読書メーター KADOKAWA Group

ヒトの壁 (新潮新書)

感想・レビュー
162

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
にー
新着
養老先生の在り方は、カッコよくて素敵だなといつも感じる。周囲にこんな素敵な大人がいないので、本であっても有難い。
0255文字
陽之理
新着
みんなが考えていることだからバカの壁がこれほど読まれたのだろう、という自己分析が流石ですね。
0255文字
おかゆ
新着
イチローに続きなんだけれども、先生もヒトだなぁと思う。
0255文字
キジネコ
新着
亡くなった猫のまるが範であったなあ…としみじみ語る先生自身も心筋梗塞で危うかったとの事。世間をコロナに右往左往する最中に「つれづれなるまゝに、日くらし、硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」ちょっと違うけど こんな感じで話が続く。猫も19年も生きれば そろそろ喋り始めたんじゃないでしょうか?ねえ先生。話題はウイルスから安楽死、Aiに中国。ほーって思ったのは、消えない記憶は背負うべき背後霊だと仰る先生。まるに倣って居心地の良い場所を探しましょう。
ジム

養老さんに猫がいたことは知っていたけど、19年も生きたんだねー。「猫が範であった」っていうのはわかる😳

01/24 21:10
キジネコ

最近は 特に猫のまるさん化が進んでおられるとか… 虫と解剖の事しか分からないから絶対に大丈夫か?と云われると自信がないから その心算で聞いてくださいって(^^; この緩さ加減が 良いのです。でも読んでて 「そうかもしれん」って思う事が沢山あります。

01/24 21:58
0255文字
たどまる
新着
壁シリーズ、お年を召してなんだか自分語りが多いような。もう引退世代だよなぁという内容でした。理解と解釈の違いについてはなるほどという感じでしたが。
0255文字
ウブド
新着
4「人生とはそんなもの」8「ヒト、猫を飼う」章が印象に残った。特に8章は我が家の猫もスコティシュホールドで同じ猫種ということもあり、親しみを感じた。猫が日々の生活に彩りを与えてくれる存在であることを実感し、いずれ訪れる寿命を思い看取る心構えについて考えた。
0255文字
中島直人
新着
読了。読んでて、ほっと出来る、安心して読める本。
0255文字
おせきはん
新着
ネタバレ全体的に取り留めなく、幅広い話題に触れられていましたが、日中友好が困難な原因は、自然の中に人間があると感じる日本人と、人間を中心に考える中国人の認識の違いにあるとする解説は、これまで気づかなかった視点でした。飼い猫だった、まるへの温かい思いの溢れた文章は心に沁みました。
0255文字
Yumi
新着
最近養老先生づいている。あまり強い印象は受けなかったが、蝉の声のところで「そうそう」と思った。うちの地元もミンミンゼミは少なくて、アブラゼミかクマゼミ。あまり本の内容には関係のないところだが。
0255文字
ただのがみお
新着
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 順番を一つ間違えてこちらを先に読んでしまいました。 今回は(と言っても前巻からですが)書き下ろしですので、考察が緻密に論述されています。
0255文字
とんかつラバー
新着
バカの壁がヒットしたので何番煎じみたいな感じが否めない。具合が悪くなって大嫌いな病院に行って命拾いするけど、肺気腫はあるけどタバコはやめない。けどNetflixを見るから白内障の手術はしとく。さらには自然に人間は合わせるべきって主張してるけど飼い猫を放し飼いにして野鳥や小動物取ってくるのはいい。高名なお方だけど自分を賞賛する取り巻きに囲まれて歳とったらこういう風になるのかーって感じ
ゆいまある

ね。この人なんでこんなに人気あるのかわかんないです。やっていることが矛盾だらけで倫理観がちょっと個性的すぎます。

10/24 12:59
とんかつラバー

「昔は良かった」「最近の若者は駄目」って人に支持されてそう。「九十歳。何がめでたい」でも前日に絶食って言ってるのに当日にもの食べて「桃のひとくちくらいだからいいでしょ!」って受付でゴネるシーンがあってこういう年寄りにだけはなりたくないと思いました。病院嫌うなら絶対来ないで欲しい。病院も他の患者も迷惑

