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安克昌『心の傷を癒すということ』1月 (NHKテキスト)

感想・レビュー
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makko
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ネタバレ1月の100分で名著ETVで知った30年前の阪神淡路大震災関連書。いまはもう10年以上過ぎた3.11時になぜ広く伝わらなかったのか? いまさらではあるが、この苦しみをもう少し早く共有できたのにと悔やまれる。
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lila
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阪神淡路の震災、地下鉄サリンからもう30年かという思いです。 100分で名著は本を読むだけではなく、多角的な視点が得られて面白いですが、この本は原本をきちんと読まなければ駄目だと思いました。 心のケアで医療が担えることは一握りだと私も思います。 それでも医療に求められる部分は担えたらいいなとも思います。 真摯に生きた人であり、真摯に診療した医師であることが伝わってきました。
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もりちゃん
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心の傷を癒すということは寄り添うこと。相手の見る方向を同じように見ること。
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リリィ
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震災から30年。 あのころのいろいろな思いの答え合わせができました。 しかしまだ、私の中の罪悪感は残ったままです。 『わかりっこないけど、わかってほしい』 この言葉に集約されているようでした。
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プギーを愛で隊
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★4。久しぶりに100分de名著を見る。背景知識は知ってることが多かった。震災の当事者である専門家目線の温かな語りが心に沁みた。
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toridori
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震災は、少し外れた地域で経験したので他人事のつもりで番組を見ていて、震災とは関係のないトラウマに該当することに気づいたので読んでみた。内容は、番組では触れない人間の暗い面にも少し触れているけれど、ほぼ番組そのままの印象。ストレスや心の傷に関する特効薬的な方法はなく、これまでもこれからも模索していくしかない。亡くなった安さんに顕著だが、すべての弱者に寄り添おうとする心優しい人にこそ、強いストレスが襲いかかってくるという不条理。代表者一人に任せるんじゃなく、分担する必要があるけれど、能力のある人は少ない。
toridori

番組は来週でおしまい。次はデュルケムっぽい。次回も見ようっと。

01/21 16:47
toridori

ケアをする人のケアは誰がするのか。医者の不養生はどうすればいいのか。そこまで頑張ってくれる人がいないと成り立たない社会で、自分と仲間だけが経済的に良ければそれでいいのだというリーダーを選ぶ国や自治体が続出。夢を語る音楽は多いけど、その夢って金持ちになって成功することだけなんじゃないかと思う。せせこましい金持ちしかいない成功の社会って面白いっすか??特に若者に、賢い人は結構多いのに勿体無い。

01/21 16:51
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Dolphin and Lemon
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ネタバレ100分de名著 第3回を前に読了。 ずっと読みたかった(そして読んだ)名著『心の傷を癒すということ』を、尊敬してやまない宮地尚子先生が解説をするという私にとっては宝物のような一冊。心の傷を癒すということのポイントがまとまっているだけではなく、それらを宮地先生の視点や、言葉が繋いでいて、この本自体もまた名著。もう一度心の傷を癒すということを読み返して、ドラマ、映画も振り返りたいですね。
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いなちゃん
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阪神淡路30年のタイミングでテレビ放送で知り慌てて読みました。😀 必死にやり過ごし生き抜いて来ましたが、そう言えば自分目線の景色と全国区の報道だけの記憶でしたのですが、被災地の内側で起こっている事を改めて知り理解して、自分が生きた世界の事をやっと自分事として心に落とし込むことが出来てきたと思います。 表には出さず未だに苦しみの中に生きている神戸の人の心の傷が癒されるきっかけになってくれる事を祈りつつ、もう一度…自分の心に染み渡らせたいと思います。
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五月雨みどり
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ネタバレ連休深夜にNHKドラマ「心の傷を癒すということ」全4話観る。2000年刊行の原作(未読)、阪神淡路大震災25年にドラマ化され柄本佑主演の情報は持っていた。今年1月、震災30年の節目でEテレ「100分で名著」放送、ドラマも一挙再放送となったようだ。ドラマ前に、現在の柄本の真摯なコメントがあり、思わず襟を正しての視聴。期待を大きく上回る作品で非常に感銘を受けた。ドラマは原作を基にしたフィクションだが、自分の中に、主人公の精神科医・安という人物が棲み着いてしまったらしい。原作も読んで今は亡き彼に会いたいと思う。
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rockwave1873
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阪神淡路大震災から丸30年という時に合わせ、選ばれた安克昌の「心の傷を癒やすということ」という作品。 作者は、自らも被災をしながら病院で診察を続け、さらに避難所を回って心のケアに奔走。全国から参集した精神科医のコーディネートも行ったと人物。大きな災害は人の心に「トラウマやPTSD」等の心の傷を残す。心の傷を癒すには「安全であるという感覚を取り戻す」事が重要であり、「心的外傷体験を自分なりにどう捉えるか、どう乗り越えるかは、その人がこれからどう生きていくのか、つまりは人生そのものの問題である」と言う。
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歩月るな
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もうすぐ発生から30年になる。例えば事実こういう事があると、知らなければ幸せと言う気持ちも分かるし、知らされない世代もいるかもしれない。理性が拒み、無縁であってほしいのも当然だろう。でも知りたい気持ちは止めるべきでないと思うし、知っているだけでも変わることはあるだろう、そういう「知識」としてあるものだと思う。
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GELC
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この本をきっかけに、精神的ケアの概念を社会が認識するようになり、制度が整えられるようになったとのこと。なるほど、「心の傷を癒すことができるか?」は、社会の品格のバロメーターとなるだろう。決して、医療だけの問題では無い。
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安克昌『心の傷を癒すということ』1月 (NHKテキスト)評価63感想・レビュー12