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暗い夜、星を数えて: 3・11被災鉄道からの脱出

感想・レビュー
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さくらこ
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ネタバレ作家・彩瀬まるさんが東北旅行中、常磐線車内で被災した体験を綴った本作。激しい揺れ、津波、地元の被災者に支えられた五日間。再訪した著者は、東京と福島の物理的な近さと精神的な遠さのギャップに愕然とする。さらに、原発事故による放射能汚染への複雑な思いも率直に語られる。著者はボランティアで訪れ、原発三十キロ圏内で収穫されたタマネギをお礼に贈られたが、口にできなかった著者の心情が重く響く。私も福島に関わりがあるが、その時にタマネギを食べることができたか、わからない。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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彩瀬まるさんを知ったばかり。初著者さんはその方の一番古いものを次に手にすることにしてます、図書館にあった一番古いのがコレでした。彩瀬さんは3.11を現地で体験した身でありながら、住民ではないということで被災を語ることに躊躇させられる。しかし非被災者に事実を伝えるために文をしたためられる。誰の体験もそれを持たない人には教訓となるのだな、発信を躊躇ってはいけないな。長年住んだ場所を追われることの痛み、「身を裂かれるような」というしかないものであることも強く再認識です。そして福島の出来事は東電の人災であると。
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かりんと(2020.5~🖼️色鉛筆画を描いています✏️)
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彩瀬まるさんは、2011年3月11日、東北旅行中、常磐線の新地駅で被災した。そこから新地町を移動している最中津波情報と共にそれがやって来た。地元の中学校へたどり着いた時には、町は濁流に呑まれ始めていた。彩瀬さんは、そこで知り合った方(南相馬市)の家に泊めていただいた。その後、足手まといになることを恐れ、福島市迄送ってもらい、何とか自宅に戻った。その後、ボランティア活動に参加した事、震災日にお世話になったお宅へのお礼と併せ被災地に寄り添った記録である。土地の人間ではない事、被災した難しい心情が書かれている。
amico

我が家は当時原発から58km離れた郡山に住んでいて、もう1回爆発があったら60km以内は避難して!と会社から言われて、毎日ハラハラしていました。幸か不幸か、宮城ナンバーの車に乗っていたので、県外に出た時の被害はありませんでしたが、周りは嫌がらせを受けた人が何人かいたなと思い出しました。

12/01 19:49
かりんと(2020.5~🖼️色鉛筆画を描いています✏️)

amicoさん、あの時は郡山にいらっしゃったのですよね。私もその後、郡山の除染の放射能測定の現場で行っていたから、南相馬市よりも郡山市と福島市の一部の方が少し高かった事も分かったんですね。風の影響のせいですが、同じ理由で一関も高かった。同じ東北で嫌がらせなんて、ホントに馬鹿としか言いようがありません😥

