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([お]9-1)困ってるひと (ポプラ文庫 お 9-1)

感想・レビュー
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chino
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ネタバレ本当に想像以上に困ってる方でした。難病に蝕まれていて人の助けがなければ厳しい生活。文章自体は明るくて読みやすいけど自分の価値観的なものを揺さぶられる一冊。頼られる友人たちにも疲れが見え始め、、頼っていた人達に頼れなくなるのも辛いし(お互い)何よりもデートの後に聞いてしまった信頼していた先生と看護師さん(スタッフ?)の会話は本当に辛かっただろう。その彼も難病を抱えながらもスーパーな働きをしてくれたのはとても良かった。だいぶ前の著書だったので作者の現在が気になりました。
0255文字
Wind Millar
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なにがあっても。 悲観も、楽観も、しない。 ただ、絶望は、しない。
0255文字
さくさくさん
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「困ってる」とかのレベルじゃない。ありえない。難病患者の闘病記。検査の話やおしりの話はちょっと恐ろし過ぎて駆け足で一気に読んだ。当時の流行りだったのか「◯◯女子」という表現が多くて辟易した部分もあったけれど、重い内容をここまでライトに書くのはすごい力量だと思う。知らない世界を教えてくれた一冊でした。
0255文字
🐢🐡🐱ふっくん( ◠‿◠ )/#すかいからーず🐱🐡🐢 🌫🫧 @焼肉とお寿司とラーメンとおそばとカレーと日替わり定食とツナマヨは完全栄養食
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ネタバレ約10年ほど前,僕自身の病気が発症したか,発症する直前のタイミングで一度読んだ本で,ブックオフで売られていたのが目に入って,もう一度購入して読んでみました。当時どのような感想を持ったか,記憶が定かじゃないんだけど,今回改めて読んでみて,ふと感じたことを・・・ 臨床心理学を勉強するにあたって,「精神疾患をお持ちの患者さんの心理的支援」を勉強するのは必須だけど,「身体疾患をお持ちの患者さんの心理的問題を支援する」という分野の勉強も求められてきます。この本,そのひとつの参考事例として読むのもいいかもしれません。
0255文字
チロ子
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ネタバレ自分の知らない世界を知るたびに驚きと反省に包まれ、本当に狭い世界に生きてるんだなぁと、恥ずかしくなる。しかも、この本の内容はいつ私の身に起きてもおかしくないことで。その際に頼れるのは結局行政だけという結論が身につまされる。驚きなのは市町村によって対応が違ってくること。場所によって受けられるサービスが変わるの⁉︎という衝撃。ユーモラスな文章に紛れ込んでる現実ってやつに怯えてしまう。この著者の不屈の精神を讃えるとともに、いろんな立場の人の価値観や考えを明らかにしている本書に拍手を。
0255文字
ユウティ
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信じられないくらい壮絶だった。なのにすごくポップな文章で軽〜く読ませる。軽いのに、文章から何かが溢れ続けている。これで初めて書いているの!?ご両親には精神的には頼れないようで、溜まった思いを関係者や文章にぶつけているのだろうか。凄まじい病状や検査、治療についてが主で、お金や手続き関連はとてもアバウト。後半は徐々に上から目線が浮き上がってきたような…。うまく言えないけれど、誰かの手を借りなければならないことと、心を自立させておくこととは別ものなんだとぼやっと思った。難しいなあ。
0255文字
あきこ
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ネタバレ初めての桜デートの後、何気なく聞こえたクマ先生と看護師さんの会話。泣いて泣いて泣き腫らした夜のシーンに心が痛んだ。一年365日、絶えず痛みと「難」に苛まれながら、頼れる先生や友人からも距離をとられ、何を頼りに生きていけばいいの?と考えさせられる。当事者がこれほど頑張らないといけないシステムってどうなんだろう?頼ることは甘えなのか。でも何かに頼らずにはいられないんじゃないか。頼られた側にもいろいろな思いがあるだろう。同じ内容でも語り手が変われば大きく視点も変わる。大事なことは思いを外に吐き出すこと。
0255文字
真澄
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ネタバレ『わたしは、社会の「モンスター」と、時には先生たちと、あらゆるすべてとバトルして、『道』をつくって生きなければ。ひとがあるいたところに、『道』はできる、と大昔の誰かも言っている。誰も通ったことのない、教科書もマニュアルもない、二十四時間三百六十五日ギリギリ崖っぷちの、『道』を。』発病から病院を梯子し入院、検査に続く検査で漸く診断がつく。診断がついたからと言って効果的な治療もなく必至に生きている。入院中に引っ越しを完了し退院後すぐに一人暮らしに戻るバイタリティー。その後の生活が気になる。
紫綺

