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かんやん
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かんやん
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イギリスの植民地オーストラリアはタスマニアに送られ、過酷な労働に従事する囚人たち。その一人グールドは、魚の絵を描くことを命じられ・・・。作者の半端ではない思い入れと、情熱はよくわかるのですが、魚の絵(これは素敵)とキャラクターや挿話を結びつけるのが、自分にはこじつけにしか感じられなかった。それから大袈裟な表現の大盤振る舞いに辟易。パセティックな言葉の濫用にしだいに冷めてしまった。マジックリアリズムの影響も、歴史、舞台、テーマに相応しいとは到底思えず、エネルギッシュな作者に置いてけぼりにされた読書だった。
ann

やっぱり難しそう(*_*)表紙のイラストかステキ。

09/01 22:31
  • かんやん
0255文字
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かんやん
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BUTTER

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後妻業

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読書データ

プロフィール

登録日
2016/08/07(3154日経過)
記録初日
2016/08/13(3148日経過)
読んだ本
654冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
201802ページ(1日平均64ページ)
感想・レビュー
654件(投稿率100.0%)
本棚
40棚
性別
血液型
A型
職業
ガテン系
自己紹介

携帯換えました。改めてよろしくお願いします。以前の記録が途切れてしまいました。。。

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