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吉里吉里人(中) (新潮文庫)

感想・レビュー
114

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アヴィ
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東北弁をベースにした吉里吉里語により語られる物語はいよいよ佳境に。独立国家とは司法立法行政が存在し、それらを遂行させたり、自衛するための組織が必要なのだが、そこは作者なりの際どい解釈で外交も防衛も語られ、食の安全保障も、厚生労働に至るまで周到に準備されていました。おそらく日本で一番有名なスナイパーを模したキャラが登場したあたりから、またドタバタを予感させる。下巻へ
0255文字
saga
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【古書】国会議事堂車が水上国際空港に到着し、大量の魚の変死を目撃するところから始まった中巻は、古橋の判決言渡し前には国外移住案件、その後は国境線での自衛隊との対峙と事件が続き、古橋がどさくさに紛れて花街に迷い込んだことから、ひょんな方向へ展開することになった。タックスヘイブン、日本の百姓への厳しいメッセージは、著者の問題提起である。古橋に訪れた春、そして吉里吉里国立病院での懲役労働の場面となり、吉里吉里国の周到な戦略が明らかになりつつ、本巻最後に日本国の諜報部員らしき影が……。
0255文字
あおちゃ
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段々と吉里吉里語を読む速度が速くなってきた。 吉里吉里国の独立によって通貨や為替、近代農業の成り立ちや現代にも繋がる医療問題や介護問題など、国を構成する様々な要素が勉強できた。下ネタが多いのは著者の事を考えればご愛嬌といったところか。
0255文字
パキス
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長い、長いよ・・ 一つ一つのエピソードは面白いけど、まだ一日しか経っていないとは・・
0255文字
九瀬樹
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前巻に引き続きハチャメチャです。辞表を出した静岡県知事も「吉里吉里人」を読んでベンゾー船津の言葉に触れていればあんな発言はできなかったんじゃないかな?性的な意味できわどい展開もあるのですが、吉里吉里語(東北弁)であれば許されるのではという、素朴というイメージを持つ東北弁に対する先入観を逆手にとっているんじゃないかとか、場面場面でいろいろ考えさせられますが、楽しいからいいんじゃないでしょうか
0255文字
キジネコ
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「ひょっこりひょうたん島」幼時の記憶。ドンガバチョやトラ髭、ハカセ君達の滑稽な冒険譚を思いだす。若い方には馴染みがないでしょうが回遊する彼の人形劇を楽しんだ一人として、本作をリポートする、頗るつきの俗物古橋某なる作家の与太話に陪席する私は、その「俗物性」を他人様の仕業と存分に笑えなくなってきます。世界の、とりわけ我が日本の存立の矛盾は本作が上梓された40年前から少しも解消されておらず、むしろ同じ轍を踏み外さぬ為体は正しく予言の喜劇。辛辣な風刺に編み込まれた広範な知見、苦い笑いの物語は踊り続けます。下巻へ
ジム

井上ひさしさん、やっぱりすごい人だったんだなぁ。キジさんの久々レビュー嬉しい!気分転換にこうやって読メに来てね🤗

01/19 22:17
キジネコ

アリガトジムちゃん 日々キツクなります。ドクメの能天気なオヤジに戻りたいけど病床の最愛の人への思いが私を本から遠ざけます。

01/19 22:32
0255文字
OraInuchan
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再読3回目。
0255文字
尼西基馬大意
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大金持ちが金銭を湯水の如く使うのと同じく、著者もその膨大な知識教養を惜しみなく使っている。途中から、著者は真面目に仕事をしているのか、ただ読者をからかって遊んでいるだけなのか、本当に分からなくなってくる。だが、沼袋老人が自衛隊員に語り掛ける黙示録的な言説は、「カラマーゾフの兄弟」のゾシマ神父の語り口を彷彿とさせる。
0255文字
k16
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ネタバレ話はあまり進まないが面白い。 万引きと動物虐待裁判に始まり、吉里吉里人との結婚移民を決めた軽薄作家古橋の一日。 随所で提示される金融・農業・医療・雇用等の問題にはうならされる。現代においても改善されているとは思えない。
0255文字
Jun
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沼袋老人「自衛隊ほど可哀想なものは無がす。半数以上の国民は自衛隊はあった方がいいと思っぺども、基地の近くの住民は朝っぱらからうるせぇと勝手ば言う。まだ有っつ。自衛隊は軍隊で無えとすると、戦死とは言えねぇ。軍隊でないなら相手国はゲリラ兵と見っぺ。ゲリラは捕虜になった時不利でがすよ。国民ば守っておいごやと言いながら、訓練させねぇ、十分な給料も与えねぇ、水害の後始末しか出張って来てすと人は言う。自民党は憲法改正に命ば賭けるべきではあんまいか」
0255文字
源次/びめいだー
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面白いです。
0255文字
Ryo0809
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パロディ、ブラックユーモア、ドタバタなどを、下ネタ満載にたたみかける。あまりの執拗さに(筒井康隆も逃げ出すくらいだろう)、途中まで読み進めたのち、あとは流し読みに。序盤は、わくわくしながら読んだのだが…。
0255文字
ドラマチックガス
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面白かった上巻に続いて読んでみたものの、だいぶ中だるみしてしまった。一つ一つのエピソードが長い・・・吉里吉里国の経済システムと、その重箱の隅をつつく古橋に対しトシコ村瀬が言った反論は面白かった。問題は、下巻が手元にないこと。近隣の本屋にもないんだよなぁ。取り寄せてもらうほどでもなぁ…ということでしばしブックオフ巡りか。
0255文字
やまねっと
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なかなか話が進まないから、読んでてしんどい面もあるけど面白い。まだ、吉里吉里国に入って3日くらいしか経っていない。そんな中で波乱万丈あるから目が離せないよ。 先を読むのが待ちきれないです。集中して一気に読んでいきたい。 井上ひさしだから筒井康隆的なドタバタにはならないだろうけど。なんかドタバタで終わる気もしている。 全ては下巻にかかっている。楽しみ。
0255文字
Jack Amano
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出版された当初にすぐに読んで非常に面白かった。本当に久しぶりに読んで、詳細は覚えていないものの、漸く話の内容の大筋を思い出し、面白くなってきた。日本には珍しいユートピア小説かな。細かい部分での井上ひさし氏の拘りやユーモアがふんだんに盛り込まれており、とても面白い。
0255文字
こもり
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引き続き面白い。しかしまだ2日目の朝。
0255文字
なーちゃま
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ネタバレ上巻と比較して2.8倍ほど下ネタを濃密にぶちかましている。特にタモツ君の亡命は死ぬほど笑ったし下品だった。ケイコ木下と結婚し、イッタカキタカ号殺害および万引きの罪で吉里吉里国立病院で懲役刑になった古橋。医療の話が濃くなってきて、ここからまたひと盛り上がりありそう。てか、この独立騒動はどうなっちゃうんだろう。 労働銭ン子制度および看護制度の提言は、SF小説の極みでした。 古橋が気を失った時の大胆すぎるページ稼ぎはさすがすぎた。
0255文字
読書国の仮住まい
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ボリューム 吉里吉里国独立2日目午前7時頃まで 世界観 独立した吉里吉里国が発行する通貨イエンは金との兌換であったため、日本円に対して値上がりしていく。 その裏付けとなるのは4万トンの金塊。 国としては医学立国を目指す。 日本国も当然黙っておかず、自衛隊を出動させる。 吉里吉里国もまた独自の防衛会が活動、迎え撃つ。 古橋は結婚相手を見つけ、吉里吉里国移民第一号となる。 補足事項 何度もタックスヘブンと表記されている。 ご丁寧にTax heavenとまで書かれている。 この時はこれが正しかったのだろうか?
0255文字
優希
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相変わらずくだらないのですが、その中には著者の考えている日本国家が抱えている問題が織り込まれているように思います。エンタメ文学の枠を超えた作品だと感じました。
0255文字
還暦院erk
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図書館本。本書は昭和時代の作なので女性差別は勿論年齢職業宗教国籍民族や病気障碍や容貌体格をギャグのネタにしている箇所が多い。正直、全巻にわたって、あちこち神経に障ったり「笑えねえ…」とうめいてしまったりした。単に「ギャグがスベってる」というレベルでは無くて、某宗教がらみのくすぐりは「本作のここを略さず英訳した人は命狙われるかも」と思ったほど。人を傷つけない笑いや風刺は難しいだろうけれど、本書に見られる昭和ギャグは「この屍を越えていけ」的指標だと個人的に思う。あ、でも中巻の下ネタp189の替え歌は秀逸。