12/01 21:33
3件のコメントを全て見る
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快傑ソロ
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ネタバレ福島の列車内で、東日本大震災に被災し、津波から間一髪で逃げ、小学校で一夜を過ごした迫真のルポタージュ。11月に、一緒に被災し、家に泊めてもらった家族と列車から一緒に逃げた人にも再会する。初めて会ったのに、こんなにも親切に助けてくれたショウコさんの家族に感嘆した。 福島のボランティアで地元の農家さんから玉ねぎをもらったまるさんに、福島で農業をしている友人のミツコさんが、同じ農家として、食べなくても、もらってくれたことに感謝して、たまねぎは引き取るという場面、ミツコさんの対応が素晴らしい!
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けんとまん1007
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ご自身の体験に基づいた、その時々のこころの変化や考えたっことが綴られている。読みながら、自分自身、その場のことを想像すらできないだろうと思いながらも、いろいろ考えることが多い。違う場所に、自分の居場所を持つ身ということの大きさがある。また、一つのことだけなかく、いくつものことに対応していかなければならないという状況。しかも、それが遅々として変わらないこと。改めて、時間の経過ということも考える。最後のほうに書かれていたこと「成熟していない・・・」、数年前から考えるようになった視点でもある。
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やまかわ
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一気に読んでしまった…
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必殺!パート仕事人
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常磐線で走行中に被災した列車、乗り合わせた警官が誘導して全員助かったというのもこの列車でしたか。駅が新地町だったのも初めて知りました。
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まるお I サクッと良本を学ぶ📚
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多くの人に読んで欲しい本。実際に震災を経験し、現地の人と関わっているからこそ語られる辛い事実・現実がありありと書かれている。 //大自然の猛威の前で人間は無力である。
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mie
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☆☆☆
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ぽてち
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★★★普通。東北旅行中に3.11の津波、原発事故に遭った著者の手記。震災からの5日間、後日ボランティアに行った時、現地の恩人に再会した時、戻る場所があることを後ろめたく思う気持ちや、ボランティアには行っても野菜をもらうのは躊躇う気持ち等が率直に綴られる。
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(*´ `*)
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読み出しながら、ふと、物事の捉え方がなんだか若い…と思ったらまさかの同年代。13年前の自分を思うと、綾瀬さんの経験と綴られた3.11の印象がまた変わる。避難の様子、書けなかった遺書、汚染の恐怖、出会った方の優しさ。テレビで見守るしかなかった私たちがどんなに知った顔をしようと、感じることのできない現実が詰まっていた。
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とことこ
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折しも明日がその日。助けられるだけでなく、家庭を持ち子どもたちを守り地域を創り上げる年齢になった私は、著者が出会った人たちのように、被災しながらも他者に手を差しのべられるだろうか。改めて犠牲者の方々の御冥福と、復興に携わった方々へ最大級の敬意を。
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♪ぶるぼん
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ネタバレ東日本大震災に遭ってしまった被災ルポ。今のコロナのこともこの震災のことも、温度差が出てしまう。まるさんも最後の方で「安全か、安全じゃないか、どこまで安全か、何年経っても安全か、その情報は、本当か。こんなグレーゾーンを抱え込み、それでも理性的に振る舞い、被災者と苦痛や不安を共有できるほど、きっと私たちの社会は成熟していないのだ」とあり、原発のことで福島ナンバーに落書きした人や避難してきた人に酷い言葉を投げつけた人がいたことを思うと、今のコロナの最初の時もそうだったから言葉はどんと胸に響く。理性は持ち続けたい
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あまね
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当事者でもあり部外者でもある筆者の視点から見た震災の記録。ボランティアには行くけれどもタマネギを食べるのには抵抗がある…という葛藤が生々しい。
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ぱちもん
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3.11関連本は数冊しか読んでいないけど、群を抜いて身に迫った。震災当日、福島県相馬郡の新地駅で被災した著者の克明な描写が、読者をその場に没入させる。津波から命懸けで逃げる場面などは、動画で見るより遥かに臨場感があり、怖い。スクリーンを介して見る第三者の視点とは違う。文章の力だ。避難所で、見ず知らずの著者に「うちにおいで」と手を差し伸べる人の優しさと、自分だけ避難所から去る罪悪感。もし家族がこの状況で少しでも離れることになったらと想像するだけで涙が出た。とてもこの文字数では書けない。ぜひ読んでほしい。
ぱちもん

