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ラカンはこう読め!

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特盛
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評価3.8/5。数年前、構造主義の考え方に触れ「ああ、俺の思う自分らしさは全くの借りものだったんだな。これじゃない!」と思い出してた時に出会い、興味を持ったラカン。だが難解過ぎて意味不明。でも気になるので、とラカンの入門書を3-4冊くらい読んだろうか。シジェクの語るラカンはプラクティカルで面白い。人間の欲望は他者の欲望であり、大文字の他者という、もやもやとした象徴的次元での存在の不問律が我々を強くしばり、幻想に包む。欲望の原因には触れられない。我々はその周りを回るのだ。千葉雅也のラカン論もまた再読したい。
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Don2
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久しぶりの人生を変える読書だった。初見で意味がとれず、章ごとにノートを取りながら読む。私の世界は何はともあれ私を起点とする一人称視点から広がり、その視野は言語によって意味化されたり、されなかったりする。そこには他人や現実という不可知領域があり、私はその不可知に対する期待と失望、あるいはそれらからの(空疎な)眼差しを受けて倫理的な判断を下す。<大文字の他者>とか<対象a>など、聞いたことはあれど全く分かってなかった言葉を道具立てとして描かれる"客観"のない精神分析の世界が、新鮮かつ説得力を持って迫ってくる
Don2

「ポストモダン」の非権威主義的な父親のメッセージのほうがずっと狡猾だ。「おばあさんがどんなにおまえを愛しているか、知っているだろ?でも無理に行けとは言わないよ。本当に行きたいのでなければ、行かなくてもいいぞ」。馬鹿でない子どもならば(つまりほとんどの子どもは)、この寛容な罠に潜む罠にすぐ気づくだろう。自由選択という見かけの下に潜んでいるのは、伝統的・権威主義的な父親の要求よりもずっと抑圧的な要求、すなわち、たんに祖母を訪ねるだけでなく、それを自発的に、自分の意思に基づいて実行しろという暗黙の命令である

11/10 09:52
Don2

…やる方もやられる方も、身に覚えがありすぎる。こんな調子で不文律や公然の秘密の駆動法が扱われるのが、私にとっては1番の読みどころだった

11/10 09:54
4件のコメントを全て見る
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🐜
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解りやすい上に手数も多く、アネクドート風の例え話がウィットに富んでいて面白い。「人間の発話はけっしてたんにメッセージを伝えるだけではない。それはつねにコミュニケーションをしている主体間の根本的・象徴的契約を自己再帰的に確認しているのである」(32頁)、「この遂行的次元があるために、われわれが言語において直面するすべての選択はメタ選択、つまり選択そのものの選択であり、私の選択の座標に影響を与え、変化させるような選択である」(34頁)。手押し車=言語は盗み=伝達の手段ではなく、対象=意味の構成・創発そのもの。
🐜

・仮面の下よりも仮面にリアルを感じる日本人→「真に生きる」ためには自分自身の死を通り抜けなければならない(武士道) ・「空疎な身ぶり」と構成モデル、ソシオパスと功利主義 ・「自分は信じていないが、それを本気で信じている人がいるから」というポスト・イデオロギー的時代の信仰 ・社会的仮面を通して感じる感情の方が、それを被っている個人の内部の感情よりもリアル(≒福田恆存、木村敏、内海健) ・「愛とは自分のもっていないものを与えることである(それを欲していない人に)」 ・瓶ビールを抱いているカエル ・現実への逃避

05/06 12:27
🐜

・「もちろん私は知っていますよ。でも、ニワトリはそれを知っているでしょうか?」「もちろん私は商品が非魔術的なものであることを知っていますよ。でも、商品はそれを知っているでしょうか?」(=神は無意識的である) ・ネクロフィリアは政治的に正しい? ・サディズムと免責、主体=従体 ・見せかけは仮面=覆いではなく、仮面=覆いの下には何かあるのではないか、という幻想そのもの ・原理主義者が科学と結託することで、逆に信仰が脅かされる ・エクリとセミネールは相補的に読め

05/06 12:38
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急性人間病
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“「本気で信じてはいない。たんに私の文化の一部なのだ」というのが、われわれの時代の特徴である、遠ざけられた信仰の一般的な姿勢であろう。「文化」とは、われわれが本気で信じず、真剣に考えずに実践していることすべてを指す名称である。だからこそわれわれは原理主義的な信者たちを、本気で信じている「野蛮人」だ、反文化的だ、文化への脅威だとして軽蔑するのだ。”(60P)
急性人間病

引用だけなのも楽してるようで癪なので追記し都甲。浅学なる身としては、「過剰」なものと自分(たち)の信条をどんな風に捉えようかという一例としてこの書を受け止めようとしてみているが、皆さん仰られている通り、これを説明しようとするジジェクのたとえ話の抽斗数もまた「過剰」で、狐に化かされた感がないと言えば噓になる。でも、わかりやすい一本道を引いてみせるよりは誠実なのだろうな、とも。

11/07 20:37
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平坦
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めちゃんこ面白いです!ジジェクがスッと割り込んできて難しい概念をクリティカルな言葉で説明してくれます。 ラカンの入門書というにはかなり無理があって、基本的な用語を知っていて、ぼんやり意味を捉えているくらいで入るのが一番面白く読めるはず
平坦

“それは私の責任ではない。実際にそれを行うのは私ではない。わたしはたんにより高次の〈歴史的必然性〉の道具に過ぎない。こうした状況がもたらす卑猥な享楽は、私は私自身が自分のしていることに対して無罪であると考えているという事実から生み出される”

09/08 14:07
平坦

“私は私に責任がなく、たんに〈大文字の他者の意志〉を実現しているだけだということをじゅうぶんに意識しているからこそ、他人に対して苦痛を課すことができる”

09/08 14:07
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なつのおすすめあにめ
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自分が映画好きだからか面白く読めた部分もあるけど、ラカンもジジェクも(となると当然フロイトも)難解なのは難解ですねぇ。
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ああああ
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訳わからん。ラカンに詳しくなった訳でもないしジジェクが何言ってるかもわからん。
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おちム ✌(ꃪꄳꃪ) ちゃム
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めっちゃくちゃ面白かった。と同時に何を言っているかはわからない。そのわからなさ具合が自分の一歩先よりもうちょっと、2.5歩先の分からなさという感じ。いまいちわからないが、自分にとって明らかに重要なことが書かれている!という確信だけは得られるので夢中になって読んでしまう。そんな不思議な読書体験ができた。
おちム ✌(ꃪꄳꃪ) ちゃム

冒頭の「文化とはどのように知らないふりをすればいいかを知ることである」という文もいいし、「人は夢でなければ現実を直視することはできず、現実を見ないで済むために目を覚ます」というのはまさに我が身のこととして実感できる。哲学的な話を全て実感に結びつけて語られるところがこの本のおもしろさで、それこそ精神分析から出発?しているラカン哲学の特徴なのかもしれない。

07/15 13:26
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K
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めちゃくちゃ面白い。が、学会発表で引用できるかなと、『アイズ・ワイド・シャット』論を目当てに読んだのに、全然その話をしてくれない!笑  しかし、ドストエフスキーの短編「ボボーク」論がめちゃくちゃ面白かったのでヨシとします!
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ひるお
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ラカン派精神分析家かつマルクス主義哲学者ジジェクによるラカン入門書。原題はHow to read Lacanだが、趣としてはHow to USE Lacan、あるいはHow to PLAY WITH Lacan。ジジェクの持ち味たる脱線を重ねながら縦横無尽に走り回る。『HUNTER×HUNTER』のサトツ氏の如き疾走についていくのは骨が折れるが、これ以上ないアドベンチャーを愉しめる。そしてもちろん、ジジェクが走り回っているさま、それ自体が面白い。
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りっとう ゆき
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今まで読んだラカンと名のつく本の中では一番おもしろかった。難しい言葉も出てこなくて、映画とか文学とかの例えもわかりやすく、肩肘張らず読めます。まあラカンとジジェクのどっちの考えなのか曖昧ではあったけども。思ったのは、大文字の他者って、例えばSNSで発信する際の、つぶやきの、自分でもなく特定の相手でもないだれか、みたいなかんじかなあと。 話は神とか政治とかにも及ぶ。さいきんもニュースで痛ましい映像を見て、神は人を傷つけることを望むのか?と憤慨していたが、こういうことか、根は深いな、と。
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Aster
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面白い。その通りラカンの読み方(英題)が分かる。『ポストモダンの共産主義』もそうだがジジェクは扱うテーマからよく脇道に逸れる。ただ本書は章分けを沢山してくれているので比較的読みやすい。しかも具体例が多い。ジジェクの具体例の効果的な使い方はジジェクの魅力を存分に表している。相対性理論のアナロジーを出してきた時は「おっと〜…?」と思ったが、基本的に本文の邪魔をしない例示がとても良い。三界や超自我のラカン的用語の説明だけでなく、タイトル外の意味として、純粋に文学作品、映画などの読み方も提供してくれる。
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チューイ
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ジジェクに興味があり、たまたま出会ったこちらで初めて読了。逸話や作品に細かくあてはめながら話をすすめており、実感のないものでも理解へと押し進めてくれた。それでもなお難解な部分もあり、フロイト等への理解がないためでもあるかもしれないが、後半は何度も読み返すこととなった。入門書ではないという声もあるが、章を通して読み返せば多面的な説明のおかげでラカンの用いる用語に対して大まかなイメージを構築でき、今後ラカンに触れる際には役に立つのではないかと感じた。 なによりも一つ一つの例が非常におもしろかった。
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ちゅん
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ラカンワカランワカルキガシテヤハリワカラン
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♨️
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「超自我」「自我理想」「理想自我」というフロイトの中でもほとんど同じ意味で使われている言葉のラカン的区別や超自我の命令としての「享楽せよ! 」、それらを受けてラカン派が臨床を通じてどのような状態を目指すのかが理解できた。「性関係はない」がどういう意味なのかは理解できたものの、性別化についてはまたわからんかった。
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センケイ (線形)
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前半は分かりやすい。日本語版への序文も相まって、大文字の他者は分かった気がする。ふりをしているうちにそれが事実になるということも。しかしそれでも後半は難しい。一見逆のことを言って見えたり、概念を定義なく応用してみたりしていて、一度分かりかけていたことを何度となく見失う。そもそも「ラカンを分かる」ということがもともと困難なのかもしれないし、訳者あとがきにあるように、ジジェクのように自らも使ってみてようやく直感できるものなのかもしれない。ともあれこれを読んで、大きく一歩踏み出せたようには思う。
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篠田イツキ
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入門書かくたるべしというものでは決してないけれども、昔の人の考えを現代のいろんな「現象」にあてはめて解説するのは、哲学の<やり方>としては正しいのかなぁと思ったりします。ジジェクという人を初めて読みましたが、大変おもしろくて、ジジェク入門として大変よろしいかと思います。そして、ラカンはこう読め、はもちろんですが、古典はこう読め、ということも教えられているような気がします。ちょっとした引用文を、色々な例えを駆使しながら解釈していくスタイルは、普遍的です。
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aof
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ラカンの入門書として最良!という謳い文句に惹かれて読んだけど、やっぱりわかんなかったw 象徴界・想像界・現実界をチェスに例えるのはめっちゃわかりやすかった。そんな感じで進むのかと思いきや、サブカルとラカンを使ったジジェク論の本という感じで、ジジェクがおもろいおっちゃんだということだけが伝わってきたwラカンは別の本でもっかい勉強しよう。
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cava
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解説書というよりかは、フロイトを読むラカンを読む本みたいな?色々書きたいことあるけど、実際ラカンのエクリ、セミナールとか読んでみたいな。超絶難解らしいけれどね(ボリュームが割とあるので時間ある方はどうぞ)
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しお
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ラカン解説を読もうと思って開いたらジジェクの豊富な語りと多彩な例証に圧倒され、その面白さにのめりこんでいるうちに全てが終わり、不思議なことにラカンは何もわからなかったがラカンで何がわかるかはわかった気になってしまう。
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踊る猫
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ジジェク出しゃばり過ぎ。ラカンについて丁寧に語るというより、ジジェクがラカンの理論をどう使い倒して状況を分析しているかに比重が置かれている。だからラカンの入門書ではない。ジジェクの入門書として読むのが相応しいだろう。ジジェク節は好調で切れ味鋭くなんでもぶった斬って行くが、単にジョークが巧いだけの人、逆説的に物事を語って相手を煙に巻く人でしかないような気もしてしまう。だからジジェクの思想は面白いと言えば面白いのだけど、使い道が見当たらない(日本で言えば橋本治氏的な存在か?)。まあ、エンターテイメントではある
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PukaPuka
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面白かった。こういう本を読むと、人間を巡る、なんでこうなっちゃうんや〜、っていう事象は、結局精神分析を用いてしか理解できないのか、と思う。
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再読。
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ハイザワ
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豊富な例に基づいた説明がエキサイティングで面白かった。だからと言ってラカンについてはっきり理解することができたかというとそうではないのがまたややこしいところである。
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マル
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ネタバレフランスの精神分析家ジャック・ラカンさんの考えをスラヴォイ・ジジェクさんが分かりやすく解説したものを鈴木晶さんが日本語訳したものが本書です。内田樹さんの著書などから、少しはラカンさんの考えに馴染んでいると思っていたのですが、そんな自分の考えは本書によって粉々になりました… ム、ムズカシィ。難しすぎる!やっぱり「ラカンはワカラン」は正しかったと納得させられました。本書の3割も分かっていないと思います。よくこんな人の考えが分かるもんだな、ジジェクさんも鈴木さんも。なんだか頭の芯が熱を持ったような感じに(続く
マル

を鳴らしております。ここで語られていることは、まさにエリザベス女王を表敬訪問した際に露呈した安倍首相の無意識のことと符合するなと思います。「無意識はコミュニケーション行為の内容に隠されているのではなく、コミュニケーション行為そのものに現れている」ということだと。長々とこんな悪口よ読んでくださってありがとうございました。自分も無意識的に色々なことを勝手に思い込んでいるのだろうなぁとは思ってはいるのですか、なにぶんそれらはまさに「無意識」でありますので、なかなか自分でそれに気づくのは容易ではないことで

