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広井啓
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広井啓
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ネタバレ中小出版社丸栄社の常務が主人公。牛河原はある事情から大手出版社を退社後、丸栄社で新人文学賞応募者やブロガーに口八丁で自費出版を勧め、業績を伸ばして来た。ところがダンピング攻勢をかける狼煙舎が脅威となる。その対策としてハードカバーより廉価な文庫本を発売する一方、狼煙舎の違法をフリーライターを使って摘発する。結果、狼煙舎は倒産。丸栄社は苦境を脱出する。出版界や小説家観など百田尚樹の見解を遺憾なく発揮したブラックユーモア。元テレビ屋の百田何某を揶揄した箇所は謙遜でもあろう。老婆の本を発行するくだりは面目躍如。
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広井啓
さんの最近の感想・レビュー

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再読。9つの短編集。文芸PR誌に連載したものらしい。原則的に事実に即しており小…続きを読む
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生物学者である著者の死生観をヒト固有の"老い"を軸に述べた。ヒトだけが老いるの…続きを読む
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読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/13(1627日経過)
記録初日
2020/10/13(1627日経過)
読んだ本
504冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
153719ページ(1日平均94ページ)
感想・レビュー
473件(投稿率93.8%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

趣味は読書の他、競馬、株、パズルゲーム、詰将棋、邦画鑑賞など。
読書傾向は小説ならほのぼの系や家族ものが中心。政治、経済、日本史などノンフィクションも読みます。
村上春樹は全読破。他に、重松清、白石一文、浅田次郎など。女流は特定の作家に拘らず幅広く。

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