「『つなみ』の子どもたち」での鈴木啓史さんの作文がどうしてあれほど胸を打ったのか、この本を読んで分かった気がする。文章にしかできないことがある。

04/08 19:30
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とんすけ
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自分の身になってみないと分からないという、ショウコさんの言葉も、当事者であってもやっぱり時間の経過と共に変わっていく所もあるだろうし、先の見えない未来への不安も偏見も差別もいつの時代もあって、今だったらコロナもそのひとつだっただろうし…自分がそれをしない側だとも言い切れない、それでも生きていくしかなくて。切ない気持ちにもなるけど、作者の復興の意味を読んで当たり前がとても平和で幸せなことか考えさせられた。
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ますぞう
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東北に旅行中の著者が旅先の仙台から福島県いわき市の友人に会うために乗車したJR常磐線の電車内で被災。地震発生から埼玉の自宅に戻るまでの話の他に、ボランティアへの参加や一緒に避難した人達との再会も収められている。著者が見聞きしたことだけが淡々と記されているからこそのリアル。たまたまその場に居合わせただけなのに、自宅に泊めるなど助け合う。自分もそうありたい。
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いちは(精神科医)
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一気読み。被災から1ヶ月半後に南三陸町へ医療支援に行ったときのことを思い出しながら読んだ。
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shio
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東北旅行に向かい乗った常磐線新地駅で被災した彩瀬さん。ゆるゆると止まりだした電車、携帯が鳴り出し、撹拌されるかのような揺れ。隣り合った地元女性と隣駅まで歩くまで、信じられない光景を目にし、ふと振り返った先に蠢く黒い波が。「死ねない、死ねない」と走った緊迫感。序盤だけでも、恐怖に読みながら震える。その後の避難、地元の方との交流、信じられない誹謗中傷。彩瀬さんは作中で「見たものを伝えられていない、書けていない」と言われてましたが、旅行者で小説家の彩瀬さんだからこその視点で書かれたこと、苦しいほど伝わりました。
shio

ポプラさん、一読では理解しきれない問題や苦しみが短いページに詰まっていました。命を守ろうと過敏になるのは当然ですが、家族や親しい人との行き違いが起こってしまうのは読んでいて辛かったです。ポプラさんも経験なさったのですね…。今でも関わっておられるとのこと。つたない応援しかできませんが、お仕事頑張ってください!

03/10 20:54
ポプラ並木

このようなストレスフルな状態では心理的にも正常な判断が出来ないかも知れない。周りのサポートが必要ですね。

03/10 20:58
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糜竺(びじく)
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東北大震災を被災した小説家が書いたルポ。状況や心の動きなどがありありと書かれており、深く色々と考えさせられた。
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グルト
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ネタバレ「やがて海へと届く」を借りて読んだ後、2冊揃えて繰り返し読みたいと思い購入。自分はもうずっと被災地との向き合い方がわからない。支援を続けているとは言い難い10年。本作を読んで、学生時代に行った被災地ボランティア派遣先で、住宅跡地の基礎部分に埋まった陶器の破片を拾い集めたことをまざまざと思い出した。自分が見たのは、Tさんの言った「手品みたいに」消えて片付けられた日常だった。被害をこの目で見たと思っていたけれど、あれは一部で、もっと黒くて重い泥土のような悲しみの存在を改めて思う。
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n
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ネタバレ『やがて海へ~』を読むまで、彼女が福島で震災に居合わせていたとは知らなかった。それ以来頭にあったが、コロナ第4波の今、GWに向けて借りた本と共に。そうか、新地でだったのか。彩瀬さんの描写はまるで私もその場にいたように感じ、手が止まらない。東京の人は電車止まった位で大騒ぎして食料買い占めて馬鹿みたい水も電気もあったのにってずっと思ってたが、周りの人達の感情も、感じた違和感も、SSAに食料持ち込んだ人の話も、真っ直ぐ入ってきた。彼女が真摯に福島に向き合っていたのを感じ、信じられる。これは手元に置こう。
n

私たち夫婦の友人は松川浦の少し南で同じ津波を見たんだろうな。そして茨城も今、原発で揺れている。作中に出てくるように、地元だから声をあげにくいこともある。コロナ禍の今も、政府や政治家の言うことのズレや稚拙さは変わらないんだと思う。やはり『自分の身にふりかからないとわからない』んだと思う。

04/24 13:25
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あすてぃ
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旅行中に被災した著者のルポタージュ。「被災者=現地人」ではないことに気付かされました。被災者及び被災地域に寄り添うと言うことが、そう簡単ではないことに痛感させられた。折を見て再読したい。
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千景
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あの日、福島に向かう常磐線の中で東日本大震災にあった。被災地で地元の人々と支え合い過ごした極限の五日間と、数ヶ月後に訪れた被災地での出来事。人間の優しさと自然の残酷さに胸が痛くなる五日間と、錯綜し掻き消される情報と不安とが抉り出す人間の醜さ。 錯綜する情報と増大していく不安とが人々の醜さを浮き彫りに混乱させていく様は、コロナ禍の中にいても変わらないことにも遣る瀬無さを感じる。たかが10年、技術は進歩してもこういうところは変わるものではない。
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どぅ
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ネタバレ2021-022 <図書館> やはり津波の場面では胸が苦しくなる。あれから10年。遠く離れて実際の被害はほとんどなかった私でもこうなんだから、東北にいた人たちはどれほどだろう。もう10年。まだ10年。町並みはきれいになっても、まだ始まってもいない場所は残されている。何ができるのか、そればかり考えてしまう。何かあったときに心を寄せられる自分でいたい。
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manamuse
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2泊3日の東北旅行を楽しんでいた彩瀬さん。2日目はいわき市の友人と会う約束をしていた。ちょうど出発の電車があり予定より1本早いのに乗った。そこから運命は別れていく。謎の停車。未体験の大地震。車内から脱出し隣りの女性と歩き出す。津波は来るのか?どのくらいなのか?ここまで来るのか?ふと後方を見ると緑がかった黒い水が追いかけて来る。死を覚悟しつつ全力で高台の中学校へ避難。職業柄やはり書かずにいられなかったようだが、トラウマやフラッシュバック、自責の念に悩まされている。あれから10年。忘れられるはずがない。
manamuse

かりんとさん ありがとう!前川ほまれさんの「藍色時刻の君たちは」も震災に纏わる作品でオススメです。

12/01 22:27
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きむこ
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旅行中の彩瀬さんが体験した震災当日から数日間の恐怖が伝わるルポと避難中に福島でご縁をいただいた地元の女性達との交流。読み始めから涙が止まらなかった。特に原発の話は心が痛んだ。生の声は生々しくて悲しくて苦しくて憤慨するような話もあった。彩瀬さんは放射能の怖さからくる心の奥底に潜む差別の心の葛藤を素直にそのまんま表現されていて、それはそのまんま私自身だと感じた。あれから10年。どうか一日も早く原発処理の先が見えますように、そして福島の人々の平和な日常が戻りますように。★4.5
hope

