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ホーンテッド・キャンパス だんだんおうちが遠くなる (角川ホラー文庫)

感想・レビュー
108

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ちかぽん
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年末年始と大雪に見舞われた町と、オカルト研に依頼された事件の数々。 何かを乗り越えていかなければ強く生きられないけれど、何も見なかったふり、聞こえなかったふりは心に後悔を生む。 森司とこよみの仲も深まっている様子
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浅海
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ネタバレ再読。なんでサブタイトルが「だんだんおうちが遠くなる」なんだろうと思ってたけど、最後の森司の言葉がキーワードか。大人になるまで家族仲も良く、金銭的な苦労もなく生きて来られた人にとっては「おうち」は心安らげるホームの象徴だけど、今回のお話は生い立ちだったり家庭環境に何か抱えるものがあり、安心の象徴としての「おうち」から遠いところにいるお話だった。 生きている人間が一番怖い。四谷怪談異考の紫乃譜の背景を思うと彼女の行いだけを責められないが…弱かったからこそ足掻いて手に入れたモノが逆に別の誰かを苦しめる。
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クルミ
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タレント占い師として名をはせていた如月は「自宅でいつも自分が死んでいる」と言う。マンションのドアから覗く祖母の霊。劇団公演「四谷怪談異考」を襲う祟。四谷怪談異考が一番怖かった。どれもこれも人間が一番怖い。
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ゆーき
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ネタバレ幽霊も怖いけれど、やっぱり人間も怖いと思わせてくれる巻でした。 慌ただしいクリスマスが終わったと思ったら、慌ただしい年末年始ですねえ。 こよみと森司、親公認で端から見ても恋人同士にしか見えなくて本人たちが嫌がっていないなら、もうそれは付き合っているのでは? もうそろそろ、森司が勇気を出して、こよみに告白しても良いんじゃないかなあ。
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ヌーン
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ニンゲン、コワイ… 当たり前ですけどね ニンゲンは未熟で、脆くて、すぐに道を踏み外す その綿々と続いた歴史の上に、少しでもより良いものになるように、泣く人が少なくなるように、法律も私達も頑張っているわけです 1度目に読んだときは、四谷怪談のインパクトが強すぎたせいで、他の話が吹っ飛んじゃったんですど、1話目の死んでいる自分の姿を見る話だってめっちゃ怖かったし、2話目の死んだ人が自宅でものいいたげに佇む話だって、真相含めてめっちゃ怖い話なわけです 入り組んだストーリー、でも結局はニンゲン、コワイ…
ヌーン

私の実家は今はもう誰も住んでいないんですが、そこに亡くなった私の父が立っているのを甥っ子が見たそうで、まあ諸々の事情で早く死んだ父も、未練もあるわな…好きだけ残像がいてもいいですよ、誰もいないけどね 本体は成仏したと信じています そんなねちっこい人ではないもの、あれは思いの切れっ端なんだと思います

07/20 02:59
0255文字
大阪魂
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ネタバレシリーズ第19弾!今回のホラーも結局怖いのは人間ってオチやったわー!「水晶の飾り窓」は元占い師の子供のころ家を訪れた「魔」があけろあけろあけろでブルったけど元々はひどい男のせい…「だいすきな祖父母」は霊がメインやけどこれもひどい女が根元、「四谷怪談異考」なんかほんま伊右衛門みたいな「悪」とDV、虐待がベースやったからねー!でもどれも人間関係がややこしくて読みづらさあったかなー…四谷怪談の勉強にはなったけど!森司とこよみ、まだまだジリジリやけどだいぶ近づいてきたしそろそろこのシリーズも終わり近い雰囲気も?
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きぃ✬
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ネタバレ逆恨みの危険性は考えるけどそこはやりようがあると思うし、その惨状を放っておく理由にならない。さらに事態が悪化するリスクを背負いながらも懸命に頭を働かせて隙をつき何度も助けを求めているのに、投げ返すって……。生きている人間のこの行為は、作中に出てくる『四谷怪談』なんて吹き飛ぶ恐ろしさだった。
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Mie Tange
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シリーズ19作目。 有名な元占い師の身に起こる怪奇現象、 視る人によって表情が変わる祖父母の霊、 劇団「箱庭座」で起こる怪事件。 惜しいトコまでいった恋(下?)心… ホラーそっちのけで 2人の今後が気になっちゃうわ!(笑)
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にゃんころ
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四谷怪談は本当にうっすらしか内容知らなくて、お岩さんとクズの旦那がワチャワチャみたいな。ちゃんとした話を知れたのが面白かったな。って作品と関係ない感想になりましたw
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ちゃんまる
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ホーンテッドキャンパスシリーズ19弾 kindle版
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ゆうひ
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Kindle Unlimited。クリスマスの後日から年始にかけて。読んでるときはめちゃおもしろいけどすぐ忘れちゃう。
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今日子
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ネタバレ《2023年119冊目》今回の3話も後味の悪いラストばかり。旧家で飼われている人外は詳しく語られていないが、黒沼家にもなにか居るのだろうか?森司ではないが、こよみの「ぱんち」は反則だと思う。
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Hiroshi Shimizu
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今回は、霊の恐ろしさというより、人そのものの恐ろしさが主題だった感じですかね。 新潟の雪も怖いw シリーズの前後やどれが最新かわからなくなっちゃうので、題名にナンバリングが欲しいですね。
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Penguin
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【図】
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いぼいのしし
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シリーズ19。相変わらず霊より人間がこわい。四谷怪談はざっくりしか知らなかったのでおもしろかった。豪雪地帯は冬は大変そうだなぁ。
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Yusuke Kitada
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幽霊の恐ろしさというより、人間の恐ろしさを感じた。
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流花
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ネタバレ第19弾。プロローグ森司は今年の年越しは孤独に過ごすことに決めていましたがオカ研メンバーから召集がかかります。大雪が心配される中、おうちの中にまつわる事態に巻き込まれていきます。森司はこよみちゃんに会うために約束したネクタイ選びなど一緒に下見します。また、雪かきでこよみちゃんの家に駆けつけたり活躍します。町内会長と何話したか気になる。今回の共通するテーマは、おうちの外からは気付きにくい助けを求めても助けられず自力で生きてきた人の執念が感じられました。「四谷怪談」の本当の話も書かれています。
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よっしー
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恋人たちにとって大切なクリスマスや年末年始のはずが、ここでもオカ研に事件が持ち込まれるのですね。人の業は深かった…と思えるような事件が続き、中々にしんどくなった話でもありました。そんな中、森司とこよみの焦れったくも初々しい関係にほっこりさせてもらいました。もう、このままの二人でいてほしいです(笑 後は…四谷怪談読んでみようかな。タイトルだけで話の内容は知らなかったですし。でも、怖いなら考えもの…。う~ん、悩みます!!
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ソルト
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ネタバレシリーズ19。年末を過ごす森司にオカ研から召集の連絡がきて…。元タレント占い師や劇団員、更に同じく雪大生から怪異についての相談が舞い込む。『四谷怪談異考』では劇団員の石渡が怖かったな…。毎度のことながら部長のお話は詳しくて面白い。大雪でこよみからヘルプのメッセージにより雪かきに参上した森司。両親がいるもののこよみと同じ屋根の下でどぎまぎする彼だったがそこはお決まりで中断。いい方向で進んでいるから今後も楽しみだ。
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真人間
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相変わらず、主人公たちはラブコメなのに、事件では人間の恐ろしさを描いている。
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界烏
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熟練のイヤミス・オカルトサスペンス、薬味にラブコメ第19弾です。聖夜決戦篇な劇場版みたいな前作から間が空いて読書。波長の違い、サイコメトリー、催眠術、安楽椅子探偵と玄人感が漂う。中編で社会派どろどろ、過去現在更に複数の事件を盛り込む職人技に脱帽。いつも憂鬱な気分になるのに読んでしまう魔力。雪下ろしのどさくさでこよみ家に泊ることになった森司。チャンスチャンスチャンス(空しい煽り)……奥手の二人に何も起きるはずがなく、先に籍入れた方がはやいと部員たちに冷やかされるのだった。こよみぱんち、くぅ……。おすすめ
界烏

四谷怪談異考……神社参りを怠った劇団に起きた死と祟り。こちらでも過去と現在更に複数人にまたがった怪事件を中編の尺で解き明かす玄人はだしのオカ研。栗本薫先生の「魔界水滸伝」阿部先生ばりの饒舌で、南北オリジナルの四谷怪談をふまえた講釈を披露する黒沼部長。ひゅーどろどろ。

10/15 23:55
界烏

306p「あなたも、昔の箱守さんと同じだ、“攻撃者との同一化”ーー。自分がかつて乗りこえたことを、克服できない、うまくうやり過ごせない、耐えてはいけない者を無能と感じる。自業自得だと感じてしまう。彼らに寄り添うのではなく加害者側にまわることで、いまある自分を誇り、自尊心を取りもどそうとする」「生き残りたかったら、もっとうまく立ちまわればいいのよ。わたしはそうしてきた。這いつくばってでも生きのびてきた。弱いのが悪いのよ。弱ければ死ぬ。それだけのことじゃない」ーー三話とも社会の闇で心が複雑骨折しそうです。

