読書メーター KADOKAWA Group

SFマガジン 2022年 2月号

感想・レビュー
22

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
小林ミノリ
新着
天沢時生氏のショッピング・エクスプロージョン目当てで購入、言葉遊びが過ぎるタイプのサイバーパンクで何故かペンギンのキャラクターのドンキ的な商業施設の成り立ちに詳しくなるし、物語り的にもドン・キホーテだった、自然が滅び残された人々はある商業施設から生成される製品を狩猟採取する捻れた未来社会を構築しその社会の狩猟者の呼び名「貪鬼」と書いてパンサーと読ませるアイデアだけで優勝。
0255文字
lisa
新着
村山早紀「さやかに星はきらめき」第1話/守護天使(イラストレーション/しまざきジョゼ)
0255文字
ふかわ
新着
橋本輝幸による「ホープパンクの誕生――なぜ抵抗が希望なのか」が役に立った。確かにこれからのSFに求められるのはホープ(希望)だと思う。ディストピアのパターンはもうほぼ出尽くしているし、個人的にもそろそろ飽きてきたという感じ。「三体」とか「火星の人」のような、ポジティブになれる話を読みたい。
0255文字
funa1g
新着
ネタバレ新編集長体制第一号。その影響か創作収録多め。読み甲斐があってよかったです。以下は各作品感想。麦原遼「レギュラー・デイズ」、『ハーモニー』をひっくり返したようなアンチ健康ユートピアをやりたかったのかという印象を受けたが、特に何を描きたい話なのかあまりピンとこず。柞刈湯葉「宇宙ラーメン鉄麺皮」ユーモアラーメンSF第二弾。安定の面白さ。ンネディ・オコラフォー「発明の母」未来のAI管理なだけではなく、形態まで変えられるスマートホームがかっこいい。これ結末は、家たちによる代理戦争になるってことでいいんですかね。
funa1g

天沢時生「ショッピング・エクスプロージョン」野放図に拡大し、地上を埋めるドン・キホーテの海の奥へと向かう男たちの活躍を描くサイバーパンク。コテコテのサイバーパンクぶりと舞台に激安の殿堂ドン・キホーテを選ぶチープなセンスがいい感じで混ざっていて、忍殺みたいなノリで楽しめる。尺の関係で冒険パートが短いのが勿体無い。それでも長めだけど、もうちょっと長くてもよかった。柴田勝家「絶滅の作法」現代日本人文化を再現した宇宙人たちの交流を描くユーモアSF。とにかく内容としては軽いが、爽やかで良い。

08/31 00:00
funa1g

村山早紀「さやかに星はきらめき」は新連載。オールドSFといった感じの内容を、優しい筆致でまとめている。読んでいて、書きぶりの柔らかさが心地よく、今後も楽しく読めそう。

