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ドーン (講談社文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
15

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yavℹ︎
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今日明日太陽が消えるとしても。長き話。
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ゑこびす
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Bunkamuraドゥマゴ文学賞は受賞者、受賞作品よりも、選考委員が誰なのかが非常に気になる特異な文学賞。この作品を選出した選考委員は島田雅彦さん。
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蛭子戎
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著者の分人なるものを表現した作品なのだが政治的な思想も相まって無駄に長くなっている。この長さは分人を表現するのに必要だったのかもしれない。誰かといるときのキャラと他の誰かといるときのキャラが分離してても矛盾せず本人のなかで統一的な個人を守りながら分人していることは当然のはずなのにネット監視社会においては危機に晒されている。他人にも自分にもそれぞれ場所場所で分人があるのだが自分の分人も他人の分人も許容することができるだろうかと分からない。そんな話。
0255文字
GB
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難しい小説だった。もともとSFとか近未来とかってあまり興味がないし、そこへ政治的な要素が絡んで・・・。こういうシチュエーションを思いつくのは平野さんならではだよね。でも「決壊」に比べてラストが暖かく終わったのは良かったのでは。
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umemi*
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★★★★☆4.0 様々な近未来の技術が出てきて、まるで映画を見ているようなドキドキワクワクする場面がある一方、政治や戦争、有人火星探査など、難しく感じる場面も多かった。(難しい漢字も多い)この本を読むきっかけとなったのは、オードリー若林さんの「完全版 社会人大学人見知り学部卒業見込」で少し紹介されていて、そこで「分人」について興味を持ったことだったが、平野さんの「分人」についての考えみたいなものを知るには、他の作品も読んだほうがいいのかな、と思った。
0255文字
ケイ
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近未来を舞台にした半分SFだったけれど、アメリカの内情と動き、世間の見方、人の感情の動き方などなどあまりに今の現実に近くて、終始アメリカ選挙戦間近のドキュメンタリー映画を観ているような気持ちだった。一個人の精神性からアメリカの矛盾した戦争の問題、分人主義という新しい概念まで内容に富んでいて、平野さんの力量を見せつけられた気がする。
0255文字
SARAH
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自分で努力すること。もちろん、それが1番だいじです。/知的な意味での成熟が早い人間ほど、精神的には成長が遅い/対人関係の多様さの分だけ、人間は自分のなかに分人(ディヴィジュアル)をどんどん増やしていかないと、とても生きてはいけなくなった/パパラッチという意味のイタリア語の原義は、ブンブン飛び回るうるさい蚊/長く、複雑なテーマの小説だった。2009年時点での近未来的なものかもしれないけど、数年後には単なる予言のようなものになっているかも。
0255文字
Yakmy
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複雑な平野さんの本。火星から帰ってきたクルーたちの人生の行末を描いている。孤独な任務を強いられた彼らをむしばんだのは何か。分人の思想をどんどん発展させた。密閉空間と災害による分人の変化がテーマかな。
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ももいろ☆モンゴリラン
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他者依存の自己規定、という言葉を昔国語か何かの時間で習った。自分が何者であるかは、他者との関係の上で成り立つという。本書では明確に「ディヴィジュアル」と名づけ、時には相貌すらも変えながら、内包するいくつもの自分を飼いならそうとする。火星探査の道中、帰星後の大統領選、にわかに巻き起こったウィキノヴェルの途方もない夢物語、すべてが縒り合されて、ディヴとして存在し、我らの明日を規定するのか。
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たつなみそう
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ネタバレ分人主義dividualismを軸線にかかれたSF小説、というには内容が濃密すぎる。火星旅行で隠された事件、帰還後の明日人の苦悩、大統領選や軍事産業の関与。東アフリカ戦争の実状を、貧困層から安価な兵士をリクルートし生物兵器を開発する企業。戦争を、善と悪という”雑な”物語としてでなく、丁寧に現実を見て判断すべしと語りかけるネイラーに共感する。複数の分人を使い分ける人間、しかもその分人は相手との関係性で生まれるという。これは本質主義と構成主義の対立を、人間のあり方に適用した際の相克を語る小説なのかもしれない。
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sherbets
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近未来を舞台にした政治、人間劇。ちょっと盛り込む要素が多かったような。。もう少し、分人主義という考え方と、監視可能な社会について、読みたくなりました。
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redlorry
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読み通すのがシンドイSF小説だった。何を言いたいのか分からない、分からないのは理解力のない私のせい?
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rainyshu
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★★★★☆
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Marker
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3
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