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けぴ
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けぴ
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東日本大震災のあと、ダンボールの間仕切りを最後まで使わせなかった避難所があったことを作者は知り、本書を執筆。架空の街を舞台にしたフィクションでありながら、ノンフィクションのような切実さが伝わってくる一冊でした。本書で最初に出てくるリーダーとなった男性は自分たちは協力していかなければならないから連帯感を高めるたまに間仕切りが不要とする。しかし声をあげなかった女性たちが一致団結して福子をリーダーとしてから間仕切りをはじめとして暮らしやすくなっていく。こういう題材を真正面からとりあげた垣谷さんに拍手!
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読書データ

プロフィール

登録日
2014/04/07(4008日経過)
記録初日
2014/04/07(4008日経過)
読んだ本
2115冊(1日平均0.53冊)
読んだページ
631686ページ(1日平均157ページ)
感想・レビュー
2115件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

好きな作家:東野圭吾、宮部みゆき、伊坂幸太郎、村上春樹、吉村昭、原田マハ、久坂部羊、角田光代、高田郁。小説を中心に読みますが、エッセイ、ノンフィクション、旅行記などなど、なるべく色々なジャンルの本を読むようにしています。読書メーターのみんなの感想から本を選ぶことも多いです。2020年4月30日、約6年で1000冊に到達。次は2000冊を目指しますので、面白い本があったら皆さま、教えてください!!

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