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考えるナメクジ ―人間をしのぐ驚異の脳機能

感想・レビュー
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かんやん
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人生で一度くらいナメクジのことを想っても良いではないか。もちろん脳がある。脳とはインターニューロンの集合体(感覚ニューロンからの情報を統合し、運動ニューロンへ出力する)。ナメクジは記憶し学習することができる。脳は破壊されても再生するが、記憶は失われる。この脳の中心を食道が貫いている。雌雄同体で、頭の右側を擦り合わせ交尾、やはり頭部右側の孔から産卵。口とは別に排泄孔=呼吸孔を持っている。助成申請は、「何の役に立つかわからない」「普遍性がない」と却下されることが多いそうで、とにかくマイナーな研究なんだな、と。
内藤銀ねず

かんやんさん、こんにちは。この題名と感想を見て、手塚治虫『火の鳥 未来篇』のナメクジ文明を思い出してしまいました。

03/01 16:16
かんやん

内藤さん、『火の鳥』シリーズは全部読んだはずなのに、すっかり忘れておりました。この著者は人類を救うという使命に燃えて工学部環境学科を専攻しようとしたのですが、母に「どうせ人類はすぐに滅びるから、好きなことをしたら?」と言われて、理学部に受験先を変更したそうです。

03/02 07:30
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行商人
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ナメクジ、すごい! 研究のパイオニアたらんとする著者も、すごい!
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ニッコリ
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ナメクジすごい!!面白い!!しかもこの感じで著者がバリバリの関西弁なのが面白い
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YIYI
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絲山秋子さんがお勧めしてたので読んでみた。
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tom
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ナメクジは、エサがあればあるだけ全部食べてしまう。食べたら食べただけ大きくなる。ところが、エサが与えられなくなっても痩せない。大きさはそのまま。これはすごい(笑)。犬並みの学習能力がある。だから記憶力もある。えぐい味のエサを与える。その後、そのエサには近づかない。ついでに、ナメクジの粘液には免疫の働きをする生体防御物質がある。特異な能力を持つナメクジは面白い。でも、著者以外の誰も研究対象にしない。これは悲しいけれど、科学者界隈の激しい競争を横目にしての研究生活。これは楽しいかもと著者は語る。
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大きなわたぶとん
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読んでいくうちに、それまでなんとも思っていなかったナメクジがどんどんかわいく思えてきて、その分、生きたまま脳を取り出されたり、触覚を潰されたり目を切られたりするナメクジが気の毒になってきてしまうのだが、それでも脳のまましばらく生き続けたり、触覚や目を再生させたり、しぶといナメクジの生命力におおお…!と思わず拍手したくなる。
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双海(ふたみ)
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福岡女子大学教授。ナメクジの脳を研究して19年の著者によれば、人間には及びもつかないすごい「脳力」があるのだ。「学習」と犬並みの高度な論理思考ができ、苦悩もする。脳の出先機関である触角に記憶も保存できる。脳も触角も壊れると勝手に再生し、眼がなくても脳で光を感知できる!なめくじ、かわいい!
双海(ふたみ)

宵待草さん こんにちは!ナメクジも種類によっては殻(というか甲羅)を持つものもいるとのことで、カタツムリの近縁種ということがよくわかりますね。行き先を迷っているときは行ったり来たりするそうです笑

08/09 12:35
双海(ふたみ)

オスカーさん あ、その短歌、私も見たことがあります笑 俳句の世界では、ナメクジは夏の季語でもありますよね!

08/09 12:38
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ほんどてん
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第19回絲山賞(絲山秋子さんが2022年に読んだ本の中で一番面白かったもの)に選ばれた本ということで手に取らせて頂きました。ナメクジの「脳力」ってすごい!!と思いました。著者は数少ないナメクジ研究者で、貴重な実験結果は(「お腹の中に脳を移植するホラーな実験」など)はとても興味深いものでした。そして著者が書かれているように、ナメクジに対してリスペクトを持つことが出来ました。しかしやはり私は……
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佐々木隆一
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人間で当たり前だった事がナメクジでは異なることが、沢山あると分かった。特に面白い章は、「ナメクジの生き方」。繁栄のためにはたまごを、沢山産むことや、あまり先のことを考えずエサはすぐ食べたりと生き延びるためには合理的な判断をしている。また人間とは異なる方法であり、新鮮だった。他の動物からも沢山気づきがありそう。
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スリカータ
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冗談抜きに面白かった!🤩 読者で実際にナメクジ飼育の経験(子供にせがまれて)があるのは私くらいだろう(数ヶ月だけど)🤣 ナメクジは食べれば食べるほど大きくなり1ヶ月半で重量10倍という記載も、経験上、心から同意した。しかも、太ったナメクジは絶食しても痩せないとは!ナメクジは想像以上に賢くて、人間味のあるヤツだ。ガーデニングの大敵ではあるが、愛しさが増してしまう🥹 ナメクジ飼育の際に色々調べてその神秘的な構造に感服したが、本書で益々その思いを深めた。アカン…よく見たら可愛いぞ😝
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千草
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面白かった~!著者は、福岡女子大学の教授で、ナメクジの嗅覚、視覚の研究をしている。研究材料のナメクジを飼育して、顕微鏡を覗いている感じ。カタツムリもナメクジも巻き貝の仲間。ナメクジは進化の過程で、殻を捨てたがために、乾燥から身を守るためによる活動するようになった。カタツムリは歌にうたわれる存在なのにナメクジは、忌み嫌われる。私は、そんなナメクジに悲哀を感じていた。しかし、「殻の維持コスト(カルシウム摂取)から開放されたことがメリット」というのを知って、なるほど〜と感心した。人間にもあてはまる、示唆的だ。
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たまきら
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ナメクジのトリビアに夢中になりました。学習力の部分ではミツバチが出てこなくて残念。一番受けたのは女子大でなぜナメクジ!?という部分で著者が答えているところ。女子と長く過ごす人は知っている、女子の強さ。ぷぷぷ。
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とことこ
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そうか!脳は再生できるけど、当然、学習したことは忘れてしまうよね。人にそんな能力があったら、学習したことどころか、自分が誰だかも忘れちゃって大変だなぁ、なんて考えたり、楽しく読めた。
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にしやん
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触るのも嫌で、庭で見つけるとスコップで掬い上げて、遠くに投げてしまっていたナメクジ。この本を読んで少し歩み寄ろうと思った。悪いことをしてしまった。光を嫌い、脳が損傷しても復元し、神経系を持っており、DNAが増幅し、、鬼滅の刃の鬼を連想してしまった。
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ryohei
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ナメクジというマイナーで、どちらかというと忌み嫌われている生物が、いかにスゴイ脳機能を持つのか。世界でも数少ないナメクジ研究家による、長年の研究成果をまとめた驚きのレポートです。a=b、b=cであれば、a=cといった論理的思考がナメクジにはできる!!ほかにも、記憶を有するとか、壊れても脳細胞が再生するとか…、ナメクジ再発見のオンパレード。結果として、ナメクジも躊躇し!!逡巡し!!苦悩する!!??タコも別の一冊で知りましたが、軟体動物といえども、かなりしっかりした神経系を持っているという事実に興味津々です。
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tom
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ナメクジ本なんてもの読んだことないと思い、図書館に発注。著者は、もともとはネズミを使って脳みそを研究していた人。どなたかからナメクジも面白いと聞き、ターゲットを変える。でも世間にはナメクジを研究している人はいない。世界中探したってほんの数人。そんなマイナーな世界の研究だから、研究費を稼ぐのも大変。必要な機材は自作。ナメクジの繁殖も大変。それでも、誰も知らないナメクジの不思議な、そして哺乳類とは異なる脳みその世界を探求することに大興奮。研究者たるもの、こうでなくちゃと思わせる熱烈かつ冷静な世界を描いている。
tom

