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USHISUKE
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ネタバレ600P超久々に読みきりました。日露戦争前夜から第二次大戦後までの満州を舞台とした群像劇、理性(地図)と情動(拳)が絡み合い、多くの日本人中国人ロシア人が死に生きつなぐ50余年。敢えて主人公を定めるなら「生まれ滅ぶ架空の都市」。良くも悪くも著者の頭が良すぎる印象の書籍です。 「過去を知るために地面を掘ると、張り巡らされ、絡みあったいくつもの事情が根こそぎ露わになった。その根を空に向けて逆さにひっくり返すと、そのまま未来の可能性になるのだった。未来を予測することは、過去を知ることの鏡なのではないか」
0255文字
USHISUKE
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台湾人による著書の邦訳。脳ミソが超絶興奮しました!国家と非国家の間にある台湾を分裂状態にある民族集団から捉え直す、つまり「誰の歴史か?」を問い直すような内容。だから、偉人の名前や業績はごくわずかで、ほぼほぼ市井の人々の視点で語られていてそのスタンスが首尾一貫。著者の論理性と情熱の両輪がたくさんの図・写真というガソリンを飲んで爆走する感じがたまんない。「解」はないけど優良な問いかけ満載の良書です。
0255文字
USHISUKE
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ネタバレ「じいちゃんたちの戦争の話 聞かせて貰えないかな」から始まる物語のすべてが盛り込まれた最終巻。転んで頭をぶつけて死んだ戦友の正確な命日を遺族に伝え、変わらず笑顔で未来に向かう戦友の妻と会い、戦死したことになっている兄の妻を娶った弟の葛藤を聞き。島に残った島田少尉は慰霊碑を毎日丁寧に清掃し安寧を感じ。そして無二の戦友の妹と人生を歩むことになる田丸。それぞれの戦後。本作は70年以上を経たからこそ描ける物語だったと思います
0255文字
USHISUKE
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ネタバレ「母ちゃんは 光子は どーしてるんだろう?無事でいるのか 笑顔でいるのか 笑顔でいるなら 俺も一緒に笑いたい もし みじめな思いをしてるなら せめて一緒に分け合いたい」生きて日本に戻ることができなかった吉敷上等兵や小杉伍長、島に残ることを決意した島田少尉、そして捕虜となり日本へ戻る34人の日本兵たちの昭和22年
0255文字
USHISUKE
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ネタバレ田丸と吉敷の米軍降伏未遂が、多くの日本兵に家族を強く思い出させる契機に。「彼女を…愛してる… ま…まだ見ぬ…我が子も…愛して…い…る… 俺たち…も…あんたらと…同じ…なん…だ… 仲間を…助けて…どうか」
0255文字
USHISUKE
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ネタバレ昭和21年秋、島民が帰島。日本は降伏したのかしていないのか疑心暗鬼、島民の女性に手を出そうとする日本兵が出るなど規律の乱れ…。長期に亘る徹底持久戦は「食糧を確保して 息抜きさせたり 引き締めなおしたり 目の前の小さな目的と その先の大きな目的とをいつも示しながら 俺たち全員をまとめてきた でも-- もうボロボロだ」という状況へ。そしてアメリカ軍への降伏へと
0255文字
USHISUKE
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ネタバレ奪った軍装を着て米軍陣地内を闊歩し映画を観るうちに昭和20年8月20日を迎えるペリリュー島に残る日本兵たち。賭博や宴会などを行ったり、日米ともに気の緩みが見える様子などは、教科書では教えない玉砕後の戦場のリアルな一面でしょうか
0255文字
USHISUKE
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ネタバレアメリカ軍将校らしき人物のセリフ「いや…そうだな…疲れたよ 今日一日のことだけじゃなく なんだか酷く疲れた 狂ってるんだよ 敵も味方も みんな こんなところは一刻も早く去りたい…」が、既に戦場ではなく「安全」な基地であるはずのペリリュー島の状況を如実に語っている用に思います
0255文字

読んだ本
63

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/06/01(2139日経過)
記録初日
2014/01/08(4109日経過)
読んだ本
63冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
13496ページ(1日平均3ページ)
感想・レビュー
63件(投稿率100.0%)
本棚
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