
夢の動物園(読書感想文)レポート
私は、夢の動物園を読書するにあたり、何の役に立つのだろうと正直に考えた。私が思うには、旭動物園の明日を存続。SKの明日を存続?という風に考えていた。興味を持った状態でこの本を読んだ。
私がこの本で心に残った部分が3つある。
1つ目は、ペットと野生動物。
2つ目は、「いのち」の鼓動を感じるとき。
3つ目は、お客さんに直接話しかける。
1つ目のペットと野生動物に関して。
筆者はそもそも論で動物園とは何なのかという所を考えていた。パンダが来たから何なのか。コアラが来たから何なのか。確かに人は来てくれるが、それだけなのか。人に見せる為に動物は存在しているのか。そうではない。明確な意図を持って、お客様にメッセージを伝える必要が在る。
この点から、SKにご飯を食べにきてくれるお客様は何なのか。お腹が空いて、安いから来てくれるのか?いやそれだけではないだろう。SKには元気に接客してくれるあの人が居る。SKはいつもキレイで、早くておいしい物が食べられるという、SKらしさを作らなければいけないと感じた内容であった。
2つ目は、「いのち」の鼓動を感じるときに関して。
筆者は、好きな物、事に関しては命をかけるとまでは示している。ゾウを追いかける時、死んでも良い。元々、食うか食われるかの摂理の上で成り立っているから、とにかくゾウが見たい。
その思いは素晴らしい物があると感じた。私自身、命をかけることはまだない。命をかけて店舗を改善しようと思うのであれば、寝る暇を惜しんでやるだろう。それが今の自分にできるかと問われればできない。そこで店舗を改善して、お客様に来ていただいて・・・という何かを見つけなければならない。その何かを必死に見つけてみようと感じた内容であった。
3つ目のお客さんに直接話しかけるに関して。
まず、入客数を増やそうではなく、ファンを作ろうという筆者の発想である。これには素晴らしいとつくづく感じてしまった。
SKでも入客数をあげる為に、CMや新商品を出す。でもそれだけでは駄目だろうと感じた。2つ目にも共通して言えるが、ファンを作るという点で、I-KOSS水準を上げる努力が必要だということ。きれいなお店でおいしい牛丼を素早くいい感じで提供してお客様に満足して帰っていただく。というすき家の基本をもう一度振り返ろうと今思っている。
私は、TNからSMITの試験が受かり、これからだなと思っている。今担当している店舗で問題点がいくつかある中で、どう立ち向かっていくか。それは、自分たちの為ではなく、お客様の為にという軸を守り、やり遂げたいと感じている。
以上
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