08/31 00:01
3件のコメントを全て見る
0255文字
ひょろ
新着
雪風第4部終了。すぐさま第5部が始まるようなので楽しみ。
0255文字
Mr.deep
新着
なんだかてこずってようやく読了。溝口新編集長の門出の企画が苦情で頓挫しての穴埋め特集「未来の文芸」は解説系は総じてゴミ、小説は佳作ぞろいと落差が・・・。それにしても「幻の絶版本」特集読みたかったなあ
0255文字
みやこしあん
新着
【部分的に読了】「絶滅の作法」柴田勝家:人類絶滅後の地球が「事故物件」なのが面白い。寿司を作るのって大変やな。本物だと思えば本物。「幻視百景(第35回)」酉島伝法:相変わらず書き込みがえげつなくて好き。数ページしかないけどインパクト大。
0255文字
=emy=
新着
ネタバレ『宇宙ラーメン鉄麺皮』二等兵のヤンガスキー達がのどか。 『〈不死なるレーニン〉の肖像を描いた女』 『マルドゥック ・アノニマス』法廷でハンター陣営と対峙。ハンター、市長選に補欠で立候補。 『さやかに星はきらめき』穏やかなSF。新連載なのだそうで。ネコビト、イヌビト。 『聖痕人間は自覚しない』ユージン回。ヒノオが動く。 『絶滅の作法』面白い!
0255文字
宇宙猫
新着
特集 未来の文芸:ネタがつきたから無理やりつけたのかな。評論とエッセイは何でもありで、二か月に一冊の本なのに残念。 レギュラー・デイズ/麦原遼:面白いけど馴染めない2 宇宙ラーメン鉄麺皮/柞刈湯葉:いつもの楽しさ 発明の母/ンネディ・オコラフォー3 〈不死なるレーニン〉の肖像を描いた女/坂永雄一1 ショッピング・エクスプロージョン/天沢時生:文句なく楽しかった5 絶滅の作法/柴田勝家:結構好き5
0255文字
junne
新着
「ホープパンク」というムーヴメントがあるらしい
0255文字
やすお
新着
「未来の文芸」という特集であるが、掲載された短編作品がなぜ“未来の文芸”を示すものなのか、その解説が欲しかった。読めば分かるというのであれば、それは私の読解力不足か編集部の説明不足のどちらかである。一方で、エッセーと評論は“未来の文芸”を示していたと思う。注目したのは「ホープパンクの誕生」という評論。「ホープパンク」は2017年に米国の作家が提示した言葉。ホープパンクについて特集してもらえるとうれしい。また、「未来のSFを担う人に:SFへの参加のすすめ」を読んで、若い人のエネルギーをもらった。
0255文字
叡福寺清子
新着
5年後くらいに「お詫びと展望」を読み返して,あぁこの時かぁと思う号であります.事件(そういっていいなら)の事は読者には関係ないこと,と私は思っていてツイタランドで話題になったときも,どっちゃでもえぇがなと傍観していた.面白作品がありゃなんでもええ派なので. サイバーパンク・ドンキは短編で終わらせるにはもったいないスケール感だった.新連載は連作っぽい感じになるのかしら.
0255文字
Pustota
新着
誰も助けてくれない現実をひっくり返すための武器として表れる「ナタ」をネタにした江永泉の評論が面白かった。現実の空気がいかにフィクションの雰囲気に表れているのか。そういう意味では橋本輝幸「ホープパンクの誕生」も響くものがある。無力感はシニシズムを超えて、正しい希望を見せてくれる物語が欲される時代。小説は天沢時生の「ショッピング・エクスプロージョン」が面白かった。某ド○キをモデルにした自己拡張する店舗が登場するが、作品自体がカオスな凝縮陳列のようにネタてんこ盛り。読んでいてとかく楽しかった。
0255文字
槇
新着
■アルカーイダの“カーイダ”はアラビア語で「基盤」「基礎」を意味し、これはアシモフの『ファウンデーション』にちなんでビン=ラーディンが名づけたのだとする説が根強くある。オウム真理教と『ファウンデーション』の関連については、村井秀夫の証言がある。ターミナスをモデルとして、サティアンに科学者や理系の大学院生を集め、文明崩壊後、再建のための知識のいしずえにしようという計画だったらしい。言わば、麻原彰晃はハリ・セルダンを目指していたわけだ。【大森望「大森望の新SF観光局」】
0255文字
埋草甚一(U.J.)
新着
SF界は、文学でなく文芸としてのSFを認識し志向している。 そこには評論あり、論文あり人間の知的活動にかかわるすべてが目指すべきものとして意識される。
0255文字
無重力蜜柑
新着
1ページ目から「お詫びと展望」。くだらねー。新編集長にはトバッチリも良いところだけれども、それでも本当に心底くだらねーと思う。まあ頑張って欲しい。特集「未来の文芸」:若い世代の短編読み切りがたくさん載っていて良かった。せっかく文芸誌という媒体なのだから、幾らでも単行本を出せる大御所の連載ではなくこういうのを載せてほしい。麦原遼「レギュラー・デイズ」:この人の短編は何冊か読んだがアイデアは面白いのに文章が壊滅的に読みにくくて損してる。柞狩湯葉「宇宙ラーメン鉄麺火」:安定して面白い。単行本化してほしい。
無重力蜜柑

柴田勝家「絶滅の作法」:うーん。 特集評論やエッセイは微妙ものが多かった。「往復書簡」がコミュニケーション成り立っていなくて笑ってしまったくらい。それにしても酷いのは李琴峰で、純文学界隈に対する個人的な怨嗟と愚痴を延々と続け、最後に雑に「多様」がどうので特集に合わせたような顔してる。SFの一文字も出てこない。ポリコレ派のアジビラ。本当にそういうところだぞと思う。 村山早紀「さやかに星はきらめき」:新連載。あまり趣味ではない雰囲気。神林長平「戦略的な休日」:四部が完結したのならそろそろ雪風の続きも読もうか。

01/16 14:06
無重力蜜柑

SFコンテスト受賞の二作の冒頭先行掲載は、どうせ単行本ですぐ読むので読んでいない。楽しみ。なんか次回はBL×SF特集らしい。百合SF周りの炎上回避のために立ち上がった企画みたいなもんだと思うけれど、正直もう疲れたよ。BL興味ない以上にかなり苦手なのでどうしたもんかね。ホープパンクがどうのというのもね。世界はどんどん〈生府〉に近づいているのではないかと思う。

01/16 14:10
3件のコメントを全て見る
0255文字
メルキド出版
新着
江永泉「ナタの時代、あるいはデスゲーム的リアリズム」メタ、ネタ、ベタ以降の「サヴァイヴ感」を、セカイ系と日常系を変革して新日常化した先に、「ナタ」(鉈)の暴力批判/自己形成として掘りさげており好感をもった。
0255文字
mirie0908
新着
新連載の村山早紀「さやかに星はきらめき」よかった。続き楽しみ。
0255文字
レガスピ
新着
江永泉「ナタの時代、あるいはデスゲーム的リアリズム」のみ
0255文字
らくだ
新着
とりあえずの「空の園丁」。ラストの長い段落、恐ろしい…。一体この話はどう転ぶのか?遠野暁はまた出てくるんだろうけどどうなるんだろう。あといつきはいい子だ。さああとは「空の園丁」を除く作品を読んでいこう。
0255文字
瀬希瑞 世季子
新着
江永泉「ナタの時代、あるいはデスゲーム的リアリズム」
0255文字
F4ふぁんとむ
新着
なんか、「未来の文芸」というテーマが絞り切れなかった感じであった。
0255文字
全22件中 1-22 件を表示
SFマガジン 2022年 2月号評価100感想・レビュー22