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リヴァイアサン1 (古典新訳文庫)

感想・レビュー
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ウエオロ涼
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人間は自然状態では、猜疑心・闘争心・自負心を持っているのである。つまり、人間はビビりで弱虫で、疑い深い。能力の種類はあれど、ならすと大差は無いから横の存在がどうしても気になって仕様がない。だから、あらゆるものを自由に扱う自然権に基づいて行動したとき、自己保存が危ぶまれてしまう。そんなんじゃ駄目だから、政治的共同体を作って、囚人のジレンマ状況を打破し、みんな万々歳の平和をもたらそうではないかと提案する。問題は、政治的共同体が一部の人の利益のみを優先するようなものに、容易になってしまうことである、、
0255文字
●●
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ネタバレ2014年の本。
0255文字
tks48
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ネタバレ有名な「万人の万人に対する闘争」がどこで出てくるのか…と思いながら読み進めていたが、序盤から全く関係ない用語の説明が続く。買った本を間違えたか、出版社が中身を間違えたかと少し思ってしまった。飛ばして解説を読むと「今第一部を中断して骨休めのためにこの解説を読んで下さっている読者のために…」とある。訳者は予言者なのか!?そういえばノストラダムスも出てくるし(笑)
0255文字
Coris
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1は用語集的な位置付け。若干退屈してしまうが、2が面白いので、頑張って読み進めました。
0255文字
numami
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意外なまでに読みやすかった。文字の色分けが入っているおかげで語彙を思い付いた端から拾って飾り付けていくような美しさで、これは編集・翻訳の妙だと思う。実本でも色ついてるんだろうか…?
0255文字
どんぐり
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「万人の万人による闘争」までが長い!!のだが、これは精緻な議論構成のためには必要なのだろう。ホッブズは『究極の善』といった概念を措定することを否定し、徹底して人間の目線から議論を展開していく。その結果としていわゆる性悪説に基づく議論が出てくるのだが、ここでいう性悪説は必ずしも「人間の本質は悪」という話ではなく、徹底した人間観察の結果だと感じた。
0255文字
Euphoria
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#ホッブズ 著 #角田安正 訳 #リヴァイアサン1 本日 読了致しました 想定していたリヴァイアサンの イメージとは少し違って 国家の様々なテーゼが描かれて 居る物と思っていましたが 第1部は人間の様々な戒律が 沢山描かれていた様に思います。 明日からはリヴァイアサン2を 読み始めますが楽しみです🍀
0255文字
青い空白い雲
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1巻めちゃくちゃつまんないな…と思っている人は、自分もそう思ってるので安心していいです。ただ、1巻が2巻のために必要なので、作者のふるいにかけられてるとでも思って反骨心で読んでください。定義をたくさん語るのは、数式を解くためにではなく理解するためのプロセスなので、すごい面倒ですがホッブズおじさんの嫌がらせではないので頑張って読み切ってほしいですね。(全巻の端々に溢れてるスコラ哲学への文句は理論的な反発もさることながら、嫌な思いしたんだろうなと想像します…。)
0255文字
ともブン
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国家は一種の人造人間である、こんな刺激的な序文から始まる国家論。上巻では人間の本性=自然状態がどんなものかを考察していく。昨今の動物行動学では、言語や因果関係の理解も一部の動物には可能と知られるようになり、ホッブズのいくつかの論は誤りとなったが、それはさておき、人間というものを深く掘り下げカテゴリ分けしてあり驚きを感じ得ない。アリストテレスを想起したが本人は反スコラ派。それもまた楽しい。人間の本性は平和と統一のもとでの共存とし、秩序は国家という強制力の元でしか成立しないと語る。下巻はどう続くか楽しみ。
0255文字
U2
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第1部は「人間について」である。科学的見地からスコラ学を批判しつつ(個人としての)人間からボトムアップに社会を説明しようとしており、いかにも近代っぽい(主にエピクロスの影響と思われるアトミスティックな発想は言語論にも見てとれる)。そしてその第1章を「感覚について」とし、続いてイマジネーション、言語、知力と学問、宗教の順に、用語を詳らかに定義・説明・確認しながら論じている。やはり英国の思想家らしい。有名な万人の〜闘争論がようやく登場するのは第13章に入ってからで、そこからはまた自然法についての詳細な確認。
U2

ホッブズは様々の面で「言葉」というものに強くこだわっている。大陸哲学者どもの書いたものと違い親切であるしけっして難しい内容ではないのだが、余裕があれば原語で読んだほうがより正確な理解が得られるだろう。私は読まんけど。

03/03 21:45
U2

わざわざ「闘争『状態』」と強調したのは、個々の闘争と闘争状態は異なるからだ。表面的に戦闘行動がおこなわれておらずとも、戦争状態そのものは解消されていない。「一度や二度にわか雨が降ったからといって、それは悪天候とは言わない。悪天候の本質は、にわか雨が降るような天気が何日間も続くというところにある。」ホッブズが考えていたのはまさに「永遠平和」ということだろう。

03/04 09:05
4件のコメントを全て見る
0255文字
lacolaco
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第1部読了!引き続き第2部へ… 既訳を読んでないので比較はできないが、内容は難しくはあれど表現は読みやすかったので新訳を選んで正解だった気がする
0255文字
蛮族
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人間論についての話が多かった
0255文字
えふのらん
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確かに人間と権力欲は切り離せない、猜疑心に囚われた人間は容易に武器を手に取る、というようなことを書いてはいるけれど、一度自然状態を脱すれば自分勝手に振舞うな(自然権を行使するな)、平等な対応を心がけ、仲裁者を信頼せよ等々と割と常識的なことが書かれていて腰砕けになった。主権論に入っていないので早合点かもしれないが、この時点ではロックも自然権に対して似たような見方をしているし、ホッブズが(教科書的な)強権の人、「万人の万人に対する闘争」だけの人ではないのは意外だった。
えふのらん

冒頭の人間本正論はアリストテレスへの目配せであると同時にスコラ哲学、もとい教会権力への威嚇にもなっている。権利請願が出たとはいえ、まだまだ王権神授説が幅を利かせていた時代にこういう構成を取るのは際どい判断だったと思う。(ロックが聖書から自然権を導出するのとは逆)。清教徒革命を考慮すると、もっと君主論のような内容になっていてもおかしくなかったのではないか。もっとも、そうなると社会契約説は産まれなかっただろうが。

07/18 23:34
0255文字
ぽんこぶんこ
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ホッブズ主義は利己的な人間理解と道徳の人為性を特徴としており、当時のキリスト教道徳の世界では非常にスキャンダラスな発想だった(児玉聡著「功利と直観」)。しかし、むしろ人間理解が公平で寛容であると感じたし、イングランド内戦を同時代人として目の当たりにし、政治的亡命下でこの本を出版したことを思えば、平和を希求していたことは疑いようがない。自然権を同意の上で互いに放棄し、平和を善とするなどの自然法を実効あるものとして機能させるには、という問いに真髄があるように思う。国家主権についての議論は第2巻へ。
0255文字
nightowl
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都会にいると実感が湧くけれど、地方都市育ちの"いいんでないかい"精神からすればもっとのんびり生きている人もいると思ったり。プラトン「国家」を先に読んだ方が良かったかも。
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contradiction29
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”我々の自然状態は、ある人間がほかのすべての人間に対して完全な権利を持っている状態であり、「万人の万人に対する闘争状態」である。その状態では、到底豊かな暮らしは望めない。委任された権利をもとに、その状態を解消し、人々に自然法を守らせる主体として、「主権者」の存在を正当化する” この本に書いてあることを大体要約するとこういうことになるが、それだけではない。本書は、人間の知覚、情念、自然法とは何かといった基本的なことから始め、以上述べたような結論に至る、厳密な推論の過程である。結構面白い
0255文字
ア
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リヴァイアサンを構成する契約論が有名だが、前半部にあたる本書では、ほとんど人間の感覚、思考などについての考察が行われている。人間論を積み上げて国家の導出に至るのがおもしろい。ザッと読んだだけなので、人間論と国家論のつながりはイマイチ把握できなかったが。ところどころに出てくるスコラ学批判に目を引かれた。
0255文字
K
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共通の権力を欠いたまま生活している限り人間は万人が万人を敵とする闘争状態から抜け出せない
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まさひーる
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☆3 一人ひとりの人間の行動をよく観察し、そこから得られる法則を積み上げた結果として、自然権と自然法が見出だされる。現在の法学を私達は所与のものとして捉えがちだが、その基礎はホッブズのような思考によって生み出されたのかもしれない。「リヴァイアサン」の発想の根底にあるともいわれるペスト禍(もっとも大きいのは宗教改革であろうが)と新型コロナウイルスの流行を重ねて読んだ。
0255文字
やわとしょ
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延々と演繹してる。
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ノーマン・ノーバディ
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これは原書で読んだら絶対最初の方で挫折するやつだった。翻訳から入って正解だった。ざっくばらんな調子で書かれていて驚く。
0255文字
あんどうれおん
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社会契約説を論じた古典。全二巻の一巻目にあたる本書では、前提として人間そのものの性質について語られる。国家論のつもりで読み始めると、本題にさしかかるあたりで本文が終わる。少し混乱するが、それだけ二巻が楽しみになる、とも言える。 有意義な講釈に満ちた一冊です。
0255文字
魚京童!
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すげーいいこと書いてある。そしてわかりやすい。万人の万人に対する闘争の根拠が書いてあった。そりゃー戦争状態に対して、権利を譲渡することで、みんな幸せになれるかもしれない。その中で失われることもあるのかもしれない。なんか違う。わからんけど。もちろん戦争状態だと互いに疲弊する。生物界だ。強けりゃいい。生き残ればいい。でも人は違う。その通りだ。だからといって失われるものが多すぎた気がする。一律に今の世界を肯定しているだけのようにも思える。もっと理論的な裏付けがあるのではないかと思う。2を読んでいかないとわからな
魚京童!

最初の方に定義が続いていて、そうだよね、それはそれで、しょうがないよね、っていっていたらいきなり万人の万人に対する闘争を認めなくてはいけなくなった。しかも電車の中、もう駅に着く。最悪だった。反証できぬまま認めてしまった。でもなんか違うと思うんだ。話を持っていくやり方が凄いうまい。気づいたら認めてた。その一本道しか見えなかった。さすがホッブス。アンナが認めるだけのことはある。久々に感動した。やられた。大どんでん返しとは言わない。すべてが繋がる爽快感。腹立つけど。とりあえず2を読まないと何とも言えない。

04/04 07:22
0255文字
R
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とりあえず読了。また読もう。難しい。
0255文字
raira65
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ひとつページを捲ってみれば、かつて教科書で学んだものに対するイメージはがらりと変わると思う。 単語ひとつひとつに対して定義付けしていき、丁寧に人間について考察していくこれはまさに哲学書。政治の本と想像して読んだ人間は大いに面食らうことだろう。
0255文字
Hiroshi
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社会契約説を唱えた本。ヨブ記に登場する海の怪物リヴァイアサン。国家を人造人間と捉え、ホッブズはリヴァイアサンと呼んだ。4部47章からなる。本書は第1部「人間について」。デルポイの格言「汝自身を知れ」を「汝自身を読め」と代えて論証する。第1~13章までは「人間の本性」を解明することによって「自然状態に置かれると、人は万人が万人を敵とする闘争に陥る」という命題を証明する。第14~16章では、戦争状態を解消し平和を実現するための方策が説かれる。真の知識を得るならば定義が大事と。宗教ではノストラダムスが出てきた。
Hiroshi

造物主は、人間の心身様々な能力において「平等」に造ったと。そのため敵愾心・猜疑心・自負心から紛争が生じる。万人の畏怖する共通の力を欠いた(法の執行力がない)場合、戦争状態となる。「自然権」とは各人が備えている自由であり、「自由」とは外的な障害のないことであり、「自然法」は理性によって発見された普遍的な行動規範である。自然状態では自然権から、自分の生命を守るために他人を危害することは許される。自然法は「平和を求めて努力せよ」と命ずる。ここから「自分の自由の限度を甘受しなければならない」との自然法が生まれる。

08/31 17:10
Hiroshi

各人が思い通りの自然権を行使する限り、戦争状態から脱出することは出来ない。自由の限度は、相手の自由をどれだけ許容するかによって定まる。相手に許容するのと同じだけの自由がゆるされるのだ。契約とは、権利を相互に譲渡することだ。そして契約は守られなくてはならない。契約の不履行は不正である。不履行をしないように強制力を確立する必要がある。政治的共同体が必要になってくる。当時は契約の拘束力が大変強かった。三位一体の聖霊が「使徒として語ったり働いたりする」と知った。人格において、既に自然人に加え法人格の概念があった。

08/31 17:10
0255文字
ちゅん
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(1/2)「万人の万人に対する闘争状態」という言葉が有名ですね。本書では第十三章が主な主張かと思われます。人間の身体的、精神的特質は平等。そして本性には紛争の原因となるものが潜んでいます。第一に「敵愾心」、第二に「猜疑心」、第三に「自負心」。これらに突き動かされると人は侵略に走ります。これが人間の自然状態となり闘争が起きるならばどのようにして平和を実現させるのかという話になります。
ちゅん

(2/2)「北斗の拳」という漫画は「リヴァイアサン」を体現していると私は思います。政府という機能が失われれ、無頼漢が無秩序を作る世界。ラオウという権力により秩序が回復するという話です。平和を実現させるのは「王権神授説」ではなく「社会契約」。市民が認める公共の権力による支配というのは一理あると思います。

