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剣客商売 十 春の嵐 (新潮文庫)

感想・レビュー
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ひより
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ネタバレ長編で、非常に読み応えがあった。 これまでとはスケールが違う。 秋山大治郎と名乗って斬る殺人者。その黒幕は... 傘徳がいいなぁ。 彼が大丈夫なのか、読み進めながらハラハラドキドキしてしまったよ。 これまで登場した人達がたくさん出てきて楽しめた。 でも細かいことはすっかり忘れちゃってるなぁ。 そろそろ登場人物一覧を作って読まなきゃいけないかな(^_^;)
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しろっこ
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ネタバレシリーズ初の長編。長編だろうがなんだろうがやっぱり面白い。大治郎の名を騙る辻斬りが現れて疑いを晴らす為に小兵衛が動く。暗殺者の後ろには松平、一橋、田沼の次期将軍の争いやら積年の恨みやらがあって、その政治の暗闇に秋山親子が巻き込まれた形。小兵衛もいつものように飄々と鮮やかに片を付けるわけにはいかず、事件そのものは闇から闇と葬られる。なかなかにダークな終わり方でいつもと違う印象だった。
0255文字
k
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初の長編。昔は連絡を取り合うのも大変だったのだな。
0255文字
はち
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剣客シリーズ初の長編!読了から1ヶ月ぐらい経ってしまいました😅。偶然にもテレビの再放送で、この作品がスペシャルとして流れてきて、、、原作とは少し違うところもありましたが、面白かったぁ〜👍。息子大治郎を名乗り、繰り返される辻斬り!父ちゃん小兵衛、黙っちゃいませんよ💢。途中「いつもの小兵衛の勢いがない?」みたいな感じも受けましたが、名脇役達の活躍もあり、一件落着。松平定信登場の際は、心の中で「舘様‼️こちらにも?」と叫んでしまいました😅。(余談です)
三飯

舘ひろしの『あぶ刑事』が帰ってくるのは5/24っすよ。

03/18 05:22
はち

三飯さん、そーなの‼️知らなかった。情報ありがとう💓タチ様もダテ様も好きよ♫

03/18 12:57
4件のコメントを全て見る
0255文字
H
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初の長編であることに半分近く読んでやっと気付いたが、話のスケールも大きく読み応え充分だった。
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Atsushi
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“名は秋山大二郎”と名乗って辻斬りを繰り返す頭巾の侍。剣客オールキャストで巨悪に挑む。シリーズ10作目は初の長編で読み応えがあった。御三家と田沼意次を巻き込む政治の暗闘。道具にされた平九郎が不憫でならない。傘徳の粘り強い張り込みに小兵衛が目を潤ませるくだりにグッときた。
0255文字
tama-nyan
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田沼意次に加え松平定信、そして一橋治済も参戦で楽しくなってきた。松平定信の養子の話は何回か聞いたけどいつも忘れちゃう。今回は恨み節と相まって覚えられそうだ。徳川ファミリーも大変だったんだ。
0255文字
おさむ
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ネタバレ剣客シリーズ初の長編。齢63の秋山小兵衛が辻斬りの濡れ衣を着せられた息子、大治郎のためにお馴染みの仲間と共に一肌脱ぐ。今回の敵、戸羽平九郎は剣術の実力もさることながら、背景に松平定信、田沼意次、一橋治済の三家を巡る政争がからんでおり、なかなか真相究明も難しく、一筋縄ではいかない。そんな中、ひときわ不二屋の芳次郎というキャラが良い味を出しており、最後の対決でも一役買う。最終的に全ては闇に葬り去られる。勿論この話はフィクションなわけだが、私達が学ぶ歴史というのは、綺麗な面だけが残っているんだなと実感する。
0255文字
すす
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面白いながらも今まではチョイとぬるさも感じていたが、今回は一冊丸々使い緊張感ある展開で良かった。 困った時にこそ人徳が物を言う。過去作の登場人物たちも協力に駆けつけアベンジャーズ状態。もっとも主役が強過ぎるきらいはありますが… それだけに締めくくりは少々物足りなさもあった。まぁ、でもいいでしょう。 次巻も読みますけど短編集かな?長編なのかな?
0255文字
浜のU39
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ダラダラ読み。面白くなかった。長いだけ。いつもの歯切れ良い池波節が感じられなかった。次は十一勝負を読みます。
0255文字
量甘
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ネタバレシリーズ十作目。「秋山大治郎」を名乗り、辻斬りを繰返す頭巾の侍が現れる。政争に巻き込まれ、窮地に立たされていく秋山親子だが、、、。緊張感が途切れず一気に読み終えた。
0255文字
KAZOO
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剣客商売はじめての長編です。江戸のある藩の侍が闇討ちに出会いそのときに犯人は「秋山大治郎」と名乗ります。当然のことながらまるっきり大治郎はあずかり知らぬこととはいえ、謹慎蟄居を余儀なくされます。さらにその後も闇討ちが続きます。田沼や松平藩を狙ったものということがわかってきます。今村さんの作品(ぼろ鳶シリージ)にも出てくる田沼と対峙する一橋家の陰謀だということがわかってきますが、当面は闇討ちの犯人を主人公が倒すことで続いていくようです。
0255文字
Mariko
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8.5
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キートン
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ネタバレ松平家と田沼家の家臣を切り殺すという謎の辻斬りが横行するが、その辻斬りは自らの名を『秋山大治郎』と名乗った。 剣客商売、大台の10巻にして初の長編。 小兵衛・弥七・傘徳といったレギュラー陣に加え、手裏剣お秀に鰻売りの又六と、今までの作品に登場した人々も活躍するなど、まさにオールスター勢ぞろいといったところ。 ただ、内容としては結構重いというか、いつものように見事解決、という感じではなく、これからの時代を知っている人間からすると、この先の世の崩壊を予言しているような気がしないでもない。
キートン

それにしても、松平定信さん。同作者の『藤枝梅安』のコミカライズでは、なかなかの人格者として描かれているが、これも池波先生のいう所の、『人は色々な一面を持っている』とこうことなんだろうか?

06/08 20:57
0255文字
nicky_12345679x63
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ネタバレ剣客商売 今回は初めての長編でした。 一橋家の陰謀による厄介な事件で田沼意次としても表沙汰内はできず闇の葬られる。 今までの登場人物総動員であるが、手裏剣の杉原秀も出てくれました。
0255文字
fuku-fuku-fukui
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再読
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ポコちゃん
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今回は大治郎の名前を騙った殺しなのだが、大治郎自身の活躍はない。 どちらかというと父小兵衛の活躍。 新しいひょうきんな人物が1名増えて、小兵衛を取り巻くチームで解決に向かっていく。相変わらずチームワークがよいのが心地よい。
0255文字
leelee
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久々に剣客商売再開…長編のシリーズ10作目、面白かったと実感です。天下に関わる秋山親子に降りかかる事件、たくさんの人々の力を借りて、大治郎を守るために解決に立ち向かう小兵衛の粘り勝ちでしょうか。 傘徳の踏ん張りもすごかった!そして手裏剣お秀の登場にも気持ちが湧きます。今後の活躍にも期待ですね。
0255文字
Kira
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購入しての三読め。シリーズ初の長編は、秋山大治郎受難の巻。三回めでやっと、黒幕の意図していることが理解できた。大名や旗本の御家騒動に目を光らせていながら、徳川の血筋もごたごたを繰り返していたというわけか。それに対して、秋山ファミリーの結束は固い。
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由良のと
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シリーズ初の長編。秋山父子が天下の大事に巻き込まれる。暮れに事件が起き解決するのは晩春という長丁場。敵への探索に秋山ファミリーが総動員。個人的には大治郎に決着をつけて欲しかったが、意外な結末。
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私的読書メモ3328
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ネタバレここに来てシリーズ初の長編。それだけあって、これまでの登場人物たちが大量に登場して、まさに劇場版の豪華さ。無敵の秋山父子も、後ろ盾の田沼意次さえままならぬ相手とあって、スリル満点。が、終盤までは良かったものの、そこからいささか丁寧すぎてぐだぐだし、決着もどうにも拍子抜け。これだけの分量を費やしたのですから、最後は思いっきり手に汗握る勝負を見たかったです。
0255文字
ショーン
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丸々一冊で一話分。かなり根の深いご政道を揺るがす大事件に秋山親子が巻き込まれていく。また彼らに世話になったメンバーが勢揃い。親子の窮地に対し喜んで手を貸す人達。まさしくこれは人情時代小説の醍醐味と滅法強い剣術でスカッとするエンターテイメントである。
0255文字
へたれのけい
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傘徳は泣かせる、秀さんの蹄もかっけー、芳次郎は思わぬ活躍、そして、緊迫の状況でおはるが力みを解いてくれる。
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nabe2511
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ネタバレ一橋家の策略に翻弄される秋山親子。スリリングな展開の長編でした。が、解決の糸口が根津の色事ってところが緩くてよいぞ。【備忘録】除夜の客「大治郎。かまえて油断すまいぞ、よいか:小兵衛」・寒頭巾「三途の川は、どちらでございましょう:芳次郎」・善光寺・境内「越中守様もひどい犬どもを飼っていなさる:小兵衛」・頭巾が襲う「もったいのうござんす。もったいねえ:徳次郎」・名残りの雪「お前さんは戸羽平九郎殿を御存知かな:小兵衛」・一橋控屋敷「御当代様におかれても?:平九郎」・老の鶯「ま、ゆるりとなされ、秋山先生:意次」
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宇和島太郎
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ネタバレ7巻から再開で一番面白かった。大事なあの人とかあと人も殺られるのではないかとヒヤヒヤしながら読みました。
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猫はアンモナイト
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シリーズでは珍しい長編。「秋山大治郎」と名乗る辻斬りを巡る話。背後には政敵同士の争いが…。小柄な老人ながら滅茶苦茶強い秋山小兵衛の立ち回りの場面が相変わらず楽しい。無実の大治郎の身柄を引き渡せと、横柄な態度で乗り込んできた松平家の家臣6名を、簡単に返り討ちにする場面など溜飲が下がるのである。「一見弱そうな人間が実は強い」という設定の楽しさ。鉄板ですね。
0255文字
yoshida
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剣客商売シリーズ第10弾。秋山大治郎の名を騙る人斬りが現れる。大治郎と小兵衛達はかつての因果や因縁を探るが。今回は一冊で一つの長編となっています。田沼意次に敵意を燃やす松平定信も登場。その原因を作った一橋が暗躍する。新たに登場する人物も意外な活躍をする。更に過去作で登場した人物達も多く描かれ、豪華な顔触れとなる。江戸に響き始めた大治郎の高名に万感の思いがある。そして小兵衛の凄み。隠宅を襲う松平家中の侍達を一蹴。やはり最後の対決場面は圧巻で息を呑む。そろそろ大治郎が父になる日も近い。読ませる充実のシリーズ。
0255文字
よっ!
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この巻はすべての話がつながる長編。辻斬りが自分の名前(大治郎)を勝手に名乗るとか、たまらないな。一橋治済、松平定信、田沼意次の政治的なものから起きたことになっているが。実際にもいろいろあったんだろうな。★★★★☆
0255文字
カチ
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シリーズ初の長編。いつものように読み進めるうちに気がついたが、続きが気になり一気読み。これまでの短編に出てきた何人かが再登場し、元気な顔が見られたのも嬉しい。名前を見てすぐに思い出せない人でも、短編名と人物紹介をさらっとしてくれているので助かった。また歴史的な背景として松平定信の略歴や、一橋治済や田沼意次との関係などが語られ、知らないことばかりだったので興味深く読んだ。
0255文字
matsu04
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第10巻。「剣客商売」初の長編。謎解きもなかなか進まずイライラがつのる展開が長引いた上に、ラストもスカッと爽快なものではなかった。とは言え、まあ長編もまた良しである。(再読)
0255文字
秋良
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シリーズ初の長編。大治郎の名を騙る人斬りが出るせいで、本人はほぼ空気。代わりに小兵衛とオールスターズが活躍。お秀はいつも良いとこ持ってく気がする。長編ならではで謎のスケールもでっかく、幕府を揺るがしかねない陰謀が明らかに。いつもよりページが多くてもだれない、安定の面白さ。
0255文字
ますみ
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シリーズ初の長編。長編も読み応えがあって面白かったです。
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かめゆき3
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久しぶりの剣客商売。やっぱり爽やかですね。 私が好きな、他の作品でも一橋卿は悪役で描かれていて、やっぱりこいつか的な…(笑) 大治郎さんが疑われることなく、話が進んだのがとてもよかった。政治の駆け引きや、人間のズルさとか、すごく表現されているけど、和む場面もたくさんあって、このシリーズは、色々気持ちが疲れたときに読むとホッとするシリーズだと思います。
