形式:コミック
出版社:小学館
【見所2】中盤、薫子をやたらヨイショするサエコ。だけど実は超絶エグいガールズトークの応酬。 リクドーの従業員・関谷が訪ねてきて、前振り無しに薫子をいきなりデートに誘う。後半、「元カレ」で落とした爽太を買い物につき合わせつつ、あらゆる仕草や言葉で攻めるサエコ。彼女が最後に自宅の前で出した掟破りな誘い。
【感想】いやー参った。初読時はサエコと爽太、単なる自己中同士で確信犯な類友恋愛だと思ったが今回再読では、『見栄っ張りと自己愛の固まりを見かけと穏やかさでコーティングした男』vs『他人を弄ぶのが好きな癖に他人にされると我慢出来ない糞ビッチ』にクラスチェンジ。ここに出てくる人達は、全員イケメンと美女だ。そして一様に愛想が良くて人当たりが良い。だけど、薫子を除き、本当は誰一人、他人を思いやっちゃいない。思いやりの欠片すらない。それが今回作中のセリフや態度に反映されている。サエコの旦那はいいツラの皮だぜ。
さとちんさん もったいないお言葉ありがとうございます(^^;既刊全部読んでみて、えれなに対しての印象はこの3巻までを読んだ時からだいぶ良いほうへ変わったのですが、お互いの恋を応援しあうセフレっていうのは割り切った大人の関係という意味で、アリなんだろうとは思います。でもその関係がずっと何十年も続くわけではないと思うし、恋の行方によってとかお互いの気持ちの変化でどっちかが先に向き合おうとするかもなわけで、奇妙な絆ですよね。でも何が正常かは誰にも決め付けられることじゃないと思います。
コメントありがとうございました^^僕は自分自身がマイノリティに属する人間なので、他人と価値観や考え方、経験値が違うだけでドン引きなんかしないし嫌ったりもしないです。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます