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善福寺川昇太
さんの感想・レビュー

善福寺川昇太
新着
この作家この装丁からこれほど清々しい読後感に浸れるとは想像もできませんでした。世界的ロックバンドのボーカリストが失踪の冒頭、次章では一転マフィアのボスから大金を持ち逃げしたチンピラ二人組の珍道中、さらに次章では…入れ子構造のストーリー展開、示唆に富む表現の数々(特に210頁前後)登場人物を一人も疎かにせず会話文ほとんどないむっちり詰まった文章も洒落た訳文とリズム感で先へ先へと読み進み一気に読了。フレンチミステリからは距離を置こうと思っていた矢先、思わぬ拾い物、前作で見限らなくて良かった。
わたなべよしお

 そうですか。「悪意の波紋」はイマイチだったので、もう読まなくてよい作家だと思っていましたが・・・

11/23 13:53
  • わたなべよしお
  • 善福寺川昇太
善福寺川昇太

確かに「悪意の波紋」は酷かったですね(笑)本作はテイストも変わり、クライムノベルといってもどぎつくなく、登場人物の造形も魅力的、語り口も心地良かったです。気が向いたら手に取ってみてください。

11/23 14:36
  • ともこ
  • わたなべよしお
0255文字
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善福寺川昇太
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/04/16(3998日経過)
記録初日
2013/05/22(4327日経過)
読んだ本
1755冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
668662ページ(1日平均154ページ)
感想・レビュー
1637件(投稿率93.3%)
本棚
18棚
性別
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

絶滅危惧種指定の翻訳ミステリ、エンターテイメントを中心に読むジジイ、もといオヤジです




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