真澄さん、続編ありますよ〜♪「シャバはつらいよ」https://bookmeter.com/books/8103401

04/06 17:42
真澄

紫綺さんありがとうございます😊機会があれば手にしてみます。

04/06 18:13
0255文字
ももしびっく
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当たり前だけど医療や福祉で全ての人は救えない。制度の狭間のポケットはいくらでもあって、そこに落ちてしまう人に悩まされるのは、働いている側(自分の専門や研究分野にしか興味がない人もいるけど)も一緒だ。ただ、職業柄ポケットが元々見えている人と、ポケットを軽視する人と、当事者になって初めて知った人ではそれぞれかなり温度差もあったりする。社会資源に頼るなと言う時代錯誤の医師が出てくるけど、制度とポケットを濫用する患者をも沢山みてきたんだろうなという気もする。感情先行の文章がひたすら軽い。
0255文字
あゆ
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難民支援をしていた作者が難病になり難民になるお話。私の父親が同じ皮膚筋炎だった。作者と同じように症状が悪化しているのに病名がつかず一年ほど病院をかけまわった。最悪の状態でいる父親にもう検査はないので退院してくださいと言われたときの絶望。父親を最後の砦の大学病院につれてゆくときここで治療を断られたらこのまま一緒にどこか遠くに行こうかと車を運転しながら父親に言うと父親がうん、と返事をしたことをいまでも思いだす。その後父親は手厚い治療を大学病院で受けることができたが。作者のバイタリティーにやはり若さかなと思った
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Kitayama-koubou
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語りは出来事の報告ではなく出来事そのもの(ブランショ)であるとするならば、あなたの人生はなんてユーモアにあふれたものなのでしょう。同じ病を持つ者の家族として、若くして(これを書かれた当時)これだけ語れる著者に心の底から敬意をはらいます。 それにしてもあるあるネタの数々、不謹慎ながら笑わせていただきました。
0255文字
jima
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今年の4月に母が亡くなり、その2週間後に難病の指定を受けていた兄が亡くなった。心がガクッとなっていたが、本書を読んで、作者の強さに励まされた。難病ミッション・インポッシブル通称「N.M.I」かぁ。ほんと、役所の申請書類等々、全くその通りです。更紗さん、すごい。
0255文字
ナオ
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池袋にある“梟書茶房”という本屋さんでたまたま買った一冊。 短い紹介文だけでタイトルも著者も内容も知らない状態で買ったのに読んでみたらしっかり私が楽しめるエッセイでした。 ビルマ難民について研究に没頭していた大学院生が珍しい難病にかかり、病と闘う様子を書いた闘病記。 書いてある内容は凄く衝撃的なのに明るくてポップな文体でとても読みやすかったです。 明日を生きる活力をくれる。
0255文字
TCD NOK
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ライトな語り口だから読めたし、これからも頑張ってねという感想になりがちだが、内容はとてつもなく重く、それに合わせた文章なら最後まで読むのが耐えきれないと思う。それほど壮絶な内容だった。ALSに更に上乗せした症状の病名も長く、治療も腰骨に釘のような注射を打つ、筋肉に電流を流すなど拷問のよう。先の見えない地獄のような入院生活でも、オアシスと呼び、一生懸命対応してくれる医者の先生方。敢えてお涙頂戴とせず、小ネタをチョイチョイ差し込んだ文体で、自らの人生を笑って乗り越えようとする気概を感じた。応援したい。
0255文字
ちらろん
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壮絶な体験を、コミカルな文章で読みやすく書かれている。私がいまここに座れているのもお尻があるからで、そのお尻が無くなるなんて普通は考えなくて・・・当たり前ではない今の健康に感謝。
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flounder2
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ネタバレその昔ブランチで紹介されていたときからちょっと気になっていた本。ビルマ難民を研究する上智大学生が、原因不明の難病を発症してからの生活の話。自らの病状や治療内容、入院生活の記述が中心。 発症した辺りまで読んで思い出す。私医療もの全般ダメでした。もう少し社会保障や病院との関係、世間の話が主と勝手に思い込んでいたので、様々な描写に耐えきれず斜め読み。こんな態度が世間の偏見を作ってるのは承知の上で申し訳ないが、読むのはしんどかったです。
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ゆいまある
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ビルマ難民を支援していた上智大大学院生が難病に。高熱が続き髪は抜け、潰瘍だらけになりながら1年間病院をたらい回し。ようやく辿り着いた大学病院で9か月入院し、麻酔無しで筋肉を切り取る等の検査を受け診断がつき、身体障害者としてサバイブしていく胸に迫るノンフィクション。ある日突然支援者から支援される側に転じた自分を研究者として冷静にユーモラスに記録している。ここまでは泣ける読み物だが、後半、友人に見捨てられた後、医者に頼りすぎ。治療は成功してもケースワークで失敗したケースと言える。この本は凄い。おすすめ。
TCD NOK

ちょうど昨日購入しました。読むのが楽しみです。

02/16 14:58
ゆいまある

TCD NOKさん。語り口はライトでも、内容は重いです♪

02/16 15:03
3件のコメントを全て見る
0255文字
たかぴ
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同郷である福島県出身の更紗さん自身の難病難民のお話を綴った本です。嫁が元々知っていて買ったので読ましてもらいました。原因不明の難病なのに悲劇の主人公の話にせずにどこか淡々と語っているような書き方に見えました。このような難病の人の生活感のある話を知らなかったので本当に知って良かったです。このような難病の人や先生などの支える人が経済的に精神的に豊かになれるような日本にもっとなりたいし少しでも努力したいです。まずは更紗さんのような人がいるということをこの感想を通じて知ってもらえたら幸いです。ありがとうございます
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れいあ
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ネタバレ続編が面白かったので1巻目も読んでみる気に。1冊目だけにちょっと話がとっちらかっているところもあるけど、これだけの厳しい体験、しかも現在進行中を面白く書けるってすごいことだと思う。<読者に引かれないように>、<1冊に収まりきるように>、かなり割り引いて書いていると思う。本当はもっと壮絶な毎日なんだろうなあ。
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あいか
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★☆☆☆☆
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うたまる
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免疫系の難病に罹患した25歳院生の闘病エッセイ。これ普通に面白い。面白いんだけど、茶化しの文体含め作為を強く感じた。彼女の訴えるレベルの痛みならできないだろうことが案外できている。医師側とのすれ違いの原因も本当に彼女の言い分通りなのか。この手の本は解説を主治医が担当することが多いがそれもない。話のベースが事実なのは疑いようもないがモヤモヤ感は続く。そして、あとがきに高野秀行の名前が出てきて疑惑の水位がさらに上がる。彼は助言したのではないか。自作でいつもやっているように「面白くするために体験は誇張せよ」と。
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ねこ村
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難民研究の大学院生が難病になったという話なんですけど、この人はそもそもネアカというかお調子者というかサービス精神の旺盛なひとなんだろうなぁという感じ。読みやすく気楽な感じはあるのだけど、その痛さや処置については想像するとこちらがイタタタと顔をゆがめてしまうような体験が書かれている。大学院生関係あるんかいと思いつつ、自身を日本にいながら難民の相似形であると気づくところが関係あったのだった。「〇〇女子」の氾濫も読みどころのひとつやもしれません。
0255文字
ひみ
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こんなに壮絶な闘病を、なんとコミカルに描くのでしょう。同年代であることもあり、思うところが多かった。当事者にならないと分からない医療の現実も、自身の思いも困難も、赤裸々に描いているところがすごい。自分がもし、闘病の立場だったら耐えられるんだろうか。こんな形で昇華できるんだろうかと考えると、作者さん、本当にすごい。続編、読みます!
0255文字
bittersweet symphony
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闘病記や社会学的なネタはシビアな内容ながら想定していた方向性だったので措くとして、恋愛ネタは全く想定していなかったのでちと驚いてしまいました。
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sakai
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ネタバレ言葉を失うほど壮絶だった。自分もここ1年で身体の調子がおかしい〜からの病院→検査の日々で、ここまでではないにしてもしんどくて心が折れそうになるのに…この人は本当によく生きてるな…と。こんなにも身体が痛くても、お医者さんの患者に対する扱いがあまり変わらないのは衝撃だった。もう、ひとつひとつが衝撃すぎてまとめられない。てっきり、症状が落ち着いての退院なのかと思っていたので、家出的な退院の結末には不安しかない。続編を読むのが恐い。読むけど。
0255文字
いとをかし
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先に「シャバはつらいよ」を読んでしまっていたので、なんとなく内容は分かっていました。難病とは、身体的辛さもだが精神的にもかなり辛そうで、何かいろいろと支えになるものがないと耐えられそうにないように感じました。現在、著者は完全寛解したそうでなにより。
0255文字
ミリー
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軽い調子で書かれてて、面白いとは思うけれど、絶望してしまった。制度に絶望している人は読まない方がいいかも・・・。続編を読めばまた救われる部分があるのかな?今度読んでみたい。
0255文字
ゴンゾウ@新潮部
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難病に罹患してしまった著者の闘病記。突然激痛が著者を襲う。歩くこともできない。毎日続く辛い検査と治療。そんな毎日を暗くならずにユーモアを交えて綴られている。本当に強い人なんだと感じた。毎日をのうのうと暮らしている自分が恥ずかしい。
0255文字
ステビア
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免疫系の難病に罹患した著者が入院し、在宅生活を始めるまでの記録。軽やかな文体で書かれているが相当な精神の強靭さがなければなしえないことだろう。愛の力!
0255文字
KKTT
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素晴らしかった!類例のない奇病に罹患した著者の闘病記。ほんとうにすさまじい。元気に東南アジアを飛び回ってた人が突然動くこともできないほどの苦痛に苦しむという状況は想像を絶する。医療難民となってようやく信頼できる医師にたどり着いたときの気持ち。絶望のどん底での出会い。書ききれないいろんな思いがあったのだろうと思う。本書は感動的な話ばかりではなく、医師の鈍感さ、公的機関の融通のなさなど、問題点についてもしっかり言及している。過去の自分の体験とほんの少しだけ重なって揺さぶられた読書だった。
0255文字
pitch
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随分前から話題になってた本をようやっと読んだ。突然難病にかかった著者の壮絶な闘病記。なのに面白くどんどん読めてしまうのは、一歩引いた客観的な語り口のおかげだろう。著者のバイタリティと冷静さが、何よりもの救いになっているというのは凄い。続編もあるようなので買います。
0255文字
えっ子
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とても面白かった。すごく辛い難病生活、パワフルで流れのいい文章なのでスルスル読める。ドラマチックな部分を最初に持ってくるなど引きもいい。作者らしい人のツイッターも読んだが、今はお散歩などにもいけているよう。病気とうまく付き合えるようになったのかな… どんなふうに少しずつうまく付き合えるようになっていくのかが具体的に知りたいかも。 全体的に楽しく、難病患者という人々の苦しさや大変さみたいなもの、医師との感覚の差、なんかがなんとなく埋め込まれていて入門としてはよいかもしれない。
0255文字
菜穂子
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これ程赤裸々に自分の闘病の記録を書いたものを他に知らない。大学院で学びビルマの難民のために何が出来るのかと模索し、自分の進む道を歩み始めたばかりでの発病。難病と診断されるまでの長い道のり、治療の困難さ、症状の悲惨さも、体験したものにしか分からない。多分療養中の患者さんはこの半分も声に出さずに我慢しているだろう。症状の改善が見られず疲弊する入院生活でも、自分らしく生きようとする強さもっともっと褒めてあげて!と思う。弱音を吐きながらも突き進むその行動力は誰もが持ち合わせているものではないから。
ふらこ

続編のシャバはつらいよ、でいよいよ退院後の生活も教えてくれるので。もう、この人が今日もなんとか生きてる、っていう事実だけで。勇気づけられる。

08/11 12:41
菜穂子

ふらこさん、本当にそうですね。続編も是非読みたいです。コメントありがとうございます。

08/12 06:57
0255文字
bunmei
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著者の大野更紗さんは、上智大学大学院に進学した時に、自己免疫疾患の難病にかかりました。本書では、その発病から治療までの闘病生活の様子について著しています。本当なら、逃げ出したいほどの痛みや苦しみの闘病生活のはずなのですが、苦しさの微塵も感じさせないように、ユーモアと笑いを交えて紹介しています。その表現があまりに明るいので、本当に難病で苦しんでいる人が書いた文章なのかと疑うほどですが、そのポジティブな精神力に、頭が下がる思いです。健康な私達が、大野さんから沢山の勇気を貰える一冊です。
itasasaga

闘病生活を笑いに変えるまでには、いろんな過程があったでしょうね。嫌なことがあっても笑いに変えるような、強さがあるといいですよね。

07/07 21:34
bunmei

itasasagaさん(^^) 確かに、著者のポジティブな生き方には逆に励まされます。でも苦しい時は、苦しいと素直に言うとことも大切な事かも…です。

07/08 09:28
0255文字
Mana
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課題図書で読みましたがすぐに強がりとはまた違った明るく前向きでときにはありのままの弱さで闘病生活を綴った文章に引き込まれました。自身の見た現実と体験した現実、どうしようもなく辛い生活と関わる人との信頼や愛情、絶望、いろんな感情がそれこそ嵐のように自分に流れ込んできました。ひとは自分以外の誰かのためにずっとなんでもし続けることはできない。自分は自分の力で強く生きてるのだろうかまずはそこから見つめ直したいと思いました。
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紫綺
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単行本にて読了。難病の恐怖を、こんなにコミカルに書けるなんて更紗さん、スゴい‼
0255文字
re;
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別に大仰なことをいうつもりはない。ただ、おもしろかった。続きが気になった。単純に凄いなと思った。【毎日を生きること】をきちんとしている人。その背中を不特定多数に曝け出して、なんだか勇気を与えちゃう人。人は産まれたらその命を削って生きているんだ。それに気づくか気付かないかで命の燃焼度というか、今生での達成度みたいなものが全然違うのかもなぁなんて思いました。
re;

時折、文章が全く読めなくなる。そういう時は、読んでも読んでも頭に何も残らない。心から何も溢れてこない。あぁしんどいなぁ。今はたぶんめちゃめちゃしんどいんだなぁ。そんな風に【今の私】を分析したりする。 そして【その時】の一冊に出会うのだ。 空っぽに干からびた私が少しづつ、満ちていくきっかけとなる一冊。 今回はそれがこの大野更紗さんの[困っている人]でした。

02/06 15:22
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シンヤ
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良かったです。大野更紗さんの闘病記ですが、死を考え、病気と向き合い、色んな思いをして生きる道をみつけ、自立するまでの課程が描かれています。自分が難病になり動けなくなり、全てを友人へ依存するあまり人間関係にヒビがはいった事や、お尻が大変な菌に侵され激痛が生じたり、まだまだこれでもか~、と辛い出来事が襲ってきます。9ヶ月の入院生活をありのままを描いている文面を読むにつれ、健康で過ごしている私に生きる事へのメッセージというか……自然と著者の人柄の良さが伝わってきて、引き込まれました。
0255文字
ぴよ子
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ちょうど今、私も絶望に淵に立たされていて、この本に出会った。この本の著者さんは私と同じくらいの歳で、もっと若い時から難病に苦しむことになった。死にたくなる、イケてる死に方を探してしまう彼女の気持ちもすごく理解できるし、それでも頑張って生きようとする彼女の気持ちに涙が溢れた。私も今できることを頑張って、最後まで悔いのない生き方をしなければと思わされた。
0255文字
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