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どんぐり
さんの感想・レビュー

どんぐり
新着
アイスランドの捜査官エーレンデュル・シリーズの『湿地』に続く邦訳2作目。住宅建設地で発見された人骨、そこから明らかにされる過去の哀しい出来事。エーレンデュル捜査官の抱える家族問題も同時進行で描かれていて、それがこの事件の闇に二重三重にシンクロする。ケダモノのような夫に殴打される妻、そして家庭内暴力の真の犠牲者である子どもたち。母親を守ろうと心震わせるシモン。暴力はいつだって心やさしくて、弱い子どもにしわ寄せがいく。緑色の服を着た女の秘められた謎、もう一工夫あってもよかったかもしれない。3作目の『声』は正月
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どんぐり
さんの最近の感想・レビュー

赤い十字

赤い十字

サーシャ・フィリペンコ
ベラルーシの作家フィリペンコの小説。翻訳は『文学キョーダイ!!』の奈倉有里。赤…続きを読む
共感という病

共感という病

永井 陽右
著者はソマリアなどでテロリストの更生を支援する活動を行っている永井陽右。ふつう…続きを読む
文学キョーダイ‼

文学キョーダイ‼

奈倉 有里,逢坂 冬馬
姉はロシア国立ゴーリキー文学大学に留学して、ロシア文学研究・翻訳者となった名倉…続きを読む
死んだ動物の体の中で起こっていたこと

死んだ動物の体の中で起こっていたこと

中村 進一
著者は動物の遺体から、生きていた「過去」に何が起こっていたのかを究明する獣医病…続きを読む
田中一村 かそけき光の彼方

田中一村 かそけき光の彼方

荒井 曜
今年、東京都美術館で大回顧展が行われた画家の田中一村(1908-1977)。千…続きを読む
世にもあいまいなことばの秘密 (ちくまプリマー新書 442)

世にもあいまいなことばの秘密 (ちくまプリマー新書 442)

川添 愛
文の構造として「日本語のことばのあいまいさ」を知る本でもある。10章に分けて書…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/18(4398日経過)
記録初日
2004/01/09(7664日経過)
読んだ本
5837冊(1日平均0.76冊)
読んだページ
1712512ページ(1日平均223ページ)
感想・レビュー
1983件(投稿率34.0%)
本棚
13棚
性別
血液型
A型
職業
クリエイター系
現住所
神奈川県
外部サイト
自己紹介

画像を変更(2016.9.25)。実家からチャリで10分、安田侃の作品が点在する公園。夏、本を読むお気に入りの場所。

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