昔から翻訳小説が好きで、いまだその深みにはまってます。
長編、劇作、詩、コミカルなものが好き。
短篇集、日本の小説、ミステリー、ファンタジーは苦手。
最近は、中央・東ヨーロッパの作家に焦点をあてて読んでます。
好きなシリーズ
文学の冒険(国書刊行会)
プラネタリー・クラシクス(工作舎)
東欧の想像力(松籟社)
大人の本棚(みすず書房)
好きな作家
高行健
グレアム・スウィフト
チェット・レイモ
ローレン・アイズリー
ライナー・マリア・リルケ
マルセル・プルースト
クラフト・エヴィング商會
フリードリヒ・デュレンマット
コニー・ウィリス
イタロ・カルヴィーノ
イスマイル・カダレ
ナイスについては、基本的に自分が読んだことのある本につけていますので、偏るかと思いますがご了承ください。
読みたい本リストはEvernoteで管理しているので、こちらでは登録していませんが、皆さまの読書記録を日々参考にさせてもらっています。
大学図書館で働いています。
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更にはヴィヴァルディの作品の持つイメージである軽さ、華やかさとの対比の妙が素晴らしい。有名な「四季」の爽快な音楽をイメージしてページを繰ろうとすればするほど、陰鬱な暗さがより深くなる。母の愛、それはいくらチェチリアが求めても得られないもの。孤独に苛まれた少女の心と音楽、聖母マリアの象徴性、望まれずに生まれる子ども、そうしたテーマが絡みあい静かな教会の天井を震わせる。