05/09 17:32
マル

ありますので、これを読まれた方の中に不愉快になった方がおられましても、それについてはどうかご容赦願う次第でありますm(_ _)m

05/09 17:33
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スイスイ
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ラカンの解説書ではない。今日の社会現象から文化に至るまでをラカン的に読むことに主眼が置かれている。ゆえに教科書としての要素は薄い。お勉強には不向きだけど、たとえば「私はあれが欲しい。」から「あれが欲しい私とは何か。」に考えを反転させてみるとき、ラカンの理論は手助けをしてくれる。本書はそのヒントをくれる。「欲望の最初の問いは、「私は何を欲しているのか」という直接的な問いではなく、「他者は私から何を欲しているのか。彼らは私の中に何を見ているのか。彼ら他者にとって私は何者なのか。」という問いである。」(p89)
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まっち
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ラカン勉強、6冊目。◆僕がラカン理論に慣れてきたり、この本が分かりやすい所為かもしれないが、一周回ってむしろ当たり前な事を言っているなと思う箇所もあった。たとえば「本心より見かけが大事」という指摘は、大人の嘘を受け入れられない子供に対して、賢い母親なら諭して言いそうなレベルの発言だ。◆とはいえ、当たり前のことを改めて考えること、それを理論的な言葉に翻訳することは、それだけで十分すぎるほど意味があるといえばある行いではある。
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スパイク
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ネタバレラカンの解説書(入門書)でこのレベル(非常に難解)だから私には原書(もちろん翻訳で)は無理。比較的理解しやすいセミネールでさえきちんとした翻訳書が少ないらしいから理解しろと言う方が(たぶんそんな人いないと思うけど)無理。でも(文章を目で追っただけだけど)読み切った私はエライ!斎藤環さんの『生き延びる…』も読んだから何かの折にラカンが話題に上ったら「ああ、ラカンね。難しいよね。」ぐらいの発言は出来る。私が被った仮面(偽りのイメージ)は真の自己(だと思っているもの)が理解してなくてもリアルに理解しているのだ。
スパイク

そっか、おおにしさん、ラカンの話題を提供していただいてたのですね。「ああ、ラカンね。難しいよね。」この返しでよかったですか、こりゃアカン!ってか。

06/13 19:15
おおにし

ラカンの言っていることなど逆立ちしてもちんぷんかんぷん。でも「難しいな」と言うのは悔しいので、ダジャレにして笑い飛ばそうというのが、私のラカンとの付き合い方です。これはラカンに限ったことじゃないけどね(笑)

06/13 23:13
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かにヴぁ
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面白いけど、決して最初に読む代物ではない。『わかった!』と思ってたものが形を変えて『?』となり、風呂場でシャワーとか浴びてる時に『なるほどね…』ってなるような感覚。
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くろさわ
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すげー面白い。
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大泉
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「最良のラカンの読解法とは、ラカンの読書法をみずから実践すること、すなわちラカンとともに他者のテクストを読むことではなかろうか」という指針のもと、ラカンを使ってテクストや現実を解釈していくなかで、ラカンの思考を提示しようと試みる。『羅生門』やら『カサブランカ』やら、個別の作品の解釈はなるほどなーと納得し、かつ面白いんだけれども、ラカンが「わかった」かと言われると(そもそもそんなことを目指した本でもないけど)、全然わかっていないという感じ。象徴界とか現実界とか超自我とか、それっぽく使ってるだけという気が。
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manabu
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超映画オタクの思想家ジジェクが、ラカンの著作からの引用を、映画(羅生門、カサブランカ、エイリアン、アイズ・ワイド・シャット、 etc. )、文学(シェイクスピア、ドストエフスキー)、哲学、イデオロギー(CIA、宗教的原理主義)からの別の引用と“対決”させ、心理と倫理の奥底にぐいぐいと斬り込んでゆく。ラカンを通して今を読む体験への入門書。What a thrill ! 「人間の欲望は他者の欲望であり、他者から欲望されたいという欲望であり、何よりも他者が欲望しているものへの欲望である。」
0255文字
N.river
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誰もがよく使い認識している「現実」がロボットなら、その内側にある部品と構造と働き、三つの相互関係をつぶさに見せてくれる、ような。現実と他者と欲望の絡みが恐ろしくも印象的。
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n2-krpn
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”社会病質者は「やってはいけないことはやってはいけない」という感覚が欠けている””ヒステリー患者にとって一番の問題は、自分が何者であるかと、他人は自分を見て、自分の何を欲望しているのか、を区別すること”
0255文字
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