形式:文庫
出版社:新潮社
◆過酷だな、、(登場人物たちの境遇が)って何となく凹んでたけど。この数日。…まあでもさ、その時代によって具体的な状況は当然変わるけど、ヒトが必死で生きて、そん中で影響与え合ってるのは19C仏も令和の世も同じことだよな、とも思えてきた。🤔 現代先進国に生まれて良かったけど、だけどだよ、例えばいわゆる実存の問題というのか、悩みは生死に関わるよね、まじで。みんな生きてるってことっすね。(良いこと言おうとしてるぽいけど全く大したこと言ってないアレですね)
もし、ジャン・ヴァルジャンがシャンマチウに罪を押し付けていれば、ファンチーヌは死なず、ジャヴェールから逃亡生活を送ることなく、ファンチーヌとコゼットとジャン・ヴァルジャンは幸せに暮らせたはずだが、ジャン・ヴァルジャンの良心は冤罪を許さなかった。正に『狭き門より入れ。滅びに至る門は大きくその路は広く、これより入る者多し。いのちに至る門は狭く、その路は細く、これを見出す者なし(マタイによる福音書)』という言葉がぴったり。正しく生きることはいつだっていばらの道――。
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