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Dげん
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Dげん
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ネタバレ前作のタラント事件で深い反省をする事になったフレンチ。今作ではかつての賭博船事件でその人柄を認めた青年が逮捕されたのを受け、早速前回の反省を活かし、地方警察の捜査が足りないと見た殺人事件に介入する。序盤のさり気ない伏線張りと終盤の回収の流れが上手く出来ていて、その点が線に繋がった瞬間の驚きと快感は素晴らしいものがあった。ただ前作同様にフレンチよりも被疑者周りの一般人らの頑張りが事件解決の決め手となっており、最後の詰めの甘さは非常にフレンチらしくはあるのだが、もう一踏ん張りして欲しかった所。
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Dげん
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/15(4700日経過)
記録初日
2005/11/15(7073日経過)
読んだ本
1005冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
308104ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
930件(投稿率92.5%)
本棚
7棚
性別
年齢
31歳
血液型
AB型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
自己紹介

 多趣味です。ミステリを中心として、ライトノベルから本格文学まで何でも読みます。流れるような文章を書けるよう努力しております。どうぞよろしくお願いいたします。
最近は角川文庫 緑三〇四(横溝正史)を蒐集しております。【蒐集進行度66/89】

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