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Makoto Yamamoto
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再読。初めは仲の良い小兵衛夫婦、親子が鍋を囲む情景から始まるのだが、秋山大二郎と名乗る剣のたつ男が殺人を犯すところから物語が走り出す。 一橋家、松平家も登場し、田沼意次まで巻き込まれてしまう。 気が付くと、短編集ではなく長編。 いつもの仲間も登場、特に傘徳の頑張りは素晴らしい。 クライマックスの剣豪との対戦では、意外な人物の行動が手助けとなった。 今回の事件の背景はよくわからないながら、食べ物のうまそうな表現につられて読み終えてしまった。
0255文字
水戸
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連作短編でなく、一冊で一本の話。何が目的なんだ⁈ からの、複雑で大きな問題が起因とわかり……最後、ページが少なくなっていくなか、どうなるのか、あと少しだけど終わるのか⁈ とハラハラしました。
0255文字
ちゃいろ子
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冒頭、仲睦まじい小兵衛夫婦、大治郎夫婦4人の様子に和む。池波さんの小説は食べ物がとても美味しそうに描かれていていいなぁ。暫く読んで、あれ珍しい、長編だ!と気づき、GW最終日読みきってしまえーと没頭しました。 大物の影が見え隠れし、田沼意次までも関わる大事件で、しかも辻斬りは大治郎の名を語っているとあって、珍しくいつもの余裕綽々の小兵衛ではなく、、、。 それでも、秋山親子を敬愛するいつもの仲間たちの手を借りつつお話は進む。 いつもの短編も大好きだが、予期せずの長編楽しみました。
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まあさん
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“剣客商売“としては初の長編となる本作…。 秋山大治郎の偽物が現れ、辻斬りを繰り返すことから、やがて本人に嫌疑の目が向けられ窮地に立たされていく…。息子の嫌疑を晴らすため、あるいは恩人に報いるため、小兵衛、弥吉、傘徳の奮闘が描かれます。 やっぱり面白い!!
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Kira
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ネタバレ図書館本。シリーズ読み二周目。この巻は時代ミステリという趣きも持ち合わせているのに加えて、歴史小説の側面もあるのではないかと、再読して思った。本作に登場する田沼意次も松平定信も歴史上の人物で、意次に対する松平定信の憎しみも相当なものだったらしい。それを利用した陰謀に巻き込まれた秋山ファミリーの災難を、小兵衛がどう乗り切るのか。クライマックスの斬り合いは、何度読んでもどきどきする。作者が田沼意次を好意的に描いているのも、ちょっと勉強になった。この巻の小兵衛は老いを感じさせず、すこぶる元気である。
0255文字
sensei
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ネタバレ「剣客商売」の第十巻目、これは、短編を収録したものでなく、一冊の構成になつている。話は、頭巾を被り「秋山大二郎」を名乗る連続辻斬り者の話で、一ツ橋家の当主が影で操り、松平定信と、田沼知の争いを賀策したものであった。
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エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
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 平成15年 1月20日 新装版初版。。。前にも読んだはずだが登録してないようだ。。。剣客商売オールキャストで大変読みごたえがあり面白かった。お秀さんから為七まで。ああ牛蒡のお松の話かと納得。もう三卿の話が出て出てきたところで「ああ一橋かぁ」と分かってもなおおもしろい。、
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