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怪獣殺人捜査 殲滅特区の静寂 (二見文庫)

感想・レビュー
19

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nobby
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なるほど!これは面白い!!まさに怪獣+ミステリを満喫♬それもどちらも本格的で秀逸だからたまらない!冒頭からバカ真面目にまず繰り広げられるのは超リアルSFな怪獣殲滅劇!大成功ならずも失敗でもない撃退から、いつのまにか殺人事件調査に至る展開も去ることながら、渋くいい味出してる老年刑事が登場とは恐れ入る!そして3篇目では逆にある殺人への探偵劇から怪獣の恐怖に繋げるワクワク度は絶品!絶体絶命の危機に出来過ぎながらまさかのヒーロー化は痺れるくらいカッコいい!やっぱり怪獣って病みつき(笑)これは続編マストは決定事項!
yukaring

のびーさんのレビューが熱い🔥😆楽しんだ感じがすごく伝わってきて、私もまたワクワクしちゃいます🤗本当に怪獣も本格的だし船村さん絡みの事件もガッツリ本格ミステリなのが良いですよね😉

03/19 09:06
nobby

yukaringさん🦖いや、本当に面白かったです!この作品を手に取ったのは間違いなくyukaringさんの続編レビューが気になったのがきっかけなので(*´︶`*)♡Thanks! とにかく両方ともに本格なことに感銘を受けました!船村さんの風貌やキャラに加えて反則的な活躍はズルいかと(笑)

03/19 12:23
0255文字
アカツキ
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怪獣殺人捜査1作目。怪獣の出現が度重なる中、日本は怪獣対策で世界をリードしていた。怪獣省の予報官・岩戸正美は怪獣騒動で混乱する現地で度々不審な遺骸に遭遇。警察庁特別捜査官の船村が現れ、岩戸は半ば強引に捜査に巻き込まれるのだった…。3話+0話の連作短編集。怪獣VS人類の世界で起きる殺人ミステリー。面白かった。怪獣の設定を読むのが楽しく、岩戸船村コンビそれぞれに見せ場があるのが良い。ドラマ化してほしいな。
0255文字
透矢
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びっくりした、面白すぎる。戦う公務員カッコよすぎる。続き読みたい読みたい!特殊な世界観をすごくきれいに活かしていて、1話ごとに映画を見たような感じがする。すごい。
0255文字
雪野
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ネタバレ怪獣と警察捜査が合体した作品3本。初代ゴジラから一連のながれを背景のとりいれ、まじめにとりくむ怪獣防災、説明がながなが、これが怪獣の存在の裏とりになるのだが、一歩間違えれば、陳腐そのもの。塩梅がむずかしい。捜査も一見ポンコツ刑事がじつはハードボイルドそのもの凄腕刑事だったというオチ。王道といえば王道。怪獣+警察捜査がすきな人におすすめ。
雪野

怪獣の肉体から新素材をえて産業化する、とか、怪獣対策の武器を開発して実績をだし、海外に輸出する、とか、このあたり、個人的はすきなツボ。

02/12 14:47
0255文字
マッちゃま
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ミステリ好きに判りやすい言葉で表現するならば特殊設定ミステリなんだろけど怪獣てて。日本は怪獣の襲来で甚大な被害を被り、現在は怪獣災害を食い止めるべく怪獣省を設立し発見解析→分析予報→殲滅し、この分野で世界トップとなる。本書のヒロイン岩戸正美は予報官。怪獣発見の報を受けてから怪獣の分析予報し、殲滅班にバトンを渡すのが任務。そんな中で起こる不可思議な現象。混乱する現場で発見された遺体、謎の発砲音、行方不明者。怪獣が存在する世界だからこそ起こる、他じゃ~なかなか味わえない大倉ミステリ。かつての男の子は必見(笑)
さっちゃん

ゴジラ(GODZILLAじゃなくて😜)にワクワクした世代としては、この設定はたまりません😆

01/20 17:10
マッちゃま

さっちゃん、最初はナンジャコリャかと思いきや読み出すとサクサク読めるはミステリとしても楽しめるわでゴジラ世代のハートを鷲掴みです😁

01/20 18:53
0255文字
きょん
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怪獣が日常的に出現する世界で起きる殺人事件の連作短編集。怪獣省の予報官ヒロインも熱いし、公安のコロンボめいた船村刑事もいい味なのでドラマ化してほしいな。
0255文字
一唯
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☆2
0255文字
キュー
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怪獣が出現する世界でのミステリー小説という感じ?読む前にこちらが勝手に期待していたのがいけないんだけどもうちょっとがっつりと怪獣との戦いとか駆け引きを描いているのかと思ってたら意外に人間が起こす犯罪とかを解決するミステリー小説で、期待とは違うけどこれはこれで面白かったかな。ジラースオマージュの話はそのまんまでやっていたのが大胆だなぁ特撮思いつつそれだけ好きなんだなと愛も感じられていい印象。細かい特撮系な小ネタの数々にはニヤリとさせられた。再録の短編は結構な細かい改訂がされていて驚いた。こんなに直すんだ。
0255文字
ぜんまい
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怪獣+ミステリーということだが、「怪獣がいる世界線で発生する殺人事件に重きを置いたミステリーもの」で、怪獣とミステリーの絡みは薄かった。私は怪獣部分に期待して読んだので、折角の特異設定を活かしきれていない気がして少し残念だった。作中にあった通り、「怪獣なんて比べ物にならないくらい人が怖い」という事なんだろうが、もっと怪獣寄りの話を読みたかった。
0255文字
Yutaka  Ootani
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巨大生物「怪獣」が出現する状況下で発生した殺人事件や失踪事件を解決するミステリ。日本の怪獣対策専門省庁「怪獣省」で怪獣の進行方向や撃退方法を分析する予報官 岩田正美を視点におき,警察庁の特別捜査官を探偵役としたコンビもの。いわゆる特殊設定下でのミステリで,一見,とんでも系みたいだけど,そこはルパンやコナンの脚本も手掛ける熟練のミステリ作家,短い分量の中で,キャラクターと物語設定と謎解きをうまく詰め込んでいて,楽しめた。怪獣災害で両親と妹を亡くし,怪獣殲滅を使命とする女性予報官 岩田のキャラが良い。
Yutaka  Ootani

