形式:新書
出版社:KADOKAWA/角川書店
形式:Kindle版
出版社:KADOKAWA
とんでもない苦労があったからこそ、必然的に頭で考える野球に繋がったとの事。また、野村さん自身から語られる数々の高校野球名勝負は、全野球ファン必読でしょう!最後第七章のプロ野球よ、高校野球に学べは数々の問題提起を野村さんらしい語り口で説く、どこから読み始めても面白い、飽きる事など決して無い内容でした。野村克也書籍を未経験の方は、まずはこれから読む事をオススメしたい一冊。
みんなでカバーリングに動く、や常に全力疾走する、監督と選手、選手間で信頼関係を築く、など。 確かに徹底してやれば強くなれそうだ。
第三章「弱小校が強豪校に勝つために」の最後で、<もっとも大切なのは指導者が成長すること>、<「組織はリーダーの力量以上には伸びない」ということはつまり、リーダー、指導者自身がつねに成長していかなければならないということだ。「補強だ」、「お金だ」なんだとご託を並べる前に、指導者自身がいつでも向上心を忘れず、進歩し、成長し続けることが強いチームをつくる第一歩なのである>と書かれており、強く印象に残りました。野球や他のスポーツに限らず、全ての「組織」に通用するものだと思います。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます