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にゃーご松崎
さんの感想・レビュー

にゃーご松崎
新着
再読まで3年、我身上にも様々草々あったけど物語のランダル(ランダム、みたいだ)は一番最後の戦いで、それ以前それ以降と呼ぶべき時代を画する事件があった。犬飼の子の成長と琥珀を分け合うこと、くらいの記憶も雲間に光さすように頁の進むうち個性の強い人々が鮮やかに蘇える。しかしどうしたことか肝心の、生まれついての騎士ベービスの悲劇が抜け落ちていた。悲しすぎる記憶は痛みにかさぶたができるように、時間が封じたか。ああそうだ。丘はそのように降り積もる歴史の層を重ねたのだ。作者はその地層を読み解き物語るのだ。
0255文字
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にゃーご松崎
さんの最近の感想・レビュー

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溝口 睦子
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中見 利男
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/08/23(4598日経過)
記録初日
2012/03/15(4759日経過)
読んだ本
1362冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
302470ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
1335件(投稿率98.0%)
本棚
0棚
性別
職業
その他
現住所
神奈川県
自己紹介

編むか読むか
それはいよいよ冬に多発

働いては資金繰りして旅へ
旅から戻ればその穴埋めで大童も
喉元過ぎれば元の木阿弥、また旅へ

という習性も遠ざかるコロナ3年、
老犬去って私の一つの時代も閉じる。

時折、時の扉が開いてふいに
老犬の匂いを捉える。

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