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蒼穹の昴(1) (講談社文庫)

感想・レビュー
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しゅうこう
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ネタバレ第一巻だけでこの満足度は凄い。自分の中で科挙というのは歴史の教科書に少し載っているだけで、それ以上の知識が全くなかった。だが、自分が想像していたよりも遥かに過酷な試験だった。予備試験の段階で約43万字のインプット、その後四書五経(とその注釈まで)を全暗記した上での小論文、その上詩まで巧みに作ることができないといけない。それができてやっと三年に一度の科挙の試験を受ける資格が得られる。その中でもトップだったのだから、文秀はもう人間じゃないな…文秀推しができるのもちょっと分かる笑
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うだうだ
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久しぶりに再読。文秀が上元で進士に。春児は浄身して(間もなく)宦官に。つらいね。
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sun
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偶然を重ね、天命とし走りだす春児と文秀。物語の「起」。盛者必衰。栄華を極めた後、廃れ朽ちる侘しさ。
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るい
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ネタバレ清の末期、何と日本は既に20年も前に明治維新を成し遂げて居た頃。占い師に予言された2人の若者は歴史を変えることができるのか!楽しみな物語の始まりである。📍誰が実在の人物なのか把握できない私の浅学さが情け無い。1996年初版ということだがその頃手にしても多分持て余したろう。恥ずかしながらこの10年と少し、中国の歴史は、中国テレビドラマから学んだ。乾隆帝と言えばあの役者の顔と共に多くの宦官や側室たちの顔や所作が浮かび、「首をはねろ」ならまだしも「釜茹で」とかの他様々な制度が思いだされる。
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6
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◎乾隆帝の龍玉。 才は以て非を飾るに足る。  一丁の鎌、煮えたぎった油、蝋の棒。  状元、榜眼、探花。 
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むらよし
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再読。やはり惹き込まれた。白太太に「帝の側に仕え財宝を手中にする」と予言された糞拾いの李春雲。同じく「天下の政を司る」と予言された酒呑みダメ人間梁文秀。状元へと駆け上った文秀と舞台の入り口が見えた春雲が今後どう交わるのか。全然覚えてないので楽しみに次巻へ急ぐ
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ふみりな
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成熟し停滞した社会の矛盾を鮮やかに描いている。次巻以降楽しみ
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ぶぅすけ
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史実を基に脚色した空想上の物語なのかな? 「汝は必ずや、あまねく天下の財宝を手中に収むるであろう」と星の宣託を受けた貧しい糞拾いの子・春児。「汝は学問を琢き知を博め、もって帝を扶翼し奉る宿命」と同じく星の宣託を受けた変わり者・文秀。この二人の成り上がりストーリー?(①では春児の出世がまだだが)太監(宦官)と進士(官僚)になった二人が、今後どのように交わるのか気になる。しかし…生きる為とはいえ、春児が自分で施術したのは驚いた(>_<)占いで自己暗示にかかってるのでは…と心配してしまうよぉ(ΦωΦ)春児~!!
maxa

おぉもう読み終わったのですね。はやい〜。私は歴史オンチなので、誰が歴史上の人物で誰が架空の人物なのか分からず調べながら読んだのでものすごく時間かかりました(笑)。そして、春児〜!!きた〜っ!

12/24 19:43
ぶぅすけ

maxaさんの術中にハマりました(笑)この年末をどうしてくれるんでつか〜(~_~;) 私もwiki活用しまくりです!

12/24 21:57
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ラスカルマン
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蒼穹の昴(1) #読了 天下の財宝を得るという予言者の占いを信じ、貧しい生活から身を立てようとする春児と、科挙で立身を図る文秀の物語がドラマチックで面白い!宦官になる過程、科挙試験の過酷さ、兄弟比較される文秀の生き様、春児の優しさ、宮廷の権謀術数、王宮の闇を希望の昴が照らす先は‥😃!
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ニコニコ
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宝塚の雪組の公演「蒼穹の昴」の予習と復習。面白い!この大作をよく3時間にまとめたなー。日本も列強の植民地になっていても全くおかしくなかったのだろうな。ここからは宝塚の感想になってしまうが、劇中には重要な人物、セリフがあちこちに散りばめられていたことがわかる。宝塚で観劇した人に、是非読んでほしい原作。ジェンヌさんたちも原作を読んで役作りをしたのだろうか?
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taiko
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清朝末期、西太后が勢力を握る時代。 貧しい寡婦の息子春児は、科挙の試験を受ける地主の次男文秀の従者として都に向かった。… 夫の蔵書として自宅にあった今作、中国史に疎いために見送っていた。今回勇気を出して読み始めたら、とにかく面白い。時代背景や文化については調べながらではあるが、その時間さえも楽しく充実している。 春児が白太太の占いの通りに宝を手に入れることが出来るのか、文秀は出世しどうなっていくのか。 悪女と名高い西太后のあれこれも興味深い。 先が気になるので、このまま次巻に進みます。
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しめおん
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ずっと気になってた作品。高校で世界史を選択していたから皇帝の名前や時代背景なんかがスラスラ入ってきて勉強した甲斐があった。あくまで小説だから実際はどうだったのかは知らないけど、科挙の受験シーンはなかなか見応えがあって面白かったし、宦官になるための手術シーンも生々しくて思わず股間を抑えたくなった。主人公の貧しい環境と皇帝の豊かな生活と腐敗が見事に対比されていて、崩壊に向かっていく様がありありと目に浮かんだから、史実を知っていてもどうなるのかすごく楽しみ。
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キテル
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えっ?ちょマ?自分でいっちゃうの?幼い身で苛烈な処置を自身に施す、立身出世のために。大志を抱きいざ!ってところで次なのですが、何も持っていない彼の周りに運命に引き寄せられるように集う元紫禁城の宦官たち。ん?マイフェアボーイ的な話ではないですよね?ここは信じましょう浅田次郎先生を!わくわくしながら次巻へ!!
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トレイルかめ
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スピード感が、あって面白い 素晴らしい冒険小説だ
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パイセン先輩
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宦官って聞くと薬屋のひとりごとが頭に浮かぶ。その時代を想いながら読んでみた。自分で自分の宝物を切るって想像しただけでもゾッとする。全4巻登頂できるようこの読書の秋は頑張る。おもしろかった
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十川×三(とがわばつぞう)
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ネタバレ面白い。続きが気になる話運び。▼科挙、宦官、清国について学べる。▼文秀の試験第一夜70浪人爺さんとのやりとり、春児と盲目の胡弓弾きの出会い、乾隆帝とイタリア人老師の会話、龍玉の場面がとても印象的。どうなっていくのか楽しみ。▼毎年冬、昴を見るのが好き。▼占い師パイタイタイ。ドラゴンボールの殺人者はタオパイパイ。
ぶぅすけ

そうそう、タオパイパイと読み間違えること数回w

12/24 14:23
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maxa
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壬生義士伝に続き、浅田さんの長年敬遠本その2。苦手だろうがオンチだろうが読まねばゼロのままってのが悔しくて手を出した。おや?日本語じゃない言葉も多用されているのになぜか読めた。しかも清の歴史をまるで知らないのに面白い!官僚登用試験科挙の凄まじさ、想像を絶する宦官、何だか腹立たしい西太后…。これだけでも興味深いことだらけだけれど、登場人物がこれまた良い。昴を守護星とする糞拾いの子春児にエリート官僚まっしぐらっぽい文秀。読友さんが春児〜!と叫んでいた理由がまず一つわかった。これは叫ばずにいられないわ。春児〜!
ぶぅすけ

オラァ、とうとう買ってしまっただよ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

12/16 09:04
maxa

ぶぅすけさん〜〜〜っ!あぁやってしもたか。長い長い道のりの始まりですね。ふふふ。戦友ができて私はうれしいです♪ あ、積読しないように。自戒をこめて。

12/16 09:21
22件のコメントを全て見る
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スリーピージーン
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私は時代小説を書く作家をとても尊敬するが、本邦ものだけでなく、外国の時代劇まで書いてしまうなんて、浅田さんは本当にすごい!三国志なんか書いちゃう北方さんも。 おもしろかった。30年前の言わずと知れた名作だが、私は初めて読んだ。康熙・雍正・乾隆は賢帝だと歴史で習ったが、清朝末期のおどろおどろしい雰囲気がよく出ていてぐいぐい引っ張られる。エホナラの呪い~で次巻へ。
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みかん
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図書館で手にとりました。清朝末期、馬糞拾いを生業とする貧しい少年春児と、科挙試験に挑戦する大地主の次男文秀。それぞれが歩む過酷な道。宦官になるための手術など目を背けたくなるシーンも多かったけれど、全体を通しては清末期の美しく退廃的なイメージが余韻として残りました。途中、乾隆帝とカスティリオーネの話がはさまったりしつつ。第一巻は、伏線がはられ役者が舞台へ登ったくらいなのかな。先が楽しみです(*^^*)
みあ

面白いでしょう?

09/01 11:55
みかん

みあさん、面白いですね(^^)5巻いけそうです♪

09/01 13:42
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はにこ
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大好きな浅田先生。でも、中国人の名前覚えられないから読むの厳しそうだな~って避けてきた作品。なんか手ごたえあるの読みたいと思っていたので手を出した。やはり、浅田先生はのめりこませるのがうまい・・。WIKIで実在の人物とかも調べながらだけど、面白いので苦にならない。清の末期がどのような世界だったのか満喫したいと思う。
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Rikyu21
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中国歴史エンターテイメント小説というのか、とても面白くページが進んだ。やるな浅田次郎。
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KAZOO
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本棚の肥やしとなっていた浅田次郎さんの「蒼穹の昴」シリーズ5部作(文庫で全14冊)を取り出して読み始めました。清の西太后の時代に地方の二人の少年たちが、占い預言者の言葉を胸に抱きながらそれぞれの道を歩みだします。科挙の試験のあり様や宦官になるのにはかなりお金なども必要としたことがよくわかります。引き込まれそうです。ただ中国の人名が難しく、登場人物説明書を手元に置いて読んでいます。
KAZOO

blue xxさん おっしゃる通りで満州国に関するもので5部作になっています。是非通読を!