07/03 07:30
ちゅん

岩波文庫じゃないと全部読めないんですね。光文社ではなく岩波文庫を読み直します。

07/03 07:56
0255文字
dwarf
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本書では、有名な「万人の万人に対する戦争状態」に置かれた人々が、互いに契約を結ぶ必要性について考察されます。それにしても、人間の思考、言葉、学問、宗教など、政治を語るのにそんなことまで!?と思うほど根本的な部分から、驚くほど緻密な議論が進められ、ホッブズの偉大さを痛感しました。 http://ontheshouldersofgiants.hatenablog.com/entry/2018/06/30/151023
0255文字
さぼん
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時代背景がよくわかっていないからか、いろいろぴんと来なかった。
0255文字
ころこ
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岩波文庫の水田・元訳から半世紀以上経ち、待望の新訳の出版が始まったということでいいのでしょうか。巻末の解説の丁寧さから訳者の誠実さは疑い得ないのですが、本書出版から約3年が過ぎ、1巻の読者が2巻を読めるようになるのは何時の日になるのでしょうか。社会契約説の嚆矢となる本書は4章立ての通常4分冊で、その内の1巻は国家の構成要素である個人の考察になっています。意識や行動の分析を行って、知覚は外部の物理的刺激によるとしてデカルトを批判しています。さらに13章では、人間は平等であるとし、この平等からお互いの猜疑心が
ころこ

募り、争いが起こるというのが1巻のハイライトのようです。デカルトを批判するのはイギリス経験論だからといえばそれまでですが、読んでいて退屈な1巻の前半でした。

02/26 03:18
0255文字
Nさん
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かの有名な「万人の万人に対する戦争」がなかなか出てこない!(汗)前半部はホッブズ的、合理的な?人間の性質が語られている。全4部のうち、まだ第1部(本書)を読み終えただけだが、私の中でのリヴァイアサンに抱いていた「冷たくて強権的な思想」という勝手なイメージが大きく変わった。印象に残ったのは、人間の平等性、平和を善とする価値、自然法という行動規範だ。だけれども、個人の自然権の放棄は、互いの駆け引きを要する上に、権利を移譲した先である政治的共同体の恣意性を残すというスリリングさをも含んだ命題なのだと感じた。
0255文字
吟遊
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「1」は人間の本性を論じるところから、「万人の万人に対する戦争状態」へ、自然法と(社会)契約へ話をもっていく。/当時のイギリスはピューリタン革命で内戦状態であり、ホッブズはこれを毛嫌いしていたし、亡命もした。この「内戦」がリヴァイアサンの原体験なのかもしれない。/既訳を参照しつつも、「民主主義」のひとホッブズという国際スタンダードを日本語訳に確立する訳者の努力について、あとがきにある。読みやすいし、名訳に思える。
0255文字
Jiro
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序盤がとても難解。第13章から面白い内容になっていく。技術革新や生活水準の向上は、人々が協力しあう環境や、各々が好きなことに集中できる環境によって生まれると考えると、政治の力でによっていまの自分たちの生活があるんだと考えさせられる。
0255文字
壱萬参仟縁
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1651年初出。自然とは、天地創造し支配するために、神が用いる技のこと(15頁)。対象を見たり感じたりした後、時間が経過するにしたがって、イマジネーションは弱まる(30頁~)。真理とは、何事かを断定する際に名称を正しく並べることにある(62頁)。真の学問と誤った教義との中間に位置しているのが無知だ(64頁)。学問が豊かになるということは、筋道ができるということである。人類の福祉こそが究極の目的である(85頁)。
壱萬参仟縁

古代ローマ人は、世知と学識を区別していた。前者は経験豊富で、後者は学問があること(86頁)。知力:人が誉め重んじ自分にあればよいと願う頭脳の力(120頁)。権力者が人当たりの柔らかい態度なら、人心掌握できて権力は増大する(152頁)。相手が話をしているのに居眠りしたり、席を外したり、私語したりするなら、相手を貶める(157頁)。大学のマスプロ講義、気を付けなはれや。戦争の本質:平和に向かう保証のないまま長期にわたり戦闘反復の傾向が知られていること。それ以外は平和(217頁)。

02/28 06:38
0255文字
Orange
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社会学の古典にして基本書、ということらしいので、読んでみた。もし子供に「なぜ人を殺してはいけないの?」と訊かれても、これを読んどけばとりあえず見解をひとつ答えることができるんではないか。あと、ところどころカトリック教会disがあったりして、思想家ってのは、やっぱり肝が座ってねえとな、と。
0255文字
カマネコ
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350年前に書かれた本ですが、普遍的なことが書かれているためか現代人にとっても理解しやすく、為になります
0255文字
staka
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学生時代にちゃんと読んでいなかったことを反省。
0255文字
harry
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「万人の万人に対する闘争状態」の下りは13章にあるが、ホッブスはここでさらに「万人の万人に対する戦争状態の帰結として導かれるもの」を他にも挙げ、それは「『私の物』と『あなたの物』との区別が不明確な状態」(p.221)だと論じる。他者とどこまで「何か」を共有できるかについて理性を持って話し合えるのかが改めて問われているようだ。しかし、「一言付け加える」としてホッブスは「人間はそこから脱却する可能性も秘めている。そうした可能性は、一部は感情に、一部は理性に見出される」(同)とし、微かな希望を残してもいる。
0255文字
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