ビートルズファンでもあるので、各章の曲名や途中に出てくるビートルズナンバーを頭の中で歌いながら読んでいた。容貌に障害がある主人公鈴木誠のストーカー行為が、本人の手記や警察の取り調べ、他の人の証言で明らかになっていくが、最後の章でそれまでの彼への印象がガラリと変わる。といっても「やられた!」感はなく、「やっぱり」という感じ。"Girl"や"Day Tripper"の歌詞をもっと考えていたら、「美縞絵里」の性格がわかったかも。最終章の"We Can Work It Out"(私たちはやり遂げられる)なるほどね
そういう見方もあったんですね!