08/27 05:01
blue xx

是非通読してみます! ありがとうございます😊

08/27 05:27
3件のコメントを全て見る
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mizuiro
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白太太(ぱいたいたい)のお告げから始まり、イエホナラの呪いで終わる 何回目かわからないほど読んでいる 毎回のめり込む 最高です
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敷島シットパイカー
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オモロー
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zooey
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再読。やっぱり面白過ぎる。衰退に向かう清朝末期。李春雲は貧民の出で仕事は糞拾い、絶望的な生活苦、将来への展望のなさから逃れるべく自らの手で去勢し宦官を志す。梁文秀は春児の義兄弟。科挙を突破し神がかりの試験体験を経て科挙第一等の状元に。二人は天命によって歴史の舞台裏、表舞台に押し出される。
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micari
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24.
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sunadokei5310
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もうずいぶん前に、街で浅田次郎先生をお見かけした。その時一緒にいた祖母に「セイタイゴウも知らないとは」と呆れられ、悔しくなり手に取ったものである。 時は経ち、最近では後宮を舞台にした中華風アニメが流行っている。それには宦官も登場するのだが、観ているとチュンルが懐かしくなるのだ(参考にしている時代は異なるようだが)。そこで再び手に取った。しかし本当に読んだのか疑いたくなるほど分からない語句であふれている。メモを取りながら、2巻へ。
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トモロー
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中国語読みが難しく、時々文意がつかめないこともあるが、全体としては読みやすく面白い。ちょっとグロそうな場面もあるがなぜか嫌な感情はそこまで出てこず読み進められた。現代の中国という国は独裁色が強すぎて好きになれないが、清以前の中国は下剋上しがいのある社会で、読み物として非常に面白い。
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YUSUKE
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読んでいて、すぐ没入し、まさにその時代に入り込んでしまったように読んでしまった。とてもおもしろく、素晴らしい。物語は、始まったばかり。早く二巻を読もうと思う。この本との出会いに感謝。
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TK39
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初の浅田次郎。清朝末期に科挙に挑む文秀と宦官になることを目指す春児の物語。 その他、中国を征服した満州族王朝についても記述があり、なかなか面白い。
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あきひと
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見慣れない漢字が多くて積読のままだったが、読み始めてみたら意外にスラスラ読めた。 時代は明治維新のころ、西太后が権勢をふるっていた清国で、豪農の次男坊 文秀が科挙の官吏となるまでと、弟分の春児も中央政権へ潜り込む志を持って独自に動き出すまで。
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ラウディ
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科挙の異常な厳しさ、宦官になるための手術とは言えないような処置の凄まじさは心に残る。皇帝の近くにいた占い師ってメッチャ当たるんだ。
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マガモン
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久しぶりに夢中になれる本に出会えた。
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ペミカン
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想像したより読み易くはあったけど、惨いシーンでしばらく留まってしまった。
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ここあ
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Audible
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今日は決算前
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○ 中国は清の国の末期、河北省静海県梁家屯の次男坊梁文秀が凄まじい科挙の試験に第一等状元として神憑り的に登第する迄が描かれ、その従僕であった貧民の子李春雲こと春児は白太太によるお告げを受け自らの手で浄身をする迄が描かれている。まだまだ物語の始まりに過ぎない。物語のキーになるであろう清の六代目賢帝と名高い乾隆帝の手による龍玉も描かれている。日本の明治維新の裏で、清の国が蝕まれていく中で才能と志しと野心のある者達の生き様が描かれていくのである。【図書館本】
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baba
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「珍妃の井戸」を先日読んで、本編を再読。文秀の若き頃の春児との関わり、文秀が科挙に通ってからの分かれなど知っていても引き込まれる。
0255文字
Taka
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春児の徐々に変化していく気持ちと覚悟。文秀が挑む過酷な科挙の試験。くるい始めている新王朝。先が楽しみ。
0255文字
Aya
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ネタバレこの本を読んで近代中国史が大好きになった 推し梁啓超が教科書に載ってた時の興奮たるや!! 詳しい参考書だと譚嗣同だけ残って殺されて云々の書いてあってそれまた泣ける
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あごはる
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父に勧められ読書開始。 こんな人物世界史でいたなぁって思いながら読みました。ファーストインプレッションは難しそうな印象でしたが、人物を頭で整理すれば意外に面白く、スラスラ読めてしまう感じ。当時の中国の生活等、新しい発見もいっぱいでした。
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