はみ出た集団には、いわゆる犯罪者と社会に新たな知見をもたらし変容させる人々のどちらもいる。 認知不協和と帰属誤謬に関しては、人間心理に広く見られる行動様式として思考の材料にしたい。なぜなら、一見非合理的に見える他人や自分の行動がこうした原理によって合理的なものとして捉え直せたとき、メンタルの消耗が抑えられるからである。 最後の方で引用されていたベイトソンの言葉にグッと来た。自然からのアナロジーが広く有効なのは、物事が自然現象の延長なのではなく、人間が理解できる程度まで落とすための手段となるから、的な。
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