空腹を我慢しながら、トットちゃんは様々なことを考えます。 そして考えて考えて、家に帰るときに7粒の大豆を残すことができました。 そして、何よりも家族が無事だったことに幸せを感じるのです。 共感するにはあまりにも隔絶感のあるエピソードです。 でも、黒柳徹子さんらしい戦争体験であり、食欲という生きるための必須要素を通して、実感できるお話でした。 絵も文章も明るいので、不思議な戦争体験ではありました。
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