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わたしたちはその赤ん坊を応援することにした

感想・レビュー
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れん
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朝倉さんは、このような作品も書くのね。んー、心に残らない。何編か読んで挫折。
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あらら
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おもしろかった。ちょっとホラーを感じることも、、、
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たくみ
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クセの強い短編集。表題作に近い五輪選手の話は、言い方が悪いが何もしないくせにスポーツ選手に夢を乗せる頭の悪い人達の一般論を描いていてシュールだなと感じた。そもそも私はスポーツ選手なんぞに夢を乗せる連中が理解不能。彼らはスポーツにおいて結果をだしそれをエンタメとして提供をしている人でしかなく、夢や理想像を重ねられるのは本人達にとっても迷惑や苦痛でしかないだろう。学校にいたスポーツができる人間が善人ばかりだったか考えればわかる。スポーツで素晴らしい成果をあげること以上を求めるのは傲慢でしかない。
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かな
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それぞれの物語で、分かり合えない、噛み合わない、モヤがかったような気持ち悪さを感じた。特に、オリンピックに出場するスポーツ選手たちを取り巻く集団心理?を綴る『森のような、大きな生き物』、世代のせいか、個人名がなくても柔道のあの人と陸上のあの人と卓球のあの人と…とピンと来て、ウッとした。反感や野次だけでなく、心からの応援でさえも「わたしたち」と複数形の主語で書かれた途端、凶暴でさえある不穏な圧力を感じるのが不気味だった。こういう世論みたいなのに潰れる選手もそりゃいるよな…と自分が何かした訳でもないのに反省。
0255文字
くろみ
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お風呂、晩ごはん、なでしこの「フージコさん」、おかずクラブのオカリナさんをイメージして読んじゃった
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373
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7つのイヤ〜な後味を残す短編集。登場人物すべてがちょっと勘違いしがちな人々で、ちょっと常識外れで、ちょっと仲良くなりたくないタイプ。話のオチも起承転結もゆるい作品ばかりなので特筆すべき感想もなく、読了。久しぶりにハズレつかんだな〜。★2
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Urico
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★★ うーむ。ビミョーな話。読んだそばから忘れそうな、でもちらっと残りそうな
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こなつ
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1
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グリーンクローバー☘
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ちょっとブラックな短編集。『森のような、大きな生き物』柔ちゃん?卓球の福原愛ちゃん⁈『ニオイスミレ』妄想⁈ちょっとキミが悪い。『あなたがいなくなってはいけない』こっわいおばさんの話『地元裁判』こういう狭い世界観が苦手…。『相談』妄想ジジイ!笑えた。『ムス子』息子を持つ私は最後寂しくなった『お風呂、晩ごはん、なでしこ』わたしの親友を思い出した!
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いっしー
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ネタバレたまたま手にとった。オリンピックの最中、オリンピックの話が出てきてタイムリー。7つの短編。ビターで不思議な7つの世界だって。どれもちょっと自分勝手な思い込みの強い人たちという印象。最初のオリンピックの話は、どう考えたってあの人で、それをくっきりはっきりわらべ人形といい切っちゃうし。フージコさんは、どう読んでもあの呼び方になっちゃうし。なかなか楽しかった。相談が1番ツボ。地元裁判は、地元のある地域を思い出した。そこは祭の花火代を住民から徴収してて、その額が三桁になることも珍しくないという噂がある。
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asa.com
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ネタバレ「わたしたち」は国民大多数派を指すのか。わたしたちが応援することにした「オリンピック選手」たち。読めば分かるけど、柔道や卓球やマラソンなんかの選手が匿名で登場する。なるほど~人々に応援することにされたり、応援をやめることにされたり、なかなかシビアな世界だなぁ。だったらもう、日本のためにとか、応援してくれるみなさんのためにとか言う必要はないよね。自分自身のために自分が好きなことを思いっきりやって、自分で引退する時を決めて・・・アスリートはそれでいい。ブラックな短編、判断基準が誰かにゆだねられりするお話たち。
八雲

自分のことは自分で決める。。。自分もそれはいつも思っていました。 読んでみたいです。 紹介ありがとうございます。

07/10 18:14
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ごま
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『相談』が好き。『満潮』の真壁や『遊佐家の4週間』のケンスケもそうだけど、朝倉かすみの描写する勘違いしたおじさんって、可笑しくもかわいらしい。
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野比玉子  
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子供にまつわる短篇集。ブラックユーモアに溢れていて、人それぞれに価値観の違いによって子供に対する感じ方が違うなと思った。
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リッツ
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短編集、『え…それって』と違う意味で何度も驚かされた。それは薄皮一枚下の恐いものだったり苦い笑いだったり思い当たり過ぎて居心地悪かったりどうしようもなく辛いことだったりやるせなかったり慰めに似たぬくもりだったり。何だか切ないなぁと思うけど久しぶりの朝倉かすみさんとても良かったです。
ヒデミン@もも

装丁がイイネ💓

03/08 20:06
リッツ

外国の話かと思った笑

03/08 20:38
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ウサギ雲
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朝倉さんってこんな文も書くんだ。と思った短編集。どの話もちょっと斜めで、でもそれが人であり、世間だよなぁ。と感じました。この中では「相談」が面白かったです。
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千穂
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図書館にて鮮やかな表紙絵に惹かれて借りて来た。「お風呂、晩ごはん、なでしこ」のフージコさんは他人に色々言われちゃうところ何だか自分みたいで憎めなかった。でも彼女なりの小さな幸せ求めて生きているのを応援したくなる。
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fukufuku
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短編集 暗黙の了解やその時代の常識や価値観や、マジョリティの傲慢や、いろんなものが辛くなったりうすらさむくなったり、笑い飛ばせたりする話たち。
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 ユカリ
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不思議な雰囲気を醸し出す7篇。どの作品も朝倉かすみの妄想力が冴える。はじけたような始めの2篇、コントみたいな「相談」、どこへ転がるのかわからないままに着地する「地元裁判」、私は、創作とは思えないほどこの人どこかにいる!と思える「あなたがいなくなってはいけない」「お風呂、晩ごはん、なでしこ」が心に残った。
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ほんのむし
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すこし悪意のあるユーモアを混ぜ込んだ短編小説集です。 世論というか、世間の風潮を擬人化したかのような『森のような、大きな生き物』がとても良かったです。 何だか今週は全然読書ができなくて、とてもストレスが溜まっています。疲れているから、読んでいても眠くなるし。
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ちきちき
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タイトルと表紙にひかれて手にした本。前半3話は無理。疲れた。地元裁判あたりからぼんやりと流れに乗れてきた。心が元気な時にオススメします。
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Miki Shimizu
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うーん。ふわーっとなんか変な感じの本。いろんな人がでてくる短編集?読みやすいねん。でも、後味が微妙って話ばっかり。不思議やなー。図書館本。
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marino
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題名からはちょっと外れていたような短編集。 どの物語も主人公がちょっと思い込みの激しい人という感じがしました。 あまり印象に残った物語は無く、ちょっと暗いイメージでした。
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satobo
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7編からなる短編集。どのお話も少し意地悪で天邪鬼な感じの物語。ちょうどオリンピック中だったので、選手達を応援する気持ちはシンクロできた。小さい頃から彼等の映像を見てきた私達は、自分の子供を見ているように選手を応援する。そしてまた違う華麗な選手が出てくるとそちらへ目移りする。「ムスコ」と「フージコさん」不器用で容姿に自信のない彼女達。二人とも控えめだけど前向きな言動に力強さを感じた。自分を卑下するのではなく、他人のことを考えてみたり、上手くいかない人生を人のせいにしない彼女達を、私は応援したいと思った。
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いろは
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装丁がカラフルだったので手に取ってみた。『森のような、大きな生き物』、『ニオイスミレ』、『あなたがいなくなってはいけない』、『地元裁判』、『相談』、『ムス子』、『お風呂、晩ごはん、なでしこ』の7編の短編小説。どれも面白かったけど、特に面白かったのが2つある。1つ目は、『相談』の波多野が課長に相談する物語。課長が繰り広げる、波多野と笠松さんに対する一方的な妄想が面白かった。2つ目は、『ムス子』の加賀谷が再会した同級生の「ムス子」への、これまた一方的に喋り続けるところが面白かった。読んで良かった作品だと思う。
0255文字
harumi
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どこかにいそうな普通の人を皮肉な目線で描いた短編集という印象。表題作はオリンピックやってる今こそ読むと面白いと思う。オリンピックなんでこんなに盛り上がるの?の答えがわかる。小バカにしたくなる人ばかり出てくるけど自分もこういうところあるかもと思わされるような話もあり、スラスラ読めてよかった。
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りっつん
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短編集だけど表題作はなく、この「わたしたちは~」ってのはこの一冊全体を指しているのかしら??「ニオイスミレ」のように現代を風刺した毒っ気のある作品から、「相談」のように勘違いおやじを描いたものまでなかなか幅広い。毒っ気のある作品から徐々に薄まってぼやけていくって感じに。何も起こらない、それこそ「起承転結」といったもののない30代後半女性の淡々とした日常を物語に出来るってのは、やはり文章力があるからだろうなあ。
0255文字
@
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0255文字
14番目の月
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「ムス子」のムス子さん、「お風呂、晩ご飯、なでしこ」のフージコさん、この二人なかなか味わい深い人物であって、幸せになってもらいたい。 「相談」も着地地点がそこですか、と思わず失笑してしまう。 短編集なのに表題作がない、という何か意味があるのか、面白い短編集。
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きいろいの
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7つの短編集。帯にあった「どこかで誰かがあなたの味方」の意味が私には伝わらなかった。「お風呂、晩ご飯、なでしこ」の主人公フージコさん。自分の生活スタイルを持ち、そこでの幸せを感じている。フージコさんとは全く違う人生ですが、私も子どもの頃親に「強情な子」と言われて居たことをふと思い出しました。フージコさんと違って私は本当に強情だったと今は思えます。
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yamakujira
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7編の短編集。「ニオイスミレ」「地元裁判」は近未来の世相をえがきながら現在を風刺する手法はいいのに毒が足りない。「相談」「ムス子」「お風呂、晩ごはん、なでしこ」はどこかにありそうな日常で演じられるちょっとズレた主人公を笑えばいいのだろうけれど、なんだか切ない。「森のような、大きな生き物」はオリンピックに踊らされる人々を揶揄してるのかな。赤の他人の活躍に熱狂する人々ってこんな心情なのかぁ、スポーツにせよ芸能にせよファン心理って理解できない。表題作がなくて、タイトルの真意がつかめなかった。 (★★★☆☆)
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アズキ母さん
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短編集。表題作はない。「ムス子」が切なかった。前にあった時の状況(独り言だけど)、過ぎた年月、鉄道事故で死んだ息子の歳。読み終わっていろいろ想像した。最初のオリンピックの話、にたりとしながら読み終えた。「あなたがいなくなってはいけない」も良かったな。切なさが底辺にあって。
0255文字
はれひめ
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ネタバレ「森のような」はエッセイ風。どうせなら①前髪をカラーゴムで結わえた武道家のわらしべ少女が政治家となってから②セルロイド製の小さなボールを打ち合う頬っぺのふっくらした少女が、外人同業者と結婚して幸せアピールし過ぎの件③陸上競技で初の金メダル陽気過ぎる彼女がパチンコ屋入り浸るまで、を読みたかった。と、読後はシニカルになってしまいそう。アカガミに似た短編あり、マジョリティへの反骨が窺える。
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サトゥルヌスを喰らう吾輩
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ネタバレむむむ……。ちょっと辛かったです。テクニックとして理解はできるのですが、ダークサイドに落ちたひとのダークさを際立たせるために犠牲にされるひとたちがあまりにも毎回毎回ただ物語の目的に捧げられたまま終わってしまうので、「テクニックのためのテクニック」に見えてしまったというのが原因かなあ……。ずっと(そのマイノリティの問題に本当に関心があるわけじゃないから気軽に「可哀想な人」の定型として利用できる書き手、だったら怖いな)と思いながら読んでしまっていたのかも。でも、それを確かめるために次の本を読むのも怖いです。
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akubita
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☆☆☆☆☆ どこか世間やマジョリティを揶揄するような、面白い短編集だった。私自身がみっともないと感じるタイプの人が可笑しく描かれているのも楽しい。登場人物の人となりがすぐに浮かぶような書き方が秀逸で、短編の世界にすぐに入り込めた。
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a*u*a*i*n34
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朝倉さんのこのほったらかし感が嫌いではありません。読み終わって、で?って言うのもあれば、おっ!となる短編もあり。
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ヘタレ女王再び
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どこにでも いそうな 普通の人の普通の気持ちや 生活の匂いがする 短編集。読みやすかった。個人的にはムス子 と お風呂、晩ごはん、なでしこ、の2作が好き
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necoko19
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★★★「お風呂、晩ごはん、なでしこ」がよかった。フージコさん。
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砂糖
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朝倉さんにしては読みやすい短編集。1作目のオリンピックの話はシニカルで、あの顔この顔を思い浮かべながら読んだ。「ニオイスミレ」「ムス子」が好き。
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うー。
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短編集。どれもよくわかる気がする。人間ってみんな心の中ではこういうこと考えてるよね、というような。自意識過剰でちょっと意地が悪くて身勝手で、でも親切には親切で返したいし傷ついている人にはあたたかいものを差し出したい。すこしでも心を軽くしてあげたい。そして自分は傷ついているところを開けっぴろげに人に見せられない。身につまされるような話もある(「相談」とか耳が痛かったです)そんな普通のそのへんの人がえがかれた短編集でした。
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シトラス
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たまにギョッとするくらい、苦手な感じの物語もあるので、彼女の本を読むときは緊張するけど、今回は何となく薄暗く淡々と、ほのぼのと言ってもいいくらいの感じだったので、ゆったり読めた。
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