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つみれ
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「純愛と時間」 現実の歴史の世界と物語世界をつなぎ合わせることで、外の世界の時間の流れのスピーディさを感覚的にとらえさせる方法がすばらしいです。これが時間を超えて追いかけてくる乙姫様の怖さ、執念深さを表現する仕掛けにもなっていて、結局逃げ切れない太郎の絶望感、狂気的なラストを実に効果的に演出しています。でも私は乙姫様好きでしたよ。