ハインラインですか。それなら面白いですけど、そこまでのことではないです。でも、ナメクジの脳みそを他のナメクジに移植しても、脳みそは生きてるとのこと(機能はしないけれど)。ついでに、ナメクジさんは、餌を与えたら、ひたすら巨大化するそうです。そうすると、脳みそも巨大化するのか。そのとき、脳みそはどんな機能を持つのか?。とんでもない機能が出現したら、これは面白い。そこのところが、私の疑問として残ったのです(笑)。

03/13 19:34
Ab

へーえ! 驚きますけど。 生理的に嫌悪感を覚える生きもののベスト3に入るので興味深いのですが、あまり深く知りたくないような(^^;

03/13 21:38
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おーすが
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体液に浮かぶ脳、頭でする生殖、何重にもなるDNAと増えるニューロン。不思議な生態を堪能した。かなり驚いたのは、脳ですら復元できる再生能力の高さ。他人の脳も受け入れられる耐性。目がなくても光から逃れる適応力。シンプルだからこその対応力?人間も見習いたいくらいかも。
おーすが

買おうか悩んで買わなかった本だけど、買っても損はなかったな

02/07 17:55
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Masa
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状況を関連付けて記憶するとは、これからナメクジを見る目が変わる。火の鳥で人間が滅びたあと、ナメクジが文明を生み出し、最期の一人?が神を恨んで死んでいくさまも、強ち想像ではないかも。
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hana
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思いの外おもしろかった。ナメクジに脳やニューロンがあるとはおもわなかったし、DNAの増幅能力を知って固定観念がこわれた。いまのご時世、ナメクジ研究は肩身が狭いだろうけど、著者が大学で研究を継続できるよう祈りたい。
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ももる
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ネタバレナメクジの生態と脳研究についての本、研究のやり方が面白い 語り口もユーモラスで読みやすいけど役に立つかどうかわからない研究への予算がつかないとかやる人が少なくなってる現状は憂慮すべきなんでしょうね
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ルル
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ナメクジを生まれて初めてカワイイと思え、そして、今時期は難しいかな?!ナメクジ探して飼って!見つめたい!!です^^大人が読んでお子さんに聞かせる内容満載です(o^^o)
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Booske40
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書店でふと立ち止まって約1分間立ち読み。そのうちネットで注文するかと立ち去ろうとした数秒後、一期一会と言葉が頭に浮かび、本書をつかんでレジに駆け込んだ。帯の「ナメクジも苦悩する!!」のフレーズがなんとも刺激的。こんなにすごい奴らだとは思ってもみなかった。今度から見かけたら、むやみに塩をかけるのは控えよう。
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かおりン
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嫌われもののナメクジの生態・能力が分かりやすく書かれており、「へ~、ほ~」の連続です。 ナメクジに対するイメージが変わるかも❗
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中村です
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何よりも衝撃を受けたのは、本を開いてすぐの「ナメクジが頭から卵を産んでいる」カラー写真。ナメクジは雌雄同体で、頭部の右側に性器があり、他の個体と頭部右側を接触させて互いに精子を交換し、体内で自分の卵と受精させ同じ頭部右側から受精卵を産むんです!身近な生き物なのに知らなかった〜!人間の常識なんて一瞬で吹き飛びますね。メインの脳機能の話は専門的でちょっと難しかったです。ナメクジの脳研究者は世界にもほとんどいないそうです。この本がきっかけになって、新たな研究者が後に続くといいですね。
あめま

「ナメクジの脳」って聞くと、そんなのあるの!?って思いました。だから、読んでみたいと思いました😄

12/10 16:29
中村です

著者も「ナメクジに脳があるのですか?」とよく聞かれるそうですよ😆💦

12/10 18:32
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ryo
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2
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マグネシウム合金
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この世で最も嫌いなナメクジ。効率良い駆除方法とか書いてないかなー、と軽い気持ちで読んでみたが、科学本としても生物本としても最後まで面白かった!!と同時に、やはり気持ち悪い…なんだコイツら……目、脳も再生できたり、血液中に脳が溶け込んでるとか、、その上シンプルではあるが論理的思考も行ってるという、、侮れない。。
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パピコ0826
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母からナメクジの恐ろしい話を聞いたことがあり、手に取ってみました。単純構造ゆえの再生力の凄まじさ。いつか著者の研究が再生医療などにつながる日が来ますように。私は今後もナメクジに気を付けて過ごします。。
もふもふ@ときどき夕焼けハンター