10/24 16:52
3件のコメントを全て見る
0255文字
ひみーり
新着
久々の壁シリーズ、本書は大分とりとめのない感じで書かれていて読みづらかった養老さんも歳を取ったんだな、猫好き。
0255文字
J
新着
養老先生は、本当に沢山の本を読んでいるのだなと感銘を受けた。飼い猫だったマルの話は感動した。
0255文字
たなぼたん
新着
ひさびさの養老先生 人生なるようになる、と楽になる 価値観を醸成に応じて自分で変え、自分なりに持つ。それを自立といい成熟という。 生きること自体に努力が必要になると人は生きることを実感する。 問題→解答ではなく解答→問題を考えることもある 自然をみてだからなんだというものだが、記憶にただただ残ってしまう。 部分をみると全体がぼける。マクロになりすぎると全体は見えない。
0255文字
キナコ
新着
初著者。様々な視点からのヒトとしての考え、価値観は何かを語っている。年上の人とこういった話しはしないからこそ興味がわいた一冊。ヒトという生き物の適応能力の高さが分かる。特に考えさせられたのが安楽死の話。誰のための選択肢なのかを考えると、安楽死も一つだよなぁ…日本文化も踏まえての考察なため、読んでいて流されるままではなく、自分で考えることの重要性が問われていると思った。
0255文字
Tatsuya Kusakabe
新着
養老先生シリーズ、二冊目です。先週に読んだ一冊目(超バカの壁)と比べ、より厭世観や諦観が増したのは、年齢の影響でしょうか。岐阜、東京、岐阜のUターン組として、養老先生の「対物と対人の二つの世界を持て」はシックリきますね。私の仕事(IT技術者)は対物寄りと思っていますが、ITは「ああすればこうなる」の世界だから、先生的には対人寄りなのでしょう。また、コロナで露呈した専門領域の細分化を不確定性原理に、地球温暖化をエントロピーに準えた説明が印象的でした。具体を並べて上手く抽象化できる、典型的な賢人ですね。
0255文字
かなかな
新着
2024年2月29日(木)audiobook。 『ヒトの壁』 何はともあれ自分の人生。 壁シリーズからの本書であれば、 対猫かも知れない。 ちなみに過去から現在に於いてで言えば私は犬派です。
0255文字
ドンベイ
新着
学のあるお方が、飲みながら、とりとめもなく思いつくままに語っているかのような印象を抱きました。猫のお話が染みましたな。
0255文字
猫柳
新着
ネタバレ理解と解釈の違いの考察はとても共感できる。理解と違い解釈は他者との独立であり、責任を負う。これこそ自立の一歩なのかもしれない。著者は過去の失敗で気づいたこととして、効率化された社会において、人の話をじっくり聞く場は非効率と断じてしまう危険性を警告している。また著者は過去において、他者との距離感を間違えることが多かったそうだ。話を二人称関係(あなた、君)で聞くことで信頼関係を得ることができるが、相手に取り憑かれやすくなるとのこと。他者との距離感をどのようにと保つのか、これは我々の永遠の課題かもしれない。
0255文字
桜海老蔵
新着
ネタバレみんなが何の気なしに思っていることを言語化する才能がある人です。特に「なるべくしてなった」という話は納得してしまいます。どうしても我々は「あぁすればこうなる」と社会を構築しがちだという指摘には理屈に囚われている自分の頭の固さに驚きました。これからもブツブツ独り言を言って、良い意味で年を重ねていって欲しい人です。そして、最期のまるとの思い出は読んでいてほっこりさせられました。新しい発見でありながら、無意識に「あっ、自分も思っていたかも。」と再認識させてくれる一冊です。
0255文字
音
新着
ネタバレメモ 唇と頬、乳首は互いに必要で進化してきた!? 亡くなったーが今でも自分の中に居座っている 言葉で多くを説明できない文化圏の人は表情が豊か 猫はスコ 心が柔らかい
0255文字
ねこうさぎ
新着
理解と解釈、あまり考えたことなかったけど、違うよね。猫好きとしては、まると先生の距離感がよくわかる。猫ってそうだよね。
