非行を行った生徒を(連帯責任といった陰湿な手段によって解決するのではなく)野球部に入部させ、皆で大いに頑張るようにするのが教育的だと唱えている。これぞまさしく精神論だ。ひたむきに野球に打ち込んでいる生徒達に失礼だろう。時代もあるかなあ..なんでこんな頓珍漢な考えになるのかなあと理解に苦しむ。本書は総じて、坊主の説教とどんぐりの背比べだとの所感を持つに至った。
話し合うべきと書いてあって、的外れではないか、心理云々以前の問題で、著者は外国生活が影響したのかわからないが、日本人がよくわかってないのではと不安になった。日本人夫の多くは嫌いだと告げた時点で察してくれ、二度と連れて来ないだろう。自分もだ。そういう雰囲気は必ず友人にも伝わるので、心底楽しめなくなるからだ。「私を愛していない」と言い、「もう二度と連れてこないで」とまで言わなきゃならない妻に同情する。日本人同士なら挑発行為と受け取られても仕方ない。東男に京女ではないが、真逆の者同士が惹かれ合いくっついた悲劇か
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます