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室町は今日もハードボイルド: 日本中世のアナーキーな世界

感想・レビュー
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ちばっち
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補陀落渡海が最後に行われたのは1909年だという事に驚きました。後書きの「現代を生きる私たちには理解不能であるばかりか、現代人の価値観からすればおよそ許容することのできない出来事に、過去は満ちている。しかし、そこには必ずその時代なりのロジックがあるのであって、彼らも魑魅魍魎や悪魔でない以上、そうした彼らなりの「合理性」に基づいて行動している。」という文章が全てだと思います。色々興味深かったです。
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Altria Alt
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中世の人々の所有感についての記述が、自分としては新鮮で納得が言った。モノには魂がついており金銭で簡単に切り離せないものらしく徳政令という経済を無視した法律の背景があるらしい。 時の権力者の元で年号を目まぐるしく3つも使い分けた少弐氏の話、国際的な詐欺貿易集団の話も面白かった。 個人的に無秩序状態の中、1人の人間や集団が力を持つようになる過程が好きであるのでこの著書の他作品や大航海時代の海賊共和性に関する物も読んでいきたい。
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まき
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ネタバレ中世とは、平安時代の後期から鎌倉・南北朝・室町そして戦国時代の終わりまで。 日本史上もっともハードボイルドな時代、中世に生きた人々の衝撃的な逸話を紹介する。 いまの時代の価値観とはだいぶ違うと分かっていても、みんな血気盛んだなあ。 琵琶湖のほとりの菅浦と大浦の150年の争いは意地と意地のぶつかり合い。 菅浦側が覚悟を決めて和平交渉に乗り出さなかったら滅亡してたかもしれなくて、引き際が肝心。
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みー
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室町ワンダーランドが面白かったのでこちらも。教科書には載っていない(載せれない?)ような逸話が盛り沢山。1話目のでべそから面白かったのです。
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ホークス
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2021年刊。平安末から戦国時代の中世、どんな感覚で人は生きていたのか。一般人を含めた多くの事例から考えていく。書名の「ハードボイルド」の通り、中世の個人は自立自存でないと生き抜けない。素朴で粗野だけど、はなから誰かや何かに依存する事など無い(できない)。それが天然自然だと思うのは、私が空気が苦手なせいか。腕力や胆力があってもダメな時はダメ。中世と言えども集団の枷はあるが、個人はその中や外で自分を賭けて博打している様に感じる。必死で恥にまみれて生きている。ハードボイルドってそういう事だと思う。
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SAN_Morishi
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室町~戦国時代の庶民の生活や価値観などを書いている本。 高野秀行さんとの対談本で著者を知ったが、こちらもわかりやすく、そして面白く書かれていて読みやすかった。 この時代はアナーキーだなあと思うところは多いが現代の日本人の思想にもつながっているところがあり、それがどうして生まれたかについてもかなり説得力があるので日本史があまり得意ではない自分でも結構楽しめた
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コミー
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中世の日本人の実態を迫る書。 特に三木善理の生涯は面白かった。 中世人のような野蛮さ?生命りょ?が今の日本には足りないのかもしれないと感じた。
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福ノ杜きつね
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「逃げ上手の若君」の効果か、中世日本史が静かに熱い。劇中では「北斗の拳」か「マッドマックス」の世界にも等しい荒れた描写で、歴史フィクション特有の誇張だろうとたかを括っていたのだが、これを読むとあながち史実と外れていないので戦慄する。当時の人々の行動背景にある、現代の価値観では計れない一貫した論理についても解説されていて、重層的で多様性に溢れていた中世日本という時代を感じさせてくれる。
福ノ杜きつね

余談だが第14話「所有のはなし」は、東方界隈なら必読だろう。「東方虹龍洞」の設定そのままで笑ってしまった。恐らく元ネタは、本項で触れられている勝俣鎭夫氏の「交換と所有の観念」だろう。中世日本における所有の概念、そこから派生する窃盗への強い忌避、売買の場が虹の袂でなければならない理由など、読みどころ満載だった。

