読書メーター KADOKAWA Group

読書グラフ

3/213/243/273/304/24/54/8244910244911244912244913244914ページ数782783784785786冊数読書ページ数読書冊数
辻村 深月(1)村上 春樹(1)50%辻村 深月50%村上 春樹著者グラフ上位10名
もっと見る
最近読んだ著者

最近の感想・レビュー

データの取得中にエラーが発生しました

最近の感想・レビューはありません

373
新着
所謂村八分のお話。主人公は、村長の高校生の息子で小さな村での唯一の楽しみは村主催の野外フェス。村民は無料という旨味につられるだけのニワカとは違い、本当に音楽を愛している。そんな平凡すぎる日々は、村を出ていった一人の売れないアイドルとの出会いで変貌する。彼女に惹かれる中で明らかになる村の暗黙の了解に振り回される。知らぬが仏とはまさにこのこと。辻村さんはただの恋愛小説では終わらせてくれないところが大好き。人間臭さが最高です。★3
0255文字
373
新着
村上春樹アレルギーが街とその不確かな壁で克服できたかと思い手に取った一冊。短編すぎて理解できず。二十歳の誕生日を迎えた女の子が、バイト先で訪れるオーナーの部屋で願い事を叶えてやると言われる流れ。オチも何も無いただそれだけのお話。他にもこの薄さの本が棚には並んでいたが、ほかも同じなんだろうな。★2
0255文字
373
新着
保育園に通う姉弟を育てる共働き夫婦の苦悩を描いている。保育園の送りは夫、迎えは妻、夫の帰りは遅くほぼワンオペで読んでいるこちらがしんどくなってくる。夫は会社では完璧なのに家庭では文句ばっかり最後の風呂掃除すら翌日に持ち越し結局やらない。家はくつろぐ場所と思っている根底から間違えているし、幼稚すぎる。シングルマザーの友人の大変さも知りながら過る離婚の二文字は、次第に現実味を帯びてくる。様々な夫婦の形があるし、外から見えるのなんてほんの一部分。それはうちも然り。魔法の言葉さしすせそ、使ってみようかな。★4
0255文字
373
新着
人が無意識に他人を傷つけていることがよく分かる4つの短編集。いや〜な読後感ではあるが、それがリアルで面白い。【早穂とゆかり】は、小学校時代虐めではないがハズされていた子と大人になってから再会するストーリーで、こんな子いたよと既視感がすごい。注目されたいがために霊感があると言い出すゆかりと人気者の早穂。ゆかりは、塾経営者として成功しており、そこへインタビューに赴く早穂が昔のあれこれを理由に糾弾されるもの。そんなつもりなかったことばかりなのにされた側の恨みはすごい。これはさすがに早穂がかわいそうすぎた。★3
0255文字
373
新着
80を目前に亡くなった姑の遺品整理に挑む主婦もとこが主人公の作品。エレベーターのない団地の4階にある3Kの住まいを片付ける苦労がこれでもかと描かれる。物のない時代に生きた人にありがちな溜め込み、捨てない心理は遺された者を大層苦しめるという典型的な例。業者に頼めば百万。途方に暮れるもとこを救うのは、近隣住民の助けで、粗大ごみは週に3つまでと言われる地域の決まりは名義を借りていくつも出せたり、古紙は自治会費になるからと回収してもらえたりと、あれよあれよと片付く。私は、ちゃんと終活して死のうと思った‥。★3
0255文字
373
新着
作家でバツ2、大学生蒼葉との再再婚を果たす主人公の志絵が作家仲間や編集者との、一人娘元夫との、あらゆるやりとりが描かれる。生業が作家ということもあり、会話のレベルが高く、想像力を働かせないと理解できない部分が多々ある。志絵の溢れる思考を余すことなく文字に表現できる金原ひとみさんの筆力たるや。コロナ禍を舞台に描かれる為、もう少し懐かしくもなったあの時の世の中をまた肌で感じられた。酒好き、飲み会好きの人々の人権はあの時本当に死んでいたな。私は、志絵のような人が好き。★4
373

p.303リモートは解像度が低いのだ。相手のことがよく見えないし、こっちから見えないのならば向こうからも見えていないだろうからと、自分のことを分かりやすく表現しようとしてしまう。その削ぎ落とされてしまうものこそが重要であると考える人ほど、リモートが苦手なのだ。

02/27 11:19
373

p.333「それ言ったら人間関係って全部ワクチンみたいなものだよね。爪痕が残ってて、例えばひかりとか、ひかり的なものに触れた時私は『この感じ知ってる』ってなって、対応ができる。その感覚が味方になってくれる時もあるし、ワクチンにならずにただのウイルスとして自分に過剰反応を起こさせるものもある」

02/27 11:24
7件のコメントを全て見る
0255文字
373
新着
主人公なのかは少しおませな小学生。クラスの中では浮いているが、放課後は三人の友達のもとを順番に訪れており、彼女の日常は充実している。高校生の南さん、夜になると仕事に出かけるアバズレさん、一人暮らしのおばあちゃん、みんな優しくて学校での出来事や、幸せについて考える宿題などに一緒に取り組んでくれる。三人の友達は明確な答えは残さないものの、それぞれの価値観で幸せを教えてくれる。幸せを考える小学生も珍しいなと思うけど、ラストもふんわりとしたもの。エッセイのような感じで読了。★2
0255文字
373
新着
とある公園に佇む一頭のカバを中心に綴られる連作短編集。地元で語り継がれるのはそのカバに触れると自身をリカバリーしてくれるというもの。神頼みのようなそれは、実際には自分が自分と向き合うことで苦手や弱点が克服されていくのだが、カバヒコの愛嬌ある表情も相まって、皆から愛されている。私のリカバリーしたいところはどこだろうと、読者も自身を見直すきっかけになる一冊。ママ友とうまく関われない紗羽のもどかしさも、進学校に進み今までのような上位でいられなくなった奏斗のくすぶりもよくわかる。★3
0255文字

読んだ本
784

積読本
12

読みたい本
42

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/28(4668日経過)
記録初日
2012/06/30(4666日経過)
読んだ本
784冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
244912ページ(1日平均52ページ)
感想・レビュー
712件(投稿率90.8%)
本棚
1棚
性別
年齢
33歳
血液型
O型
職業
主婦
現住所
兵庫県
自己紹介

5歳と3歳と1歳、三児の母。
夜の一人時間の楽しみは読書📚

読友さんはまだ少ないですが、レビューを見て参考にさせていただいてます🙏
主婦や母親、またOLなど主に女性が主人公の作品を好みます🐻
目標は一年で100冊!
2026年内までに1000冊読破!

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう