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再読だけが創造的な読書術である (単行本)

感想・レビュー
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朔乃
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初読。セルフネグレクトに気をつけよう、とか、現代は情報の濁流だから権内・権外は分けておこう、とかは意識できるといいなと思った
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Atsuko
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書物は初読のときも再読のときも、何も変わらずに存在していて、「語るべき人々」に対してのみ語りかけてくる。
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ぐっち
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「積読こそが…」からの流れ。古典や類書の再読のすすめ。たくさん読むのもいいけど、気に入った本を何度も再読するのもいいよね。今回の「再読」はテラフォーミングらしい。ちなみにこの本を読んで「独学大全」と「銃・病原菌・鉄」を積んでたのを思い出した。両方ボリューミーだなあ…。若くて面白い書評家さんに出会ったなあと喜んでいたら、44歳の若さで先月亡くなられていたそうで、もう新しい本は読めないのかと思うと悲しい限りです。ご冥福をお祈りします。
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rising934
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ネタバレ再読、もっと言えば読書に対する不安や嫌悪感に真っ向から向き合って考察された本。ところどころ名著の紹介や、一般常識とされる知識をわかりやすく説明するところもあり、様々なことを考える助けとなる。再読に対する考え方が180度変わり、再読してみようと前向きになれた。
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そめ
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沢山早く読む、というような読書術ではなく、上記のような読書へのアンチテーゼとしての読書術。自分が本当は何がほしいのかを考え直すきっかけになる本。
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タイコウチ
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『積読こそが完全な読書術である』に続く読書論。前著の「ビオトープ」に対する本書のキーワードは「テラフォーミング」(地球ではない星に移住可能な地球環境を再現すること)。比喩的に、再読によって書物と書物のあいだ、知識と概念のあいだのネットワークを創造的に構築していくこととされる。後半は古典を読むことの多層性(他人の通った道を辿り直し、文明という時間の蓄積に触れる)が説かれる。「完全な読書は不可能であり、再読だけが可能な読書である」という反転的主張には説得力がある。本著者が40代半ばで亡くなったばかりとは残念。
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あいこ
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再読。最近読書の傾向が変わってきて、沢山読むよりも、再読したり読みながら記録したりして一冊ずつの本との付き合いが深くなってきました。『時間を自分のために過ごしているのか、それとも、自分のものであるはずの時間を誰かに売り渡しているのか』何で本を読んでるのかちゃんと考えたい。 この作者『積読こそが完全な読書術である』も書かれていて(未読)、家にあるのは積読本か再読本のどちらかというくらいの私とはとても相性が良い気がする。
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三田典
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再読が前提で読書をするという事ももちろんだが、自分なりの文章や作品ごとのネットワークを作り上げた上で、再読するごとに情報を再構築(テラフォーミング)するという認識が面白い。「積読こそが~」とセットで読んで、情報の激流に流されないような意識を保ちたい。
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mitou umo
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「自分にとって良い本」を再読することは、多読で瞬間的に無我の境地で喜怒哀楽に耽るのとは異なり、自分を見つめ直す時間になる。消費ではない時間。「自分にとって良い本」を見つけるには、自分が何を求めているのかというメタ認知と、量をこなすことが有効。量をこなすには、多読や古典、ベストセラーをあたることが効率的。具体例では「サピエンス全史」を一回読んでから、各テーマを他の本で深めたり、似てるとされる「銃•病原菌•鉄」と読み比べて再読すると良いなどが挙げられていた。両方持ってるのでやってみたい。
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弥生
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ネットワークを組み替えるほど深い読書ができていないと反省した。
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ユウユウ
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☆4
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ry0t4
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完璧な読書は不可能。 文字に書いてあることを完璧に理解することは自身の知識であったり経験によって理解が異なるため不可能である。これは『すごい!読書術』という本に書いてあった計算式「本×環境×経験=理解」の考え方と同じで改めてしっくりきた。再読によって再読までの間、自身の知識であったり、経験、環境の変化によって同じ本でも新しい理解や発見をすることができるということだと思う。残念ながらネットワークやテラフォーミングのくだりは、いまいち理解できなかった部分が多い。またいつかこの本を「再読」し、理解したいと思う。
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ftoku
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普段から、無数の星々を結んで自分だけの星座を作り、ときどき星と星の結び方を組み替えるイメージで再読しているせいか、テラフォーミングの喩えが自分には合わなかった。個人的には第5章のカルヴィーノ型、ナボコフ型、松岡型、斎藤型の再読法紹介が面白かった。
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はるわか
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創造性とは「組み合わせ」である。何がより好ましいのかを自分で感得し判断できるようになること、そのための感性や思考を自分のものにすることがまずは重要。再読は、読者それぞれの読んできた書物どうしのネットワークを、読者それぞれが読んできた知識や概念のネットワークを、組み替えて再構築する行為。古典を再読する。ベストセラーを再読する。創造的になることは孤独になることである。自分が生きていくための環境を再構築する。
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チャー
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再読の効果や影響等を解説した本。一度読んだ後に時間をおいて再び目を通すことで、書物の内容をよりよく理解し深く味わうことができるという指摘は確かにと思う。内容が理解できない本は今の自分がその時ではないのかもしれず、また別の時に意味を理解できることもあるという点は、その時々の自分を知るよい機会にもなると感じた。感じ方の変化が自分の経験の結果という指摘はなるほどと思う。再読を通じ自分を模索するという点で、たとえ誰にも評価されなかったとしても、得られた自身の中の味わいは損なわれないという部分は印象的。
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あずみな
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再読がしたくなったが、それでもやっぱり新しい本に手を出したいという気持ちは強い。
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S
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ネタバレ図書館本。①時間には客観的で物理的なものと、読書に没頭するような数値化できない主観的なものがあり、誰にでも平等に与えられているのは前者である。②再読とは書物と書物、言葉と言葉のネットワークを再編成すること。③絵画を鑑賞するときのように「全体をまず目に入れてから細部へと注目していく」ことは書物では難しいため、書物を読むことはできずただ再読することができる。自分のテーマに合った本からキーワードを拾うのが初読、必要なときに同じ本を何度も手に取り、読みながら考えて再編成してじっくり向き合うことが主観的読書?
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ひとまろ
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もう少しだけ再読のペースも上げてみるかな。
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miura
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ネットワークをどう紡いでいくか。
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Ryosuke Shimomura
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★☆☆☆☆(1) □新しいジャンルに手を出したいときほど、自分が過去に読んだ本を読み返そう‼
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パイナップルレモン
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再読こそが1回目の読書である
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わし
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「再読=テラフォーミング」の必要性――永田希『再読だけが創造的な読書術である』 https://book.asahi.com/jinbun/article/14893651 読書は読破数ではなく深さで決まる…書評家が時間に追われる今こそあえて「より遅く」読むことを勧める理由 https://president.jp/articles/-/71075
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sekkey
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再読の重要性は認識しているが、新しい本を次々に手に取ってしまう(苦笑)。本書の中で「斬新に」思われた筆者の提案がある。それは、未知のジャンルに挑むときにこそ再読をする絶好のタイミングなのだというもの。これまでの自分の中の知識を整理(再読することを指す)してから新しいジャンルの本に取り掛かるとむしろ「急がば回れ」で、未知のものを効率的に理解できる。もっともな理屈でこれは実践していきたい。せかせかせず、ゆったりと再読を含めた本読みを続けていきたいものだ。
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T
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とはいえ、人生は余りにも短い。 / 『侍女の物語』を引いた3章がよかった。分からないものが分からないまま分かる瞬間が好きで、個人的にはそれはお笑いのコンテンツで実現することが多い。内的ネットワークの相互作用による新たなネットワークの発生が背景にあるのだとするならば、伏線回収的なものはあまり好きでないこととも両立するし、大きな発見であり福音でもあった。
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良さん
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【読後感】この書の功罪は大きい。功は、書棚に並んだ本たちが再び輝きだしたこと。取っておいてよかったと思う本が増えたように感じた。罪は、書棚があふれ、再読を待つ本ばかりでなく未読の本までゴミ部屋に積み重なってきたこと。フローしないと淀むばかりだが、悩ましいところだ。 【心に残った言葉】なぜその本を読み返しているのか、その本のある部分を何故繰り返し読んでしまうのか、この問いは時々向きあう価値のある問です。(6頁)
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水落健二
