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さらば死都ウィ-ン (美術修復師ガブリエル・アロンシリーズ)

感想・レビュー
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Red Dragon 🐉
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ネタバレ読了。何とも刹那く、哀しく、寂しい気持ちになった。巻末には、現実の出来事に基づいて描かれている。と記載されている。それほど、ナチスが行った事は酷く、未だに赦される事ではないのだろう。特に、ユダヤ人にとっては、、、。平和である事を祈るばかりである。そんな気持ちにさせられた物語でした。ありがとう!感謝!
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四男の母
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ネタバレ2作目を飛ばして3作目読んでしまった。しかも途中で旅行に行ったのでまた思い出しながら読む。おもしろかったから一気に読みたかった。ラデックのような悪人は法のもとに裁いてほしかった。
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Nat
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図書館本。ナチスに支配されていたころのユダヤ人の状況が伝わってくる。前作でも思ったのだが、主人公はつめが甘すぎる。優秀なスパイのはずのガブリエルだが、いつも盗聴されているのに気が付かないのは何故だろう。ガブリエルの母の過去が壮絶すぎる。
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くたくた
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やーーーっと読了。シリーズ中ではとても大切な巻なのに、例によって翻訳がまずいです。→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2021/02/part.html これまでガブリエルの生い立ちが気になっていたが、この巻でだいぶ亡き母との関係が判明した。そして、シャムロンの強引さに振り回されていた感のあるガブリエルと師との関係にも変化の兆しが? ガブリエルがシャムロンに、人殺しはしたくない、とはっきり口にしたのは大きい。だからといってそれが許容されるわけではないのだが。
くたくた

エンタメの波にのらないと、辛くて勉強しきれない部分もあると感じるので、このままノンフィクション系の本も紐解こうと思う。レビューロングバーションはこちら→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2021/02/blog-post_26.html

02/28 16:49
くたくた

今回は、なにかとシャムロンが格好よかった。ガブリエルがシャムロンに寄り添うスタイルがこの辺りで確立したか。なお、『告解』のレビューでも紹介したかもしれないが、このニュースの今後の成り行きに注目。→https://www.bbc.com/japanese/51716473