0255文字
sakadonohito
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上巻に比べて幾らか読みやすくなった、というか読み飛ばし方を掴んだ。中巻では戦力に投資するより他国に必要とされるような科学や医療に投資して他国に必要とされる方がより良い国防となるのではないか?米を買い取ってくれるからと畑作(麦・野菜)を辞めてこぞって稲作農家になり結果食料自給率を下げてしまっているが農政としてそれでいいのか?など作者の国に対する考えが投影されてる内容でした。主人公古橋が嫌になる程愚かで身勝手なのですが、話を展開させるために必要な愚かさでありまさしく道化だと読んでいて気づきました。
0255文字
kimoiue
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読んでて物凄く疲れる。あと下巻が残っている。
0255文字
てち
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上巻同様、実にくだらなくて面白い。中巻は吉里吉里国を媒介として自衛隊、憲法改正、医療等のあり方が書かれている。娯楽だけではなく、国家が抱えている問題について井上氏の考え方が書かれている作品である。エンタメ性と文学性の両者を兼ね備える傑作である。
0255文字
ともくん
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真面目なのだか、巫山戯ているのか分からない物語。 だが、不思議と惹き込まれてしまう。 吉里吉里語が、読みにくいのだが、癖になる。 下巻で、この物語がどういう、結末を迎えるのか非常に楽しみである。
0255文字
jima
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性描写が多い。
0255文字
Kom
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相変わらず面白い。面白おかしく書いてありつつ、吉里吉里国がやっていることがめちゃくちゃ凄かったりする。脱線しまくりも楽しい。そして、古橋先生はマジでアレな人でたまに引く。
0255文字
えくおとさず
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☆☆☆☆
0255文字
イコ
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そこそこ古い小説だけど、設定は強固で、すぐに下ネタに走るのが面白い。独立国ネタが続いて、物語はそれに翻弄される五流文士の話になるので、とぎれとぎれで読んでも話についていける。
0255文字
メタボン
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☆☆☆☆ 爺と婆の股ひらいてまんずでつながる円環会話に笑った。50男の冴えない作家にケイコ木下(きおろし)が嫁になるというのは、ちょっとご都合主義にも思うが、まあハチャメチャな展開がこの作品の面白さなので良しとしよう。何でも下ネタになるのもご愛敬。
0255文字
yoshi
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そして、いつの間にか、離れられない気持ちが湧き上がる。吉里吉里人達が語る日本国の不合理、不条理は、そのまま著者の考えと分かる。
0255文字
らららー
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話があっちこっちに飛びまくるので、さっぱり意味が分からなくなる時があり全般的に中身が薄いです。時間の流れも遅くイライラします。
0255文字
Amarilli
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オモチロイ
0255文字
あかつや
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独立を宣言した吉里吉里国に日本中が目を奪われているさなか、我らが主人公古橋健二の運命はさらなる混沌へと向かっていく。この国にやってきて、生まれてはじめて女性からの愛を受け、吉里吉里国への帰化を決心する古橋。美しき後家ケイコ木下との甘い生活を夢見るが、それを阻止せんとする日本国はNHKにて「ビッグショー/古橋捨・日本の女」の放送を予告する。憎っくきは日本国、なんと卑劣な、このままでは母・捨の恥毛が全国に晒されてしまう。どうする古橋健二、負けるな古橋健二、なに考えてんだ井上ひさし。ほんとアホな小説だ。大好き。
0255文字
Eiichi Hara
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あっちへフラフラこっちをウロチョロ。脱線に次ぐ脱線がいちいち面白い。でも効率重視の乾いた世の中じゃムダの一言で済まされてしまうのかも。本書はそういう風潮をこそ笑っているんだけどね。吉里吉里人の台詞をフランキー堺に朗読してもらいたい。もちろん『赤かぶ検事奮戦記』の名調子で(笑)
0255文字
さっと
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日本国に対し独立を宣言した東北の一村・吉里吉里国が次々と繰り出す切り札。タックス・ヘブン、医療ツーリズム、自衛隊のあり方なんてつい最近も話題になったり、インバウンドのひとつの形だったり、いまでも議論になったりしているような身近な案件な気がして、ズーズー弁と下ネタの嵐の中ずいぶん感心しながら読んでしまった。
0255文字
Chako@(旧名:かど =^ェ^=)
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面積40平方㎞に満たない吉里吉里国を思いがけなく探見することとなった三文文士·古橋であったが、行く先々で吉里吉里国の側面を目の当たりにする。独立するに至った経緯や独立を決意した国としての強みなどが、賢人ならぬ愚人会議メンバーら吉里吉里人たちによって語られる。無税による国際的優位とその経済を金本位とした政治経済立国、自給自足と農協批判からくる農業立国、蘊蓄がありながらもどこかSF的な医学立国、そして全編にお色気漂うポルノ立国。独りよがりの正義、或いは屁理屈にも思える論旨が展開される。続く☟
Chako@(旧名:かど =^ェ^=)