登場する怪獣は特撮映画のオマージュらしいので,好きな人は楽しめるはず。 大倉崇裕はデビュー作の落語シリーズくらいかしか読んでないので,かなり久しぶり。

11/08 19:08
0255文字
ち~
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怪獣襲来の混乱時に起こる殺人事件を、怪獣省の岩戸と警察庁の船村が解決する連作短編。怪獣の退治にハラハラした後の殺人事件の捜査のワクワク。怪獣がいるからこその殺人事件とか怪獣の特性と退治方法、怪獣が存在する世界の舞台設定から人物造形と何から何まで楽しめた。続編があるのが嬉しい。
0255文字
niz001
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これは『怪獣』がメインではなく『殺人捜査』がメインか。小ネタが多い。
0255文字
めだかくん
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昭和の二大名作ドラマ「ウルトラQ」と「特捜最前線」を足してみたらこんな感じのミステリーになるんだろうなと思えるストーリー!未だかつて読んだことない怪獣特撮&刑事ミステリーの相性がこんなにも良いなんて信じられないくらい面白かったです! 短編集で各話も内容が凝っていて飽きずにグイグイ読ませてくれます!船村刑事は特捜最前線の船村刑事を演じたあの大滝秀次さんをイメージしてしまう 中々楽しめるミステリーです
0255文字
陽介@中四国読メの会参加中
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ネタバレ以前読んだ大倉さんの怪獣ものである『BLOOD ARM』、内容忘れましたが面白かった覚えがあったので手を出しましたがこっちも面白かったです。怪獣が災害として襲ってくるパラレルな日本が舞台。その世界の描写も面白く読めたんですが、怪獣禍の中で起こった殺人事件を解決するという特殊設定ミステリでもあり、どっちも上質で楽しめました。『BLOOD ARM』に収録されてる『怪獣チェイサー』も載ってるんですが、向こうの感想で「こっちを長編とした話も読んでみたい」と書いており、長編では無いもののその時の要望が叶いました。
陽介@中四国読メの会参加中

作中描かれる日本の状況というのがリアルと言うか、実際そうなるだろうなあと思わせられる描写も見事。先人苦労で被害が抑えられるようになった結果、市民の危機感が薄くなったりするあたりとか身に覚えがありすぎてなんとも言えない気持ちになりました。ただ、そこも含めて楽しめる作品でもあったので長編も読んでみたい気持ちは変わらず。ただ、長編になると日本の状況は相当ヤバいことになりそうですが。

10/16 21:32
0255文字
抹茶カステラ
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ネタバレこの物語における日本には怪獣に対抗するべく置かれた「怪獣省」が存在する。索敵、予報、殲滅を行う彼らのお仕事ぶりだけでも物語としては面白いと思うけど、今作はそれに加えて殺人事件も起こる。 怪獣省怪獣対策局予報班第二班の第一予報官の岩戸さんと怪獣に関連した特殊な事件を扱う警察庁特別捜査官の船村さんのコンビ。面白かった。ただ、この物語における日本社会はなんだか怖い。読み始めはそんな事思わなかったけど、怪獣対策が何よりも優先される社会って事だよね。でもその対策で命が守られている。難しいな。続編あってほしいな。
0255文字
Nao Funasoko
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初読の作家さんかと思いきや巻末解説で『BLOOD ARM』の著者だったと知り納得。 1954年以降の怪獣出現時代の日本をパラレルワールドとして描く。 怪獣出現を機に経済をV字回復させた半面、人権よりも過剰な怪獣対策が優先されるその世界はある種のディストピアでもある。 ウルトラマンやウルトラセブンを通じ、「正義とは何か、悪とは何か」を考えさせられた我々世代にとって、未だ解けぬ命題を再提示された気もする。
0255文字
金吾庄左ェ門
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特撮好きにとっては、その設定は小ネタというよりはパクリに近いモノを感じさせますが面白いです。毎度怪獣が出てくるのであれば、仕方ないのかもしれません。ただし本題はあくまで殺人事件の解決です。捜査官の船村も、変身しない霧島五郎のような感じがします。
0255文字
ドットジェピー
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面白かったです
0255文字
たけ
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★★★★☆ 主人公は、怪獣省怪獣対策局予報班、その設定がナイス!パートナーとも言うべき、船村捜査官のキャラも魅力的。 ただし、最近、読んだ蓮丈那智シリーズ(北森鴻)同様、怪獣でこれだけ盛り上がれるのだから、そこに敢えて殺人事件は必ずしも必要いのでは?と思ってしまう(蓮丈シリーズは、怪獣の代わりに民俗学)。 でも、続編出たらきっと買う。 怪獣のパワーアップにも期待!
0255文字
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怪獣殺人捜査 殲滅特区の静寂 (二見文庫)評価81感想・レビュー19