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一度読んだ本をまた読み始めると、少し進んだところで小説ならストーリーが、ノンフィクションなら結論が思い出される。だけどそこから進んでいくと、前に読んだ時には感じられなかったことに気づくことがある。考え方も変わって受け取り方が変わっているかもしれない。それこそが読書であると。結局は同じところで感動したり、同じ言葉が心に残ったりしたとしてもそれに気づくだけでも読んだ価値はあるんだろう。 でも、あれも読んだこれも読んだと言いたい気持ちはよく分かる。誰に言うわけでもないけど。再読、してみようと思った。
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おおにし
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読書を続けていると、この本はもう一度読みたいと思う本に必ず出合える。そのときは何より先にそれを再読をするべきだと思っている。なので著者の語る再読のいろいろな効用については思い当たるところが多かった。本書は様々な読書術の紹介本でもあるので、今後読書論に関する本を読んだ後にきっと再読したくなることだろう。
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ジマーマン
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積読〜と合わせて読みたい読書本。再読って普段ほとんどできてないんだけど、確かに大事。というのも基本前に読んだものとか全然覚えてないことが多いし、以前から月日が経てば感じ方も解釈の仕方もそりゃあ変わりうる。そういう意味では再読は自分と向き合う行為というのも納得。自分は音楽鑑賞が読書以上の趣味で日々刺激的な音楽をあれこれ漁ってるんだけど、この本の内容は読書だけでなく音楽にも通じる。
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takao
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ふむ
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読書家さん#JnLAWQ
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凄く面白かった。
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ゆうろ
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本を読むのが好きなら、この本は読まない方がいいかもしれない。一人で楽しくやれていたことにあれこれ言われて、つまらないものに見えてしまうような気持ちに似ている。
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Kazuo  Tojo
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再読こそ読書の真髄と納得です。どうしてもどこかで冊数にこだわる自分がいる。今のところ再読した本は、数冊しかないです。他にも読書論がわかりやすく説明してありなるほどと思うことが満載。これから読書を趣味とやる方にお勧めです。
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kuu
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最近多読しすぎてないか、本当に身についた読書を行っているのか、気にかかっていたときに偶然本著を見つけた。本著は多読を否定していない、自分にとって有益な知見を見つけるには多読して読み捨てることも必要だと。だけど、読み捨ててる中に、後で読み返すと、当時と今とは頭の中身が違うので、実は重要なことを読み捨てていたと気づくこともあるのかなと思った。本著は読みが深いのか、理解できない部分が多かった。本の題目のとおり、本著も再読を勧めており、再読しないと理解できないようになっているのかも、と思ってしまった。
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chang-3
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読書とは本質的に他人の頭で考えたことをなぞり直すだけなのかもしれないが、それが自分の頭で考える材料になるのなら良いではないか。古典にせよベストセラーにせよ、多くの人が読書により踏み固めてきた道を辿ることは貴重な体験。筆者が言うテラフォーミングとは、結局読書という所為を通じて自分の頭で物事を考えることにほかならないのだろう。かつて読んだ本を改めて読み直してみると、新たな発見があるかもしれない。
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金城 雅大(きんじょう まさひろ)
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<抜粋メモ> 絵画鑑賞と読書の比較による、タイムラグとノイズの発生可能性/書物の側にとっての「再読(再び読まれる)」を意識する <読みながら考えていたこと> ・昔空想したことのある「書物のインストールチップ」の無意味さ ・内面世界を陶冶涵養し得るアイコンとしての「読書好き」「映画好き」 ・塩谷舞さんに教えられた「書評家→作家」の一方通行性 ・「リアクションやフィードバックがないもの=存在しないもの」と捉え、「リアクションを求めて書評を書く」営みとしての読書会主催
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konomichi
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絵画を鑑賞する時、まず全体を見て、その後細部へ視線を移す。これを読書に置き換えると、「まず、全体を見て」これが初読。だから、再読がないのってあり得なくね?という主張。確かになぁ。そんな本。
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かしこ
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本を読む時は、今まで本を読んできたことで得た広い教養を持って読み、更に深掘りしていかねばという…
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鴨ねぎ
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読書好きになるには大変だなと、自分は辞書を引きながらの読書でかなり遅い、同じ事を著者は実行し、読書が進むように、ただ量を重ねるのは必要らしく、続けていきたいと思った。読書はすべて読む必要はなく、読むべきでない時期がある(まだ理解できない時期)ようで「あっ、あの本に書いてあったな」この時が来るらしい、理解できる時期が再読の時なのだ。この本自体が自分に再読すべき時が来るようだ。
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