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T. Tokunaga
さんの感想・レビュー

T. Tokunaga
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『オリバー・ツイスト』や『死せる魂』もそうなのだが、この小説も、西洋の古典社会派小説にありがちな「寓意と教訓が後半になると顕わになってくる」というのから逃れられなかったとみえる。ハムレットの上演時の亡霊の登場とか、打ち上げの様子とか、不評への怒りとかに関しては筆がのっているのだが。また、ミニヨンにはゲーテの病んだ指向の部分を感じてつらい。
0255文字
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T. Tokunaga
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/30(1368日経過)
記録初日
2021/06/24(1374日経過)
読んだ本
573冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
175072ページ(1日平均127ページ)
感想・レビュー
363件(投稿率63.4%)
本棚
21棚
性別
職業
大学生
自己紹介

旧JVSTINVSです。思う所あり、あえて半匿名にまで解像度を上げてみました。

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