形式:新書
出版社:講談社
形式:Kindle版
Kindle
日本語教師育成のための入門書です。
外国人としては、犬、いぬ、イヌなど正書法が緩いのが意外と困る。漫画などで出てくるものの、オノマトペは非常に難しい。「太鼓をとんとん叩く→どんどん叩く」はOKなのに、「どんどん運ぶ→とんとん運ぶ」はNGなのはなんで。上級レベルの日本語能力では、動詞の組み合わせ(食べ+始める、手伝って+あげる)、多義語(話が見えてきた、大人の足でも15分はみないと等)、コノテーション(きびきび、せっかち、手早い、せかせか、てきぱきの違い)を学ぶ。
(メモ)①複合動詞や「もらってやってくれない?」など、やさしい語彙の組み合わせの理解が上級者の課題の一つ。②初級者には拍の意識が重要だが、自然な日本語を話すには音節の意識も必要。(「ピーナッツせんべい」は9拍だが、自然な日本語を話すには特殊拍を考慮して5音節の方がよい。)
実用性という点では私もその通りだと思うのです。ただ私、旧仮名遣いで文章を書いてみたいという密かな野望を持っておりまして(うわぁ、言っちゃったよぉ)。告白しますと、必死で国語文法を思い出しながら(学生時代にもっとちゃんと授業を聞いておけば良かった~と大後悔)、旧仮名遣いで文章を書くための指南本と悪戦苦闘中(敗色濃厚)なのでございます(ああ恥ずかしや)。
なるほど。文語は慣れも大事やもです。
させた」は強制意識を内包。日本語は名詞(つもり)の挿入、動詞の変形(じゃないのかなあ)によってその表現対象に対する自分の価値観を含んだムードを作り上げる。伝聞による「そうだ」と自分が見た「そうだ」がある。日本語教育能力検定試験。
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