井上ひさし式ことば遊びを愚昧にも試みるならば──それらは道理至極、経験的見地、社会批評、詭弁、空論、大言壮語、大風呂敷(もうよそう語彙切れだ)といった大論説が独立を支える屋台骨とも言える。独立を進めた吉里吉里国たる所以でもある、⚪⚪立国というこれらの魅力は、道理至極と感じながらも何処かで机上の空論とも感じてしまうのは何故か。現実社会で実行し実現するのか?という観点からすると疑問視せざるを得ない部分も孕んでいるからだろうと私的には思った。

06/14 18:32
Chako@(旧名:かど =^ェ^=)

賛否はどうあれ令和元年に読んでも概ね時代の風雪に耐える、蘊蓄があって説得力のある(特に医学的見地)論説だと思う。何よりも今の日本が抱えてる社会問題を考える切っ掛けになるのは間違いない。

06/14 18:35
0255文字
蛸墨雄
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1970年代後半に書かれていることを考えると如何に井上氏が研究して書いているのかが分かる。随所に最先端なことが書かれていて舌を巻く。なんだか。東北弁ベラベラになってしまいそうな感じもしてきた。いよいよ最終巻へ!
0255文字
かみい
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一見ふざけた文体だが1981年刊行とは思えない先見性がある。自衛隊・憲法改正、農政、エネルギー問題、税制(タックスヘイブン)、医療行政(医療立国、医療ツーリズム)等、独立国「吉里吉里国」を設定する事で、井上ひさしの考えが述べられいる。
0255文字
liverary
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ネタバレ吉里吉里国のやり方に感心しつつ、展開の遅さがしんどいです。でも、先が気になるので読むのをやめる気にはなりません。
0255文字
イリエ
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「国会議事堂車」の発想とリアリティに感服しました。下ネタで「ぐへへ」と楽しませつつ、ピリッとした批判も効いています。筋の流れが緩やかで、設定にも飽きますが、そこは井上氏、猛烈なキャラでカバーしてくれます。
0255文字
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