09/17 15:22
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こほ
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ネタバレ面白かった!海賊の旗の「上」は「たてまつる」と読む、自由を奪われ理不尽な労働等強いられるのは奴隷、様々な価値観と世界があるから(枡も違えば百文も百枚ない)はみだし者にも居場所がある、直江の愛は愛染明王=軍神の愛で好戦的意匠、人質は誓約の証に贈られる神聖な供犠で殺されるのは裏切った親が一番悪い、切腹は「腹黒い」「腹を割って話す」等の「腹」を切ることで命と引き換えに心を開示する行為、異性愛は所帯染みてて同性愛は打算なくピュア、名で呪う脅しは逆に人々の信仰心の希薄化の表れ、モノは持ち主と一体で魂が乗り移ってる→
こほ

中世は信仰と呪術の時代で近世は合理主義や人間中心主義の時代、その狭間の中世後期は補陀落渡海や湯起請など神の存在を疑い試す行為が流行った、同時期にルーツをもつ夢幻能=神や霊の出る能もまた本来俗人には見られないそれらを人間が演じ演出するという点で「そこに神はいない」といえる

10/09 13:58
こほ

「荘園領主たちは荘園を設定するにあたって、その中心地に『鎮守』とよばれる自分たちが信仰する守り神を祀った。藤原氏の荘園だったら、彼らの氏神である春日神社。荘園領主が武家だったら、武門の神である八幡神社。延暦寺の荘園だったら、比叡山の地主神である日吉(日枝)神社、という具合である。…賀茂神社があったりすると『あ、ここは賀茂社領か』とわかるわけである。」

10/09 14:02
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出世八五郎
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超面白い!というレビューはつまらないが、本書は面白い!超が付くほど面白い!著者をチェックしていたが、長い間、放置してしまった。既に新潮文庫版があるらしいが、この単行本の姿形の方が好きだ。私の場合、読書習慣は歴史小説の司馬遼太郎から始まった。司馬作品では大名など歴史人物を語る。本書は無名の市井の人々を取り上げる。そこにも司馬小説に劣らない活力がある。現代の価値観でWW2の出来事を裁いてはいけないという。それは室町戦国にも適用される。それが摩訶不思議な価値観として。温故知新…伊達の分国法など学ぶものも多数。
出世八五郎

読了後、感慨に浸る。違う。考えた。ものを見る眼が変わりつつあるのか、価値観というものが絶対ではないし時代のそれに影響されもする。そんな中で思い込みと偏見で全てを知った気になる過ちは勿体なくつまらない。嫌いなものは嫌いだけど、あまりにも室町戦国は違い過ぎる。嗚呼おもろかった。

09/09 22:06
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まさ
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清水さんの解説はやっぱりおもしろい。読みながら知識を得て、さらに探究心を湧かせてもらえる。中世の人たちも理不尽な時代をハードボイルドに、そして楽しさを見つけて生きているのだ。往時から現代を学ぶのも楽しい。
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たかぴ
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湯起請の無茶な道理、人身売買の安さ、神社仏閣での落書きの男性の同性愛の多さとかネタが多かった。コレを嫌悪感をあまり出さずに面白く描けるのは才だろうな。
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がらくたどん
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「中世人がわからん」と取り敢えず購入してみた本。こちらも一般誌連載の再編で中世人のメンタリティーが史料を挙げてかなり平易に解説されておりとても面白いのだが中世初心者には史料そのものに馴染みがない。読書家様に近刊の『室町ワンダーランド』をまずとお勧め頂いて大まかな中世イメージの土台の上に乗っけて読んで正解。年貢米を計る枡の話が面白かった。暮らしに直結する単位なのでそこは公平にと思うが、荘園によって枡サイズがバラバラだった記録が残っている。ちょうど地域ごとの最低賃金が発表されたばかり。中世は遠いのか近いのか♪
がらくたどん

たまさん、ありがとうございます。ご助言通り『ワンダーランド』で頭を中世モードにしてから読んで正解でした♪あれ、やっぱり咥え煙草ですよね?これを読むと徳川の天下統一ってすごい力技だったんだなと思います。江戸初期って外様いじめ酷すぎではと思ってきましたが、地方ほど中世人メンタルが残っているわけで、怖かったでしょうね。ちょっと中世が癖になりそうです( *´艸`)

08/31 10:54
がらくたどん

えにさん、ありがとうございます。そして、おお~、中世にもお強い!頼もしいです♪そうそう、平場に普及した習慣で中世由来って結構あるみたいですよ。これは『室町ワンダーランド』の方のネタですが、往年の任侠映画で目にした血判状・盃事・指詰めなんぞも室町の誓約神事由来だとか(笑)なんとなく容易には隷属しない人たちのエネルギーを感じる読書でした(*^_^*)

08/31 11:14
8件のコメントを全て見る
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たんたん
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210.4 新刊が出てたのでついでに借りてみた。読んでる間、脳内で鎌倉STYLE(BGM)が流れてた。(鎌倉殿ももうちょっと真面目に毎週観ればよかったなぁ)
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おっとっと星
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結構衝撃的だった。平等、人権、共通の法律、そういった概念のない時代、何をしてでも自力救済するしか生き延びることのできなかった大変な時代、先祖は大変な思いをしながら、たくましく生きていたんだなあと思った。弱肉強食の半ば無法地帯の中でも、絆を結んで、協力し合って、筋を通して。 最近、映画のMadMax, Furiosa を観てきたが、あの壮絶な世界とどこか似ている匂いがする。あそこまで酷くはないけど。自分なんか、3日ともたない気がする。
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SAKU
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ネタバレ これは面白い。タイトルどおり、室町時代のハードボイルドで、現代人からみるとハチャメチャな室町の人、習俗を描く一冊。将軍家の力が弱体化し、民衆が自由にのさばる室町時代。海賊の無差別殺人、血で血を洗う農民同士の戦争、統一されてない枡、人身売買に対する認識、不倫、人質、切腹、落書き、呪い、ありとあらゆることが、現代から見たら信じられないことばかり。安全な所から、ハチャメチャな時代を見ている感じがして面白かった。また、民衆目線の日本史というのも新鮮味があった。室町のことを色々と調べたみたい。
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白隠禅師ファン
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近江国のムラの150年に渡る抗争、鎌倉殿でも話題になった「うわなり打ち」、日本が信仰・呪術の観念から合理主義に移行していく話が特に惹かれました。ヤマザキマリさんとの対談での、ヤマザキさんの「SNSは刀に近い」という発言に納得。中世人と現代日本人は根底にある本質は一緒なんですよね。数百年経っても変わっていない。
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english tea
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高校生の時にはあまり室町時代について詳しく学ばなかったしあまり興味もなかったのです。アナーキーという言葉に惹かれて手に取ってみました。政争ではなく庶民の姿がわかって面白かったです。やっぱりその時代を生きた人を学ぶっておもしろい。
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TOMIKA306
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室町時代の人々の価値観を、いろいろな逸話を挙げながら軽快な筆致で紹介してくださっています。武将の名前を知らなくても全然大丈夫。面白かったです。こういう先生に歴史を習っていたら歴女になってたかもしれないなぁ〜。
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かやは
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今年の健診のお供本。胃カメラの直前に切腹のくだりを読むw▽アナーキーと言うよりも、それぞれの理屈が強すぎるという印象。▽今とは違いマスメディアなんてないから、土地が違うと話言葉も違うため、今から想像するよりも「俺たちとあいつら」が強くなってたんじゃないかと想像。▽タイムスクープハンターで台詞がぜんぶ当時の言葉で下に現代語の字幕が出てたのを「悪乗り」で済ましてて草w悪乗りに感謝ですよ感謝。
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たけとり
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ネタバレ図書館本。面白かった。本屋で見かけた「世界の辺境とハードボイルド室町時代」や「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」と混じっていたのだけど、こっちはちゃんと図書館にあったよヤッタネ。中世(源平合戦頃〜安土桃山まで)の民衆の暮らしや当時の常識、風習を分かりやすく説明した本。名前に見覚えあると思っていたら「耳削ぎの日本史」の人だったか…。本文にあったNHKのバラエティって「日本人のおなまえ」かな? 観てた覚えがあるな…って検索したら、ズバリその回が出てきた…w
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身