02/28 17:56
3件のコメントを全て見る
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大阪たまき
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ネタバレ三部作完結。ホロコーストの痕跡をけすための秘密作戦を指揮したナチ親衛隊将校がなぜウィーンで銀行家として生きているか。その秘密と彼をどう裁くか。この三部作は、スイス・ヴァチカン・オーストリアの暗部を暴いている。ユダヤ人の苦難の近代史。あのきれいな街並みの下に人種差別を、容認する気質が隠されている。げんなりする。現在極右政党の台頭に繋がりその本質を読んだ。スパイでありながら、盗聴監視に油断が有るのがちょっとね。爆弾テロの地に戻り因縁の相手と対峙するところを入れるとは、厳しい。最新作はクレムリンとの対決か
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ちぃ
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ガブリエル・アロンシリーズ、三部作の完結編。ホロコーストは現実に起こったのかということを根底に、黒い歴史が丁寧に描かれています。フィクションながらそれらがほぼ事実に基づいたものであること、隠蔽の秘密作戦、さらには生き残った女性の証言書に慄然としてしまう。人間というのはどこまで残虐になってしまうのか怖くなります。
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うっちゃん
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ナチスドイツの忌まわしい過去。その犯罪に加担しながらも生に執着し生き延びた男。それを弾劾しながらも単に裁判にかけて死刑にするわけにはいかない複雑な世界情勢。何年前だったか、南米でナチスの犯罪者がみつかった、との記事を読み、日本はすべて(かどうかは別として)東京裁判で裁かれたのに、ナチスは違ったのか…と驚いたことを思い出す。犯罪者、被害者共にそろそろ寿命。過去をきちんと記録に残し、「従軍慰安婦なんていなかった」なんて歴史を否定するような動きが二度とおきないようにするのは今しかない。
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かんかん
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ネタバレナチス・ドイツとユダヤ人を描く作品は数多くありますが、ユダヤ人とキリスト教を関連させて描かれる作品は初めて出会いました。個人的にミッション系の学校を出たため、宗教に関心があるので、とても興味深かったです。 実際のところ、本当に教皇がユダヤ人追放に手を貸していたかどうかはわかりませんが、ありそうな話ですよね、、
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コロン
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ホロコースト三部作の完結作。ナチスとオーストリア政府の黒い癒着+ホロコーストは現実に起こったのか、という根本的な問題が描かれている。どこからがフィクションか判然としないくらいの筆致は相変わらず健在で、非常に読み応えがある。本作は2004年の刊行だが、昨今のオーストリアの右傾化や昨年の映画「否定と肯定」でのホロコーストの存否を早々と扱っており、その先見性には驚く。スパイ小説ではあるが、ガブリエルやキアラを始め、主要人物の描写が丁寧で奥深く、素晴らしいシリーズとなっている。アイリーンの証言書には言葉を失った。
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キミ兄
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旧ナチス三部作の第3作から読んでしまった!これがイスラエルの人たちが現代においてホロコーストを捉える一般的な見方と思っていいんだろうか。それが一番気になった。意外と冷静。かついつまでも忘れない。パレスチナ問題が喫緊の課題だから?☆☆☆☆。
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UN
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ナチス3部作の3作目。こんどはオーストリア、ヴァチカン、アルゼンチン。著者ダニエル・シルヴァがノンフィクションでは書けなかったことをフィクションの体裁で書いているのだと思う。ユダヤ人はなぜそんなにも迫害を受けなければならないのか。元はやはり宗教なのだろうか。八百万の神の日本にいると実感がどうも薄い。前に新聞か何かでユダヤ人の人が「日本では外人として差別されることはあってもユダヤ人として差別されることがないから楽」と言っていた。著者ダニエル・シルヴァはカトリックからユダヤ教に改宗したのだそうだ。
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stobe1904
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ナチスの暴走を傍観(結果として容認)していた周辺国のオーストリアの責任を問うこと、そしてユダヤ人虐殺の責任を逃れたナチス高官を追い詰めるのが、ストーリーの骨子。前作のスイスといい、オーストリアといい勢いを増すナチスの暴走に周辺国として、なすすべがなかったことは容易に想像がつくが、当時の情勢を考えると果たして何ができたのか問われている気がした。★★★★☆
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はるまき
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☆☆☆:ナチス3部作の第3作(順番間違えて2作目の『告解』を飛ばしてしまった><)。アロンの母親の収容所での体験を通じて、ホロコーストの酷たらしさにより踏み込んでいるのでトーンは重め。ナチスに荷担した国家として、『イングリッシュ・アサシン』ではスイスを槍玉に上げていたけど、本作ではオーストリアが遡上に上げられている。謎解きやスパイアクションとしての派手さは欠けるけど、アロンが母親に対して抱いていた距離感というかわだかまりというかに折り合いを付ける物語としての読み応えはあり。
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ジグゾウファン
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ネタバレオーストリアという国が戦犯が告発されるたびにその事実を揉み消してきたこと、その政府が正義よりも国家や一部の権力者の利益を守ることに関心を示してきたこと、そして史上最大の大量殺戮の証拠を隠滅したアクツィオーン・1005。元ナチ親衛隊らがシリア・エジプト・アルゼンチン・パラグアイで保護され匿われてきたこと。CIAやシリアの諜報機関の基盤を築いたのは彼らだったこと。そして最大の支援者がバチカンらしい、などなど知らないことばかりだった。ユダヤ人排斥もすごいが、抵抗するユダヤ人のネットワークもすごい。
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しゅ
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ホロコーストの悲惨さがよくわかる。 フィクションだが、ノンフィクションに近い感覚で読んだ。 ガブリエル・アロンはスーパーマンでなく、現実的なヒーロー。 どこまで事実に近いのかわからないが、イスラエル諜報機関についても極めて現実感のある描き方になっている。
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tom
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ナチの高官を追いかける話。美術修復家が主人公。でも,美術修復家というのは単なる設定。ホロコーストの恐ろしさが少し分かる。おもしろ本の一つ。
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Steppenwolf
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E本書と報復という名の芸術を高く評価していた。私が読んだ論創社から出版された4冊ではイスラエル側を正義として描いていた。本社ではナチスものだから当然とも言える。
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