10/15 23:57
3件のコメントを全て見る
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ERIE
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ネタバレオカ研、ハードスケジュール!! 前巻がクリスマスでこの巻が年末年始……オカ研は年中無休なんすか…。 幽霊も実は盆みたいに正月に帰ってきてるのかしらね? この巻の幽霊達は現在の事件と繋がってて…みんな年始から切ない気持ちになっただろうね…。 一方、恋についてはなーんか森司が策士なところ出してきた。ネクタイでボディタッチといい男になるよアピール。 もうそんなのしないで、好きだって書き初めで書いちゃいなよ…。頼むから3年生になる前にしっかりくっついておくれ~!!!
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マコト
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ネタバレ第一話、強烈なキャラクターになんともマイペースなお祖母さんと思ったけれど、認知症だったと言われればなるほど納得。 第三話、四谷怪談が長年語り継がれるのはいつの世も伊右衛門のような「まるであいつみたい」なワルがいたり、お岩に類する女性たちの影を四谷怪談に見出すからだという部長の話が面白かった。 森司とこよみちゃんの仲ももうこれ付き合ってるんじゃないのという感じで、「お空がきれい」とつぶやくこよみちゃん可愛い。
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wcibn?
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相変わらず、内容のドロドロ加減と二人のピュアさとの高低差が著しいですが、まだまだこのままの関係でお願いします。3点。
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まひはる
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八神は、アパートの自室でとぐろを巻き、孤独な年越しを決めていた。例のクリスマスイブから数日たち、その騒動でなくしてしまったネクタイをこよみと買いに行く約束をしていたのだが、大雪の心配があった。こんな日は家にずっといたい――と思っていたその時、雪大オカ研のメンバーから召集のLINEが入った。今回の依頼主は、かつてタレント占い師として名をはせていた如月妃映こと蒔苗紀枝だった。その奇怪な相談内容は、「自宅でいつも、自分が死んでいる――」というものだった。大雪の降る中、オカ研メンバーの推理が冴えるシリーズ19弾。
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もけ
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なるほど、今回はある意味、家ホラー的ラインナップだったわけか。怪異だろうが現実的な脅威だろうが、家は逃げ場がないのが嫌だな。森司同様、お家がいちばんな人間としては、家はすべからく安らげる場であってほしいものだ…。ところで今回、依頼内容よりも印象に残ったのは雪国の大変さなんだけど、いやさぁ…灘家の危機に駆けつける森司君、もう完全に婿じゃんね?町内会会長とかどマイナーな外野にまで面白がられてる公認ぶりよ。あと安定の飯テロだが、オカ研の魅惑のお菓子より、森司の貧乏学生アレンジ飯に食欲を刺激されるのはなぜなのか。
かさお

もはやホラーそっちのけで、外堀埋められる様子にニマニマしちゃいますね☺️はよ婿養子に行っちゃえ、世界と灘家と町内の平和のために😁

08/09 21:23
もけ

付き合ってないだけで、結婚してないだけで、概念的には既に婿です。永遠にネクタイ選んでるといいですよね(笑)