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同じ日本人とはいえ数百年時代が違うと価値観や善悪の基準が異なる事を痛感させられる一方、落書きに好きな人のことを書いたり浮気相手に嫉妬して家を襲撃したりする当時の人の感情に共感も持てる。 でも室町にタイムスリップしたくはないかな
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こばまり
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今年の大河ドラマも夢中で観ている。斯くも中世に興味が持てるとは数年前なら思いも寄らなかった。間違いなく著者は貢献者の一人だ。今回も荘園のあり様など目から鱗。高校生の頃にこんな風に教えてくれる先生が居たら、私の偏差値も変わっていたろう。
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さとまる
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現代の価値観の中で生きる私たちにとっては、とても信じられないような自力救済の価値観で生きる中世の人たちの生き様を紹介している。しかし彼らには彼らなりのロジックがあり、その価値観の元に行動していたということを忘れてはならない。「多様性」が重視される社会になりつつあるからこそ、自分たちと異なる価値観を理解することは必要であり、中世はそのトレーニングになると著者もあとがきで述べている。
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Ryoko
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興味をひくタイトル、表紙図だけど内容は難しく面白くない、いう失敗をたくさんしてきたけど、これは期待を裏切らない面白さ。室町時代の黒い部分、あまり広まっていない習慣などを知ることがで来てワクワクした。室町時代の人達をグッと身近に感じることができる。特に印象に残っているのは、この時代の女性は正座はしなくて、片膝立ちだったという事。ちょっとお行儀が悪いようなスタイルだけど、その当時はこれが普通だったと。やっぱり歴史は面白い。
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たっぱマシュマロン
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時代によって価値観ご変わるのは当たり前だが、それにしても現代とは違い過ぎてアナーキーでおもしろかった。男は女が浮気したら女を怒るもので、女は相手の女を恨むと思うなぁ。脳の構造うんぬんでなく、そういうものだと思ってたよ。
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cinnamon
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戦国武将の話とかもうお腹いっぱいなのよね。 百姓の話とか琵琶湖のムラの合戦記とか、庶民の話は現代の自分と地続きのように思えてとても興味深い。歴史には名を残さなかった人々の声が聞こえるよう。
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Uz あなぐま
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表紙カバーや構成は気軽に読める雰囲気になっているが、本格的というか興味深い研究成果が紹介されている。個人的には室町期以前の時代を扱った本に面白いものが増えてきて、中世の無名の人々の姿が以前よりも高解像度で想像することができるようになったなと感じる。無秩序に思える行動もルール無用だったわけではなく、彼らなりの現代とは異なるルールに従っていたと考えると見え方も変わる。常識や道徳を含めて広く共有されるような日本人という集団のイメージも変わり続けるのだろう、と考えるのものまた面白い。
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ヤマ
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ネタバレネットの無料お試し読みで部分的に再読。琵琶湖の海賊、うわなり打ち、人身売買、中世における呪い。どのエピソードも興味深い。文庫版が出てることを知ったので欲しい。
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nonbiri nonta
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中世の専門家清水先生がまた面白い本を出してくれました。 神や呪いを信じ畏れた古代から合理性を得て行動する中世人の姿を文献を根拠に鮮やかに描き出してくださってます。 古文書とかを原文で読めたらカッコいいよなぁ、と思ってしまいますよね。相当勉強が必要なんだろうな。
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ちゅるふ
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一休宗純師のいたころだなぁ。バイオレンスやなぁ。
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ふぃすか
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ハードボイルドっつーか、これ武侠小説の世界だ…。きっと室町に生きる人なら江湖に生きる人たちに感情移入できるに違いない。うわなり討ちだって呂后のこととか思えば、ねぇ(怖) こんなカオスな世界でも社会は回っていくんだなー。それでもそれなりに秩序はあるし法もある。ただそれが一元的じゃなくて各コミュニティごとのもので、譲歩とかつゆほども考えない上に実力行使も辞さないメンタリティだからこうなっちゃうだけで。国際社会にまで敷衍できそうな感じがする。我成すことは正義なり、と言ったところで相手もそう思ってるわけです。
ふぃすか