苦しいけど読んでよかったと思える作品でした。彩瀬さんの作品読む度に、この作品が原点といわれてたのがわかった気がします。

02/27 20:03
きむこ

hopeさん、そうなんですね。情報ありがとうございます。彩瀬さんはこれが2冊目なのでこれから少しずつ読んでいきます。

02/27 20:14
0255文字
青
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何年も経ってからじゃないと、とてもじゃないけれど読めませんでした。私は東北には縁がない人生を送っているので、リアルには感じていない面はあるのですが、ニュースとして流れている内容だけでは理解出来ていない事がよく分かりました。 東日本大震災で日本の考え方も大きく変わった点もあるので、また辛くならない程度に知っていきたいと感じています。
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ふみ
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震災の当事者としての切実な描写、読んでいて吐き気がするほどリアルでした。福島で頂いた玉ねぎを食べられなかったシーン、胸が痛くなりました。政府の言っていることが二転三転する様子が、コロナ禍の現在と重なり、あの頃から本質的には何も変わってないんだな、と恐ろしくなりました。
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ユキタ
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図書館。いつか読もう、その前にこの作者の著作をいくつか読もう、と遠回りしてようやく手に取った本。想像してたような過酷な情景はなく、その場にいたからこその人々のあたたかさにほっとすることもできた。未曾有の危機はけっして他人ごとではないと分かっていても本当の意味で理解するのは当事者にならない限り難しいんだろうな。
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ぽに
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作者さん初読み。3/11、たまたま旅行で訪れていた先で見舞われた震災。知らない土地に一人で、いつ帰れるかも分からないのはどれほど不安だっただろう。地震だけじゃなく津波、原発の爆発。地元の方々の恐怖、苦悩。ちょっとした判断や行動の違いで助かった人と助からなかった人がいたのだろう。そんな中、被災した人の中で声を掛け合ったり思いやったり出来るのってすごいと思う。みんな自分の事だけでもいっぱいいっぱいだろうに。
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chipps1993
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昔、住んでいた福島浜通りが舞台でもあり、懐かしく思いながら読んだ。被災された方の実情、心情が伝わってきた。
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dinsmarkuniv
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不安や恐れを感じている時に読むと、自分よりもっと大変な目に遭っている人がいることに目が向き、自分の苦しみが相対化され少しだけ軽くなるような気がする。震災を実際に体験し目の当たりにした人々の気持ちは推し量りはするが、到底実感するには及ばない。過酷な状況下での恐怖や不安などを言語化し敷衍して作品にまとめ上げる記憶の引き出しと筆力、すごいなぁ。
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あおい
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初まるさん本。薄い(厚みが)小説だな~と思いきや、ノンフィクだった、、、この人アノ時あの場所に居合わせたのだなぁ、さぞ怖くて大変だったろうなぁ。。。陳腐な言葉しか出てこないけど、あなたもわたしも経験した3.11、驚いたし怖かったね。原発爆発直後にはわたしも西日本に逃げたクチです。あのときは、この世の終わりか、、、と思いましたよ。いや、ホントに。風評被害の件ですが、理性では解ってはいるんですけど、いまだに東北のあれこれ(福島付近の農作物など、特に三陸などの海産物)は食べられません、せめて”読んで応援”です
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たろろ
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3.11 何が起きていたのか。 出来事だけじゃなくて、そこで暮らす人。離れた人。 それでも生活しなきゃならなくて。心の動きが丁寧に綴られていた。著者の悩む姿に自分だったらどうするのかなぁと。答えはでないなぁ。それでも、優しい言葉や行動がとれる人になりたいなぁ。
0255文字
さわいつき
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旅行者としての視点で描かれてるので、なんとなくだけどドライ。それがよりリアルな被災地を感じられる。 なんで原発なくならないんだろう。
0255文字
ki-ki
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★★★★★
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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東日本大震災をめぐるノンフィクション。第1章『川と星』著者(当時25歳)震災に遭遇してからの5日間の出来事。第2章『すぐそこにある彼方の町』・ 第三章『再会』は、6月、11月に福島を再訪した時の記録。被災地の内と外を繋ぐもの、二次災害、風評被害と、この厄災をどう乗り越えるかは未だに模索中なのです。
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モルク
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友人の住むいわき市に向かい電車に乗っているときに震災にあった著者。その時の電車内の様子、隣に座っていた女性と中学校に避難。その道中に襲ってきた津波を目の当たりにしながらの避難の様子は生々しい。そして身近に起こった原発事故、地元の人にお世話になりつつ5日後に帰宅する。その後2回の福島訪問で見る野菜、魚への風評被害と自らも手が延びない自責の念。100頁ちょっとではあるが、いろんなものがこの本の中につまっている。「あの時」を風化させてはならない。
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hamu
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ある日ラジオで紹介されて知ったこの本。だいぶ前に購入したんだけど、ようやく読むことができた。 震災当日、偶然にも福島を旅していた著者。そうだよね、震災にあった人って、必ずしも現地住まいの方だけでなく、偶然にも旅行や仕事で訪れていた方もいるんだよなって思った。 馴染みのない土地で、あの規模の震災にあったら不安で仕方ないだろうし、テレビ越しでも見てても恐ろしかった津波に追いかけられたら死をよぎると思う。 こんな風に手元に残る形で本にしてくれたことに感謝したい。年に1度、必ず読み返す本になりそうです。
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暗い夜、星を数えて: 3・11被災鉄道からの脱出評価100感想・レビュー355