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まぶぜたろう
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まぶぜたろう
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ホワイダニットは確かに不自然で非現実的だが、ミステリーとしてはありだろうし、また本作にあってはエピローグ的な意味しか持っていない。作者が描きたかったことはそこに至るまでの政治的な駆け引き、腹の探り合いで、本書を占める多くがやはり最も面白い。■真保裕一を読むのは「黄金の島」以来だが、真面目で堅実、派手じゃないけど安定の面白さ。ただ冒頭から「幼子が奇声を上げて駆け回る」とか「母親たちも下卑た笑い声を上げている」とか、出てくるのがみんな嫌な奴とか、全体的に悪意がみなぎっているのはどうなのか(○○○●●)
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まぶぜたろう
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読書データ

プロフィール

登録日
2017/10/29(2707日経過)
記録初日
2017/10/26(2710日経過)
読んだ本
677冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
257224ページ(1日平均94ページ)
感想・レビュー
603件(投稿率89.1%)
本棚
8棚
URL/ブログ
https://ameblo.jp/mabuse-tarou/
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