読んだのは文庫版(間違えた…)

02/25 18:22
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くろぶち
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ネタバレ日本史の脇道を散歩しているようでした。
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koppepantaro
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びわ湖の北でムラvsムラの150年戦争勃発、その全貌を克明に記録した古文書から浮かび上がる、溢れる躍動感が眩しい御百姓たち…。虹を追いかけ、寺社に落書き、誰もが誰もに憚ることなく己の言葉をぶつけられたであろうその時代を、信仰と呪術が彩った。同時にそれらが最後に瞬いた時代でもある。荒々しい中世の話を読みながらつくづく感じたのは、江戸時代以降の慎ましさ、階層のヒエラルキーに縛り留められた人々の無力さだった。私たちの知らない私たちがいた中世を知ることで、心なしか出来そうに思えることが増える…かもしれない?
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ほととぎす@nekohototogisu
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室町時代のトラブルや庶民の生活、意識、信仰等が面白く、専門知識無しでも楽しく読めた。同じ人間として本質的に変わらない部分と、時代の違い環境の違いで想像を越える部分があり、単純な決めつけをせずに、歴史に向き合わないといけないんだろうな。 固い事言わずとも、痛快な読み物でした。
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Kazuyuki Koishikawa
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もっとさつばつとした暴力の世界の話だけと思ったら、中世の人の普通の思考の話とかそういう話もあった。
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funkypunkyempty
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★★★★☆
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小倉あずき
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タイムスクープハンターの監修をしたことで有名な清水先生。なんとなく磯田先生や呉座先生よりこっちの方が好み。 各階層で特有の法と常識がまかり通り、感覚のせめぎ合いが生じていてなんてややこしい…と感じる一方で、変に規格を統一しなくてもローカルルールで問題なくね?というおおらかはある意味寛容でもある。その共同体以外との意識のすり合わせは大変だけど、それなりに妥協点を探ったりもしている。生き抜くのは大変そうだが読んでいる分には楽しい時代だ。後妻打ちとか月見泥棒とかキャッチーに見えて奥深い習俗についての説明もあり
樋口佳之

タイムスクープハンターの監修者だったのですね。ありがとうございました。

11/23 10:05
小倉あずき

>樋口さん タイムスクープハンターは戦国〜江戸時代あたりのレポートが多かった気がしますが、ご専門が中世とは意外でした。 荒々しいといえば戦国というイメージがありましたが中世の方がかなり過激ですね…

11/27 20:28
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美登→引越し中
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日本史上、もっともハードボイルドな室町時代をもっとリアルに楽しめる歴史書。おもしろいエピソード満載だけれど、心に残ったのは、今とは異なるモラル、どんな悪口が極悪と思われていたのか、いわゆるエロ落書きとお寺の瓦にひっそりと残されていた亡き恋人を想う落書き、など。また夫の浮気相手の女性に対して行われるうわなり打ちという破壊行為の習俗の話に、北条政子が亀の前にした行為が、特段珍しいものでなかったのを知る。室町時代の我々の祖先の日常をおもしろおかしく、でも真面目に論ずる、歴史が苦手な人も楽しめる一冊。
AN

面白そうですね、いただいていきます😊

12/23 19:57
美登→引越し中

ANさん、ぜひぜひ!読まれたときの感想を楽しみにしています!

12/25 12:01
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室町は今日もハードボイルド: 日本中世のアナーキーな世界評価77感想・レビュー248