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美しい嵯峨本出版に携わった、本阿弥光悦、俵屋宗達、角倉素庵、三人の独白で信長、秀吉、家康と変わっていく時代を背景に移り変わる世の中にあって、自らの有り様を見つめる芸術家の感性が綴られています。歴史に明るくないので、よく判らないのですが、官能的な土岐民部の妻、舐めると紙の種類が判る経師屋の宗二、可愛らしい光悦の若妻など、フィクショナル(?)な人物が魅力的でした。この時代の商人の財力が凄くて、淀屋の資産総額は今日の価値で、約200兆円だそうです。大谷選手を何人雇えるんだろう。
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さんの最近の感想・レビュー

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大江 健三郎
1992~1994年の幾つかの講演をまとめた一冊。あいまいさとは、言葉や思想に…続きを読む
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ゲーテはすべてを言った

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鈴木 結生
ティーバッグのタグについたゲーテの名言の出典をゲーテ学者が探るというお話ですが…続きを読む
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誘拐事件の真相究明がスピード感たっぷりの文章で展開されますが、文章の巧みさとそ…続きを読む
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大正十二年九月一日の大震に際して

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プロフィール

登録日
2015/05/28(3594日経過)
記録初日
2017/02/04(2976日経過)
読んだ本
876冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
262264ページ(1日平均88ページ)
感想・レビュー
840件(投稿率95.9%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

一寸僭越かな、と思いつつシャルル・アースをアイコンにしています。本当はお気に入りをもっと、増やしたいのですが、ホームで関連の記事を読み切れなくて自主規制しています。代わりに使用中のブログソフトで情報を保存しています。

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