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今日は決算前
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◯ 戦国時代の終盤において、四国を統一した長曾我部元親の長男、長宗我部信親を描いた物語。俊英と謳われたものの秀吉の九州征伐の戸次川の戦いで命を落とした信親、父元親からの過保護とも思える扱いに対する苦悩とそれを跳ね返す程の明るさと努力と活躍を描いている。この著者の物語では良くある事だが、完全無欠の人物として、友との友情物語となっている事については、厳しい戦国の世において現実感に乏しくしっくりこない。しかし、短命に終わったからこそ、そしてその最後が壮絶だったからこそ描けた物語なのかもしれない。【図書館本】
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Fumoh
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長宗我部の未来と謳われた信親だったが、豊臣の凡将・仙石権兵衛によって無謀な戦いを強いられて、戸次川にて命を落とす――。信親を主人公にした、赤神さんの戦国小説です。赤神さんはちょいマイナーな武将をこうやって取材してヒーロー小説に仕立てるのに定評があります。ただフィクションは多めだと思うので、あくまでエンタメとして読むのが吉。しかし、赤神さんの主人公ってだいたいこんな感じのハードボイルド風な「ザ・漢!」になっちゃう。それはどの小説を読んでも同じ。それは戦国小説全体が抜けられないコードのようなものなんですが、
Fumoh

ほかの作品の主人公との違いって何? と聞かれたら、正直「何もありません」と答えるほかない。同一人物が、歴史事情や人間関係に関する設定資料を渡されて役作りしてきましたと言っても別におかしくはない。で、やっぱり元親とか主人公の目上の人って「いいオヤジだけど平凡な男」に作られている。これも同じです。元親がこんな感情任せなセリフ言うかなあ? と疑問符が浮かんでしまう。さすがにこれは元親に失礼。やりたいことはわかるけど、その手法は何にでも使えるわけじゃないし、回数制限がある。もうやり方を変えないといけないでしょう。

06/12 11:35
Fumoh

で、長宗我部ファンの仇敵・仙石秀久なんですが、ちょっとチンピラっぽく描かれ過ぎかなという気がします。仙石は、羽柴軍の与力の中では一番の出世頭でした。もちろん政治勘はなく、ただの戦場の汚れ役ですが、それでも秀吉からはきちんと評価されて信長時代から大名に推薦されています。運だけで成り上がって来たなんていうのは言い過ぎです。もちろん戸次川では大失敗しましたが、家康だって三方ヶ原で大失敗しています。それに仙石は改易された後、小田原征伐で武功をあげて大名に復帰しました。ただの愚将にそんなことができるはずがありません

06/12 12:02
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緑つばめ
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長宗我部元親でも盛親でもなく、信親を描いたもの。松平信康、武田義信、同様に若くして亡くならなければ、その後の歴史はどうなっていたか想像を掻き立てられる人物です
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グランくん
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土豪から土佐一国のみならず、四国全土を収めようとした戦国の英雄、長宗我部元親の長男の信親を描きます。 初陣となった、藤目城の戦いから戸次川で討ち取られるまでが描かれております。 何故、討ち取られなければならないかったをつまびらかにします。
0255文字
chuji
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久喜市立中央図書館の本。2022年12月初版。初出「WEB文蔵」2021年5月号~22年4月号。加筆・修正。四国を統一しつつあった長宗我部元親の嫡男・信親譚。武勇に高く、人間味に溢れる若武者が、二十二歳の時、戦で命を落とす。大友サーガ第七弾・番外編。こんな人間だったらオイラも友になりたい。
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ポチ
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長宗我部元親の期待を一身に担っていた信親とはどんな人物だったのか、ずっと気になっていました。知勇兼備で性格も良く明るく、誰からも好かれた漢。他の作家さんの信親も読みたくなりました。
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みやきよ
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この作家の小説は今の時代にそぐわない程の男としての生き方を感じさせてくれる小説だ。 長宗我部元親の話は何度か読んだことがあるが信親の話とは珍しい。 そして悲しくも清々しい素晴らしいストーリーだった。 とても厚い本だかそれを感じさせずどんどんと読み進めていき、終わりそうになると残念な気持ちにもなった。
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matsu0310
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☆デキというより相性が悪いのか?
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八雲
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司馬さんの「戦雲の夢」という作品であったり、関ケ原や大阪の陣に参戦したこともあり、弟の盛親についた作品はあるけれど、信親について読むのははじめて。 信親の作品はあったのかなぁ。 読み進めていくうちに、きっとこういう男だったような気になりました。 熱い作品でした。 盛親も好きな武将だけれど、信親が関ケ原を戦っていたらどうなっていただろうか。
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ちゃんどら
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赤神諒さんの作品は後半に一気に波がきます。この作品も戸次川の戦いへ至るまでに長宗我部信親という青年の人間像をしっかりと描き、また仙石秀久の醜態も描きそれが戸次川の戦いの場面で一気に結びついていきます。読み終わるときっと仙石秀久が嫌いになるでしょう。。 長宗我部信親と十河存保の会談はこの作品一の名場面だと私は思います。
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guncrazy25
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★★★★★
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あきひろ
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信親の清々しい人物像を合戦やエピソードで読みやすく描かれていて感情移入できた。 信親のような人間でありたい。
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ひいろ
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★★
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hiace9000
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味方のみならず敵将をも魅了する長宗我部弥三郎信親、その漢ぶり。初めは青臭いまでの純粋さが、読み進めるうちに清冽な覇気に変わり、やがて彼の強き信に心酔している自分に気づく。諸行無常にして生き馬の目を抜く戦国の世にあって、決して変わらぬ友誼と信義を貫く生き様。戦は悲劇、それはいつの世も変わらぬ真実。だが短くとも人生の最後に「誇れる何か」を掲げ、己を生き切ったと諾う生涯を今は是としたい。表装の死を覚悟する者特有の静謐と壮絶が凝縮した夕照の美、書き出しの美事なる一文には息を呑む。土佐の川々を象徴する信親なのだ。
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りあ
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長宗我部信親、見事。 信親溺愛の元親が このあとどれだけ絶望に追いやられるかを思うと切ない。 『あぁ、そうだった』と過去作が頭をよぎる楽しさもあった。 信親より彦十郎より 仙石秀久だよ。 へなちょこなんだよ。 一流ではないからこそどう生き延びるかを考えたり 嫉妬心を抱いたり ところどころ 親近感を抱く描写もあるのよ。 誰もがさ 信親みたいに輝く人間にはなれないのよ。 けども言いたい! なぜ 時すでに遅しの時に決断するんだ。 アホー。
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とん大西
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一代で成り上がった土佐の長宗我部元親。若輩ながら英雄のオーラを纏うその御曹司・信親。物語は彼の命が昇華した戸次川から始まる。英明で慈悲深く。正に次代を担うリーダー信親。家来も敵も民衆も関係ない。健やかな笑顔で交わり、喜びと悲しみを分かち合う。アオハルである。権謀術数渦巻く戦国の世にあって青臭さを感じないことはない。が、やはり魅力的だったのだろう。惜しいね。タラレバだが、仙石秀久の愚かさがなければ、信親も死なずにすんだかもしれない。ならば、長宗我部も長らえたかもしれない。ならば日本の歴史も…ってね。
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ガットウ
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★★★★4.2点。私の中で長宗我部は、ほぼ司馬遼太郎の作品の印象なのですが、それとは違った小説的自由さで描かれた長宗我部の物語!!面白かった。
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友よ評価72感想・レビュー17