08/09 21:30
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苺猫
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ネタバレシリーズ19作目。全体的に幽霊の怖さよりも人の方が怖かった。第一話の真相は結構重く感じた。第二話は、冒頭の森司が食べていた明太子バター餅が美味しそうで食べたくなった。結局百々畝家は、何を飼っているんだろう。謎の儀式も怖い。第三話は『東海道四谷怪談』の蘊蓄があって、お岩さんしか知らなかったので勉強になった。クズ男·伊右衛門の話だったんだ。"攻撃者との同一化"を平然と正当化している紫乃譜も怖いけど、見て見ぬふりをする社会の闇も怖い。合間で可愛らしいカップル感出してるけど、付き合ってない二人に癒されながら読了。
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かたつむり
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ネタバレ第19巻 DVに児童虐待。知っていて知らん顔する隣人達。やっぱり一番ホラーなのは人間。四谷怪談の詳しい蘊蓄で、三つの話が入り組んでいることを初めて知った。ホラーは基本読まないからね。4.244
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香
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ネタバレ一話目、十二月初旬に対応してる依頼なのに、なぜクリスマスイブ後のお買い物デートに時間軸が飛ぶの?読み間違いかと何度も読み返したけど、話の前後が繋がらない。十二月初旬に依頼が入ってから約一ヶ月宙ぶらりんからの年末だし、なぜ初めて依頼者宅を訪問したあとネクタイ選びに行くの?おかしくない?電子書籍で読んだんだけど、誤植?本自体は安定の面白さだったけど、ここだけ引っ掛かってモヤモヤする。森司とこよみはもう夫婦でいいと思う(笑)
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アノニマス
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ネタバレ四谷怪談の劇団の不祥事が多すぎて、これから続けていけるのかな…?こよみちゃんが雪かきで森司を頼ったりしていて、二人の仲は進展はしているのだなぁと思いました。
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月狐
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ネタバレ【図書館本】年末年始、冬季休みのオカ研ですが、依頼は休んでくれませんでした。毎年の事ですね(笑) 今回はそれほど怖い感じのものはなく割りと安心して、依頼も、こよみと森司の初々しさも堪能できました。最後の四谷怪談異考はなんとも言えない後味の悪さが残りましたが彼らがいて良かった。森司の無自覚発言オチが癒しでした(笑)
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ぽに
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ネタバレシリーズ19作目。今回は最後の四谷怪談の話が後味悪かったなぁ。霊というより人間の不気味さというか。でも毎回部員や森司、こよみの話で和ませてくれるから良い。本当にこの二人なら結婚してしまってからオタオタと初々しい交際を始めるのも有り得そう(笑)
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瀬音村
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シリーズ第19巻!そんなに続いてるのか…。そして未だに付き合っていない森司とこよみ。かわいい。
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ココノビエガク
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ネタバレメモ 死体となった自分を見る、元インチキ霊能力者の話。 隙間から覗く祖父母。見た人によって、笑っていたり怒っていたりする話。 四谷怪談の上演を間近に控える劇団員達の話。
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あっちゃん
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今回の幽霊達は悪意があまり無いタイプが多くて深夜読書でもある程度安心(笑)それにしても、このカップルにはニヤニヤ笑いが止まらないなぁ( ̄▽ ̄)
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熊童子
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今回まで見てきてふと、部長は長ずると人当たりの良い京極堂のような人になっていくのかもしれないと思った。それはそれでスピンオフ的な感じでいつか読めたらいいなぁと思う。今回のラブコメパートはお父さんのファインプレー。あんなパンチされたらもうお手上げです。しかしぎっくり腰は安静にしてたら悪化すると思うので、痛み止め飲んで動かした方がいい。あくまで経験則ですが。
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マカ
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シリーズ第19弾。相変わらず生きてる人間が1番怖い。『攻撃者との同一化』だなんてあるんだな。それにしてもいつまで付き合ってないと言うつもりか。あれで付き合ってないならなんなんだ?ホントいっそのこと結婚してしまえばいい。この関係の進まなさもある意味怖いわ(笑)
0255文字
mo
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ネタバレ特に何も考えなくともすらすら読めるから好き。だいぶ進んだ…?しんじとこよみちゃんは、いつになったら付き合うんだろうとまだまだもだしてるけど!!! 幽霊、心霊部分はあまりにサーーーッと読みすぎてあまり記憶にないけど、それがこの本の良さだと思う。来週あたりにもう一回読もうかな。
0255文字
ぱふぱふ
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シリーズ19作目。このシリーズとても面白いのだけれど,こんなに続くなんて。図書館にしておいて良かったー。自分で買っていたら大変だったわ。今回は前回のクリスマスの続きで,年末から年始の話。主人公たちの通う大学が新潟にあるので,豪雪気分が味わえる。そう,豪雪はお話の中だけで十分だ…。今回もオカルト研究会の面々は,身近な怪異現象について相談を受けて解決していく。このシリーズを読むたびに思うのだが,本当に怖いのは幽霊よりも実在の人間だ。怖い,怖い。
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ぽん
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ネタバレシリーズ19作目。帰りたくないと言う意味で、“だんだんおうちが遠くなる”でした。安心できるはずの自宅で起こる怪現象や虐待。そりゃ精神もおかしくなりますわ…。他人の人生と同調することで救われてきた。けれど不法侵入まで犯すとは…。攻撃者との同一化は、身の回りでも良く見られる光景ですね。上司からこう教わったから…それを正当化するパワハラは問題です。ついにこよみ家にお泊まり!(多分夜事件に巻き込まれて泊まってないけど)なにやらいい雰囲気では…?キスでもしそうな空気にニヤニヤがとまりませんでした。頑張れ八神。
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