ナメクジ、確か寄生虫がいるんだっけか。再生医療に繋がるかもしれないんだ∑(゚Д゚)着目した人がいるんだね。凄いなぁ✨✨

11/26 09:28
パピコ0826

そうそう!寄生虫いるんだよね!その話を聞いてから生野菜は念入りにチェックするようにしたよ(^^;; マイナーな研究のようで研究者の方はなかなか大変なようだけど、繋がるといいよね✨

11/26 10:08
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Shoko
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ナメクジのイメージが変わりました!学習能力があったり、すんごいDNA増幅能力を持っていたり、ちょっと驚き~
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ichigomonogatari
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ナメクジの生態についてとてもわかりやすく説明してくれる。が、理科系が苦手なので実はその辺はあまりきちんと読めなかったのだがナメクジの脳が人間とはずいぶん異なっていることはよくわかった。人間の脳から見るとずいぶん大胆なこともしているらしい。それにしても文章が魅力的。最終章で研究者であるご自身の半生について書かれているのだが、これが楽しい。読んでよかったな。
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あまね
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2L珍しいナメクジ研究の本。ナメクジが少しだけ可愛く思えて来るから不思議。極端にニューロンの少ない生物でも二次条件づけやブロッキングなどの論理学習が出来る。やはり生き残る事に特化した事項については必要最小限の脳内システムで対応可能なのね。逆に人は複雑すぎて不条理やら生きる意味やらを考えざるを得ないのだろう。ナメクジの場合、脳の構造がシンプルなためか触覚にあるニューロンにも記憶が保持される。まるで寄生獣のミギーみたい。人は海馬で少しだけニューロン新生が起きるけどナメクジはニューロン新生され続ける。不思議です
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HMax
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求むナメクジ研究者!!ナメクジ研究者のリクルート本というような感じのナメクジ愛に富んだ楽しい本。人の10万分の1しかニューロンがないにもかかわらず学習できるというのも驚きですが、最大の発見は、日ごろよく見るナメクジ(チャコウラナメクジ)が第二次大戦以降にやってきた外来種ということ。研究の何が楽しいのか?という問いの答えに共感します「自分の研究で明らかになることが、世間の常識や理科の教科書を書き換えていくことがある(かもしれない)、という点」
yamatoshiuruhashi

面白そうですね。研究者の心意気が読めそうですね。原索動物という単語を高校時代に習ったのを思い出しました。研究者を目指すには半世紀遅れました。

11/08 21:35
HMax

コメントありがとうございます。ナメクジを女子大で研究しているというところも以外でした。

11/08 21:49
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とりぞう
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「ナメクジは雌雄同体で、オス・メスはありません。想像がつかないかもしれませんが、性器は必要に応じて頭部の右側の孔から出てきます」なんて話が前菜で、いくらでも面白すぎる話が出てくる。生きとしいけるものに興味がある人、きっと楽しめるんじゃないのかな。
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mae.dat
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ナメクジ。折角なら、もう少し生態に迫りたかったかな。 ヒトからすると特異な脳の能力ありますね。本書はそこがメインだし。まあ、驚きました。 それでもヒトと比較すると単純な作りだと思われますので、動物共通の脳のシステムを研究する良い検体となるのなら有意義に思われますけどね。難しいのかなぁ。 先行研究者、共同研究者やライバルに乏しく中々難しいのかな?ブルーオーシャンで、別種の似た実験を行うと、新たな発見があったりするのでしょうか。ね?
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keroppi
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「考えるナメクジ」と言われて、まず思い出したのは、手塚治虫「火の鳥 未来編」だ。人間が滅んだ遥か未来で、文明を築くのは進化したナメクジ。巨大な脳を持つ、人類を戯画化したようなナメクジ。この本を読みながら、その姿がずっと頭に浮かんでいた。ヒトの10万分の1しかニューロンを持たないのに、学習能力や再生能力を持ち、ヒトが感じないことまで感じているという。手塚治虫が描いた世界は、あながち空想だけに止まらないのかもしれない。
パピコ0826

