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アンパッサン
さんの感想・レビュー

アンパッサン
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ぜったい自分では手に取ることはない、ウエルベック初。義兄ブリュノの中年層のうろたえ。憑かれたように耽る快楽の過剰(ってか、もうそれしかないようだが)。おぞましくもあるが…わからなくもない。かと思えば生へ希薄さが如実な義弟ミシェル。研究というプラグマティズムがあったにせよ、こういう存在って周囲が困るよなあ。またふたりで濃淡が対照的である。寂寥と生。互いに違う意味合いで体現していたように思える。クリスチャーヌもアナベルもなんともなあ。主人公たちを女性側から見てしまった。「素粒子」とは?
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アンパッサン
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2009/04/24(5793日経過)
記録初日
2009/02/12(5864日経過)
読んだ本
508冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
149494ページ(1日平均25ページ)
感想・レビュー
452件(投稿率89.0%)
本棚
11棚
性別
現住所
福岡県
外部サイト
自己紹介

別名は「セダン・チェア」。古き名は「差路」。
皆川博子、佐藤亜紀、川本直ファンを自称。
将棋ウォーズ、銭湯めぐり、純喫茶めぐりが趣味。
もう二度と自己過信しない、ありのまま衛門。

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