形式:新書
出版社:中央公論新社
我々現代人の生活を支えている生産技術・物流や国際平和構築の仕組みの有り難さに想いを馳せるとともに、それらがなくても文明を築き上げ、今日の私たちと変わらない感覚で生きていたシュメル人に敬意を抱いた。特に傷害時の金銭解決は今日における交通事故処理に通じるものがある。当事者は完全に納得はいかなくても金銭解決により社会の安定を優先するのは文明的と感じる。
宗主国が去り、中東の平和がいつまでも不安定ななか、遺跡・遺物の破壊や散逸が続くこと、今後の発掘が滞ることには心を痛める。
トンデモが一時猛威を振るった影響がずっと続いててですね😭
Koningさん☆長いっ!その後にまで至る悪影響が長すぎるっ!ッ誰か本気でた~すけ~てくれ~っっ💦💦
彼の図書館のおかげであまたの資料が生き残ってくれたのが最大の功績だと思うのです。残忍なアッシリア帝国だったけど(w
日本から遠いシュメルの粘土板を解読することは、シュメル人に経をあげるようなものと筆者は考える。面白かった。
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