値を追求し」「善を実現」することで幸福を感じる 人間として生きるには自分の行動、目的、価値を一生のスケールと文脈で考える必要がある
0255文字
akios
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よくわかりすぎて、何か間違って受け止めている気さえしてくる。
0255文字
スクワッター
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★★★★★★ 信じられないほど良著だ… 自分が生きるのにストレートに役立つ哲学本は初めて。極限まで人間のポテンシャルを信じた力強い人間讃歌。利他主義のネガティブで悲観的な世界観から、大きな生きる喜びに満ちた、自分を愛する人生(倫理的利己主義)に後押ししてくれる本。自分を大切にして初めて、他者を真心から愛せる。間違いなく、これからの自分の思考の大きな柱になる哲学。極めて偏った思想なのに、根源の部分は否定することができないんだよな。オブジェクティビズムは知的労力と苦闘に満ちた道だろうが、体現していきたいな。
スクワッター

心理学者のカーネマン氏が指摘する通り、人の理性は仕組み上ミスることも多いし、政治や経済の側面においては過剰に信用しすぎることは禁物と考える。セーフティネットが一切ないと、一度の理性的判断に人生の全てをかけるような大きな決断に際しては、「保留」が理性的最適解になってしまう恐れがあるんじゃないかな。ただし、行き過ぎない程度に自由な制度は追求すべきと考える。また、個人として理性的に考えることの努力は絶対に続けるべきじゃないかな。

09/24 07:19
スクワッター

合理主義者同士では利益のコンフリクトは起きないという理屈は、ゲーム理論的には合わない。これは首肯しかねるかな…

09/28 19:40
7件のコメントを全て見る
0255文字
ぷるぷる
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確かに他人に犠牲を強いらなければ自分が幸せにならないというのは変な話である。分かりやすい話が続くので前半は頭の体操としても役に立つ。「人間は意識的でいないことを選択する自由がある。しかしその報いから逃れる自由はないという」というのに社会で生きていくのは無知・純情ではいられないということかと思いました。合理的であることは人間の基本的美徳というのも読んで納得です。但し後半は意見反論に対する回答、言い訳が続き真っ赤な顔して早口でまくしたててる感じがして困ります。「肩をすくめるアトラス」の後に読んだ方が良さそう。
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Darbytime
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肩をすくめるアトラスが面白かったので読了。自助努力至上主義は現実的には正しいが、社会の文脈としては受け入れがたい。多分、このギャップの間で抜け目なく自助努力できてる人間が成功するんだろうなと思う。
Darbytime

以下覚書:合理的な人には自分が稼ぎ出してないものを一方的に他人に請求しようなどと言う考えは想像もつかないし、自分の利益を誰か別の人やものにゆだねようとは思いもよらないのです。:ある権利に含まれるのは、その権利の内容を、自分の努力で実現する自由だけです。内容を他人に実現してもらう権利までは含まれません。:知的な闘いに参戦するときは敵の承認を得ようとしたり、望んだり、期待したりしてはいけません。

04/30 21:08
0255文字
ゆうじのパンツはオニのパンツ
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・人には自分が幸福になるために必要と思う行動を取る権利があるだけで、他者が自分を幸せにする義務はないということです。・生きる権利とは自分で仕事をして自分自身の生活を支える権利があるということであって他者が生活の面倒を見る義務を負うという意味ではありません。・個々人が自分の経済的行動によって財産を稼ぎ使い処理する権利であって他者が自分に財産を与える義務を負うという意味ではありません。
ゆうじのパンツはオニのパンツ

リバタリアニズムの急先鋒である著者。米国礼賛ですが、日本人である自分にはすんなりと受け入れがたい。米国では当然の思想として受け入れられているのか?一つ疑問に思う所としては、仮にセルフィッシュであった場合、互いに譲れない問題を法や話し合いで解決出来ない場合、力による解決する事を良しとするのだろうか?※議論が無益である時は「私はそう思いません」と言うだけ十分ですとある。

11/01 00:44
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kenji yabuta
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『肩をすくめるアトラス』のアイン・ランドによる哲学書。 「自分を他人の犠牲にせず、他人を自分の犠牲にせず、自分自身のために生きなければならない。」という言葉が突き刺さる。
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ころこ
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リバタリアニズムとはいわずにオブジェクティビズム(客観主義)といいます。タイトルの「セルフィッシュネス」は利己主義のことですが、この本では良い意味で使っています。これらの含意に近い言葉は個人主義や独立、自立だと思います。日本の近代化で最初にいわれたことが再びいわれなければならないのは、利己主義よりも利他主義、共生といった方が時代精神に合致しているからでしょう。でも当たり前ですが、利他主義、共生を発信している言論人は、それを発信する影響力によってこの世界で自立しています。本書は抽象的でかなり退屈です。
0255文字
清水聖
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辛辣な本。悪を悪として容赦なく切り捨てる。そんな内容。おれは別に性善説の人間ではなくて、そもそも善悪が恣意的で相対的なものだから、人間の根本は善悪とかそんなものでは捉えられないものだと思ってるので… 悪が悪として悪になっているとしても、悪が悪として悪になるまでもあるはずで…。というか…被害の連鎖が人を汚していくのはおそらく真理なので、その連鎖のレールから救い上げたい。そんな人の顔は次々と浮かぶわけで…。この刃物みたいな論理は、おれは他人には押しつけられないね。自戒としては本当に役立つ本。本当に。
0255文字
こくう
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自分のために生きることこそ、人間が人間らしく生きることであり、唯一論理的に優れた生き方だ/ 人間には考えない自由がある/ 道徳原則…裁きなさい。そして裁かれる覚悟を決めなさい/ あらゆる権利は行為のその結果に対する権利/
0255文字
ラリュ
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伝家の宝刀オブジェクティズム!理性の孤高さが止まらない。合理性の追求は暴走し利他主義を一刀両断。アインランドの小説には子供、障碍者が登場せず、弱者への思いやりが欠けていると常々思っていたが、弱者と見なすことや利他主義は他者を物乞いとすることと同じであるしている。信者になりそうだけれども現実的でないかな。行動経済学、深層心理の理解が進む現在、情動の概念が抜けていて、理性の完全性を前提とした本書は、哲学や主義よりも、解釈や考え方程度な気がする。理解したわけではないので再読必至。実践できたら凄いとは思う。
ラリュ

「integrity」ドラッカーのマネジメントでは「真摯」と訳される。本書では「一貫性」。integrityは、真摯さ、一貫性、誠実、ひたむきさ、整合性、どれが当て嵌まるのだろう。マネジメント、水源、本書で描かれるけれども、英語を母語とする人達はどのように捉えているのだろうか。文脈からはどのようにもとれるが、重要語句なだけに真意を理解したいところ。

09/10 11:27
ラリュ

惹句では「待望の復刊」とあるけれども該当する本は「利己主義という気概-エゴイズムを積極的に肯定する―」で良いのだろうか。古本は高値がついていて、本書は復刊であるけれども人気は低いな。

09/10 11:30
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Go Extreme
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オブジェクティビズム倫理学 精神的な健康の敵としての神秘主義・自己犠牲 緊急時の倫理 利益の「衝突」 誰もがセルフィッシュでは? 喜びの心理 生きるためには妥協も必要では? 不合理な社会で合理的に生きるには? 道徳的灰色教 倫理の集団主義化 ピラミッド建設に取りつかれる者たち 個人の権利 権利の集団主義化 本来の政府 自由な社会における政府の資金調達 停滞権神授説 レイシズム 似非個人主義 恫喝論法
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