0255文字
Oga
新着
部分を見れば全体がぼやけ、一部を秩序立てれば他の部分に無秩序が発生する。そう考えると、研究分野が細分化され都市で秩序だった生活が営まれていく方向ばかりに進むのにはたしかに違和感を感じた。また現実を統計の数字で捉えることは神の視点であり、それを絶対視せずに現実と直接肌で関わる人間の視点を持つことも忘れないようにしたいと思った。「理想を定義し目指す」傾向が西洋人にあるとしたら、日本人には「しょうがない」「なせばなる」と考える傾向がある、ということに共感し、西洋的な考えに流され過ぎなくても良いと思えた。
0255文字
そらックマ
新着
ネタバレ著者のコロナ過での考えが記されていた。人との感性の違いや、最近の著者の近況が書いてある。基本的に日本人の気質と他国との違いを書いている。気にしすぎないのが一番とも受け取れる。
0255文字
muta
新着
理解は感覚系・解釈は運動系といった内容が難しかったが、AIはアハ体験できない・文化は癒しといった記述から人間のこれからの未来について考えさせられた。あとがきの折り合いなんだから中途半端で当然といった言葉が一番しっくりきた。
0255文字
Oki
新着
今までの著作とはちょっと異なった印象を受けた。 なんか油も抜けて、という感じがする。
0255文字
ひろちゃん
新着
まるのように生きたい。
0255文字
zumi
新着
お友達の池田清彦さんの著書を読み、TVで拝見したりして読んだつもりになっていたけれど、養老先生の本は初めて読んだ。難しいところもあちこちにあり、わたしにはなかなか理解できるところは少なかったように思われるが、全体的には面白かった。例えば、漱石が文学論を勉強をしようとロンドンに留学したが、講義を聞いてもさっぱりわからなかった。が、留学の終わりごろになり「文学論は教えてもらうものではなく自分で作るものだ」と気づく。なるほど!ほかにも自立に関しての個所がどこかにあったような。
0255文字
まるよし
新着
以前の書と比べると取り止めのない印象を受けるが、それでも所々に格言が宿る。要は考え方なんだなぁ。現象をどう捉えるかという解釈側の問題。文中の、この生物は進化の解答集。どんな問題かの方が分からないというのがしっくりきました。
0255文字
ブルーツ・リー
新着
「バカの壁」ほど首尾一貫している感じではなくて、養老先生が感じた事を、毎月の雑誌に置いて表明していたものを1冊の本にまとめただけ、という感じはあった。 タイトルに関しては、バカの壁がめちゃくちゃ売れたため、それにあやかるような形で、実際にはこの本の内容が、人という種族の限界について考えられた書なのかは、疑問も残る。 ただ、エッセイとは言え、養老先生は非常な碩学であるから、一言一言、言葉の重みが違い過ぎる。 日常的に考えたこと、感じた事を書いていくだけで、これだけ深みがある文章がかけるというのは凄まじい事。
0255文字
わさび
新着
ネタバレコロナ流行中の養老先生のさまざまな思いに触れることができる。本筋の内容とはズレるが先生の名前は孟子によることや、三菱商事で仕事していた父親が旧制一高で中島敦と同級生だったことなど印象に残った。最後にまるのことが書かれていたが、役に立つ儲かるかどうかが重視される時代に、なぜこんなにただいるだけの存在に癒しを求める人が多いのか?とあったけど考えてみたい。
0255文字
tak
新着
★★★
0255文字
hitokoto
新着
 養老孟司さん、「バカの壁」は450万部超とか。軽度の肺気腫で糖尿病だけど、病院に行かないから健康だそうです。夜には死ぬという前提で毎日を始めている。「ヒトの壁」、2021.12発行。ウィルスにとっての人体は、ヒトにとっての地球以上になる。部分を見れば全体はぼける。ウィルス目線では、ヒトは大きすぎて見えない。専門家と官僚と政治家、目線の共有が不可能。→さすれば、意見交換はできないのでは? 著者は「こうすれば、こうなる」という意識からの脱却を提議されてますが、私には難しかったです。
hitokoto

コメントとナイス、有難うございます!

07/20 02:00
こかげ

はい、難しいです💦

07/20 15:13
4件のコメントを全て見る
0255文字
たかひー
新着
★★★
0255文字
クル子
新着
(Audible視聴)著者のような諸事を達観できる賢人であっても、晩年にならないと解決あるいは納得できないこともあるのだと知れる。敗戦による心の傷を自分は抑圧してきたことをようやく理解し、他の敗戦により大きく人生に影を落とし続けた人々に思いをはせる著者の心は優しい。自分の人生でわずかな関わりであっても、亡くなられた人が背後霊として自分の中にたまっていくのも、著者の良心とやさしさの表れだろう。物事を多面的に捉えて端的に語る著者の語りは歯切れよく心に響いた。
0255文字
ガクガク
新着
ネタバレ半分くらいはTVで大リーグ観戦しながら読了。「理性に従って構築された世界は、私にはまったく面白くない」。解剖学を研究し、昆虫採集を趣味として、ネコのまるに教えられた養老先生。私も同感です。普段「ああすれば、こうなる」という社会に生きていると、「なるべくしてなる」「なるようになる」というのを忘れたり、なおざりにしがちなんだなと思う。ヒトがAIに似てくるというのは本当に怖いことだ。ヒトゲノムの機能も大半がわからないというし。人間の「理解」が正しいのか、勝手な「解釈」で生きるしかないのか、わが家のネコに聞こう。
なつ

ガクガクさん、実家の両親も大リーグ観戦に夢中ですw AIと共生する時代になって、「信じる」という行為についてよく考えるようになりました。AI以前からある「信」という字は、「人」と「言」で構成されていることが最近特に面白いと感じます。自分の判断の拠り所をどこに置くのが最適なのか。自身の五感やセンス、そしてバランス感覚を磨くことが大切だなと感じます。養老先生の本を読むと、人間って変な生き物だなと感じて面白いです😆

05/21 09:33
ガクガク

なつさん、おはようございます。大リーグと言っても大谷さんの応援だけですが。AIはヒトじゃないから信用できない(笑)。バーチャルというのも好きじゃない。やっぱり山は自分の足で登らないとね。そして「自分でさえ信用ならない」ことを自覚しなければ・・・。やはりもの言わぬネコに学ぶことは多いようです。

05/21 09:59
5件のコメントを全て見る
0255文字
えってる
新着
コロナ禍の中書かれたのでそれ関連のことが多く書かれている。人間は元々不要不急らしい。 安楽死について安楽死をさせる側も相当精神的な苦痛ということは考えてもみなかった。養老先生はそれと同じ意味で死刑も廃止すべきだというお考えらしい。
0255文字
三浦郁子
新着
理解と解釈は違うという話が興味深かった。言われてみればそうだ。理解というのは、答えがすとんと入ってくるもので、解釈は答えを作り出すものと言っていいだろう。人が人を理解することは難しく、誰かの言動について、その意図を探る作業=解釈だと言える。解釈は常に意味と抱き合わせであり、勝手な解釈であっても、とりあえずはそれなりの意味を与えていることになる。哲学には解釈はあっても理解はないらしい。正解がないからだろうと著者は解釈している。ややこしいけど、わかるなぁ。
0255文字
jackbdc
新着
ネタバレ著者の世界観がなんか心地良い。私たちの社会に妄想と現実のギャップを描く。主張自体は多くの人が思っていることなんだろうけれど、豊富な知識と文章力という技術ではなく、老成した著者の人間性によって、読者への伝播力が違うのかなと感じた。知識人としての傲慢さを感じない。東洋的な謙虚さが滲むような表現力が不思議。自然と人工物、歴史と現代、自分と他人という二項対立において謙虚な立ち位置を採るのだが、科学的知識のみならず、自省的なエピソードを交えてユーモラスに表現する筆力、人間力が凄い。こうした表現力は一つの到達点だな。
0255文字
らいむ
新着
ネタバレ養老先生のコロナ禍で書かれた最新作。 そのせいなのか、これまでの作品の中でも、ちょっと難しい内容だった。 コロナ禍の後に、「対人ではなく対物の仕事をする傾向が育てばいい」という視点に共感した。 また「ヒトがAIに似てきた」ならば、人間は形としては存在していても、もう無用なものになってしまうのか。恐ろしい。 まるのこともちょっぴり。 時間を置いてから、また読み直したい一冊。
0255文字
全162件中 1-40 件を表示
ヒトの壁 (新潮新書)評価64感想・レビュー162