とっても気になるレビューで読んでみたくなりました。いただいていきます。

10/09 09:31
keroppi

パピコ0826さん、これを読むと、ナメクジに会いたくなりますよ。

10/09 09:38
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アナーキー靴下
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ナメクジの脳研究者である著者が、ナメクジの生態と研究内容をわかりやすく楽しく解説してくれる本。ナメクジ研究に出会う前はラット脳研究に従事していたという経験からか、ヒトと共通である部分の説明も簡潔でとてもわかりやすい。ただ、目指すところはヒトへの応用であり、ラットやマウスの代用としてのナメクジであって、ナメクジ愛ではないのだなあ、と感じられたところが少し残念。研究目的としてはもちろん妥当だけれども、読み物としてはもっと盛って欲しかった。まあ私もナメクジには恨みこそあれ愛なんてないけれども。
中村です

上のコメント読みなおして、そうそう「ナメクジ愛」で盛り上がりましたね。私は、この著者の研究者さんは、とても「ナメクジ愛」があると読んでいて感じましたよ〜😃。

12/10 18:48
アナーキー靴下

確かに中村さんの感想からは「ナメクジ愛」感じて楽しんでいるさまがありありと浮かびます😌💓。私の「ナメクジ愛」センサーの感度が悪かったですねきっと😢。この著者が第二弾の本出してくれたらリベンジしたいです😁✨!

12/10 19:07
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Vakira
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脳を損傷して身体の何処かが使えなくなってしまった場合、将来 幹細胞のIPS細胞で修復が可能になるのだろうか?多分脳自体の修復できたとしても以前自分ではない。自分を形成している物は今までの経験からだ。今までの経験が今の自分を作っている。だから今までとは違った自分になってしまう。このナメクジの脳を研究した本でそんな想像に思いを馳せる。ナメクジはウミウシやアメフラシの仲間。カタツムリと同様に陸に上がってきた。タコと同じく、貝をなくすことで身を守る為の脳が発達。
おーすが

自己同一性なんてなんのその、で、脳がなくなったら再生しちゃおーという強さに痺れました。

02/08 13:24
Vakira

おーすがさん そうそう 脳が再生ってすごいよね。でも今までの記憶はなくなるんでしょうね。

02/09 07:33
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ニュー
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ネタバレ破壊されても再生する前脳葉や触角(とくに大触角は視覚・嗅覚・触覚機能を受け持つ重要器官)、しかし器官が再生すると記憶は受け継がれない。つまりもし人間がナメクジのように重要器官でも再生可能だったとしたら、個人の同一性を保持できない可能性があるかも…というとこに言及があったのが面白かった。 あと、学習した好悪と本来の性質のあいだで苦悩するナメクジ、「ナメクジの苦悩」ってだけでなんかこうすごく興味深い。上手く言えないけど。
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やま
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まさかの女子大学でナメクジの研究とは。匂わないし、逃げにくいし、扱いやすいので良いのだとか・・・。不快害虫だけどね。そんなナメクジの脳を研究する数少ない研究者の本ですが、中身は不快ではなく面白い。塩には弱いナメクジも、その能力には驚きの連続。ヤツらもナカナカやるな。
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クライブ
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ヒトの脳の10万分の1しかニューロンを持たないナメクジ。しかし経験により行動を変化させる「学習」は立派に行う。 ヒトや類縁種との共通点と相違点から考える生命の不思議。ナメクジから学ぶ学習における刺激の大切さ。ヒトの脳も環境適応の一形態に過ぎない。
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