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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 8 (ヤングアニマルコミックス)

感想・レビュー
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makisushi
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ネタバレ【図書館本】戦争は終わって1年が過ぎたがそれを知らないままこの島を死守奪還することを命として隠れ潜む日本兵たち。島民たちが島に戻り、米軍の雑誌や新聞で日本が敗れたことを知るがそれを信じず信念を変えない島田少尉。その後島民の情勢を襲う事件が発生し米軍が再度捜索を開始する。田丸と吉敷は降伏することを試みるが失敗し監禁されてしまう。「生きて俘虜の辱めを受けず」という言葉の下でいかに多くの日本人が亡くなっていったかと思うと悲しくなり憤りを覚える。
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ショコラ♡
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戦いが止まって一年、島民が戻ってきた。それの意味するところ…戦争は終わっている?揺れる隊員たちの心を、島田少尉は「続いている」と引き締める。数人の隊員が島民の女性を襲ったことで再び米軍の捜索が始まり、吉敷くんはある決意をし田丸も同行するが。終戦したのに日本に帰れない。どこからどこまでが戦争なんだ…
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本木英朗
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田丸と吉敷がアメリカ軍に行こうとしたところで、島田少尉に捕まってしまうっていうのがなあ……。
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キートン
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ネタバレ戦争が終結して1年経ったが、そのことを知らない田丸達は島奪還に向けて準備を続ける。 しかし、島民の帰還、そしてアメリカの雑誌の写真と文章を読み、『戦争は終わっていた』という事実に直面する。 自分達の戦いを無にしないため、戦いを続けようとする島田少尉たちに対し、吉敷はある決断を下す。 情報が手に入らないという状況だからということでもあるが、一方で、自分たちが命がけで戦ったことが無になることを何よりも恐れていたに違いない。
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ゆいまある
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敗戦から1年。ペリリュー島の島民が戻ってきた。つまりマルキョクなども陥落している筈。盗んだ米軍の雑誌で敗戦を知る。それでも認めたくない潜伏兵達。次第に統制が取れなくなり、島民に乱暴しそうな者も出てくる。衰弱して死ぬ者も。田丸は、吉敷君と共に米軍に投降しようとして止められる。今週からまたパラオ行くんだけど、あの綺麗な景色に過酷な歴史が重なる。
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ブックラバー
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ネタバレ戦争はとっくに終わっていて日本国内は様変わりしている。にわかに信じられないのも分かる気がするが・・それでも・・ 日本から情報を知らせにだれか来てくれていたらどうなっていたんだろうか。それでも兵士たちは信じなかったのかな。色んな思いに囚われています。
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チューリップ
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前巻で終戦を迎えたけれどそれから1年以上たち昭和21年の秋になっている。戦闘もなくどこか緊張感はなくなった生活になっているのだけど、米兵の船で島民が戻ってきたり、病気になってしまう仲間が出てくる事で現状が崩れていく。病気の人がいなければ吉敷はもう少し様子見したかもしれないけど、降伏して助かるかもしれないって可能性があったら今動くしかないんだよな。戦争は終わっていて欲しいのか、続いていて欲しいのか、投降して命は奪われないのか、死んでいった仲間の為に戦い続けなければ、とか色んな感情がせめぎあっていてしんどい。
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Tobias
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降伏から1年以上経っても前線に何も知らされなかったのか…島田少尉は多分雑誌の時点で確信したけれど、部隊を率いるものとして、無念のうちに死んでいった仲間のために、自分にも言い聞かせつつ戦い続ける姿勢を打ち出したのかな
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芭茶
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94
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まんちゃん
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祖国の同胞が降伏することはない。その思いに、亡き戦友に応えるために勝つまで戦うのだ。平和な日本に暮らす我々には意味不明な言葉に聞こえるが、それが大多数の日本人のメンタリティだったのだ。そんな中、揺れる吉敷と田丸。
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アルハ
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本当は終戦を迎えているのに、田丸達は何も知らず洞窟への潜伏を続けていた。 慣れとは恐ろしいもので、当面の物資が事足りているが故にあれ程警戒していた米軍の目もさほど気にしなくなってはいたものの、終わりのない籠城状態に兵士達の内心は穏やかではなく。加えて赤痢と思しき伝染病の患者も数名出る等日常の崩壊は目前に迫る。 こうして日本に帰れた筈なのに、帰れなかった人達が一体いくらいたのだろう……。
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しろちゃ
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ネタバレもう戦争終わってるんだよ…もう帰ってきていいんだよ…知らせられるものなら知らせてあげたいよ。すぐに帰ってくることができてたら助かってた人ももっといたろうに。
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えいちゃん
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ネタバレ終戦したことも知らずに、ペリリュー島持久部隊は、一年以上過ぎていた。 そんな時に、米軍基地から拾ってきた、雑誌に、終戦したことを知らせる写真があった。 でも、信じることが出来ない。 ペリリュー島にも、島民が戻って来ても、意味が分からない💦 なかなか、大変だし、耐えられないだろうと、思う。 そして、とうとう、米軍基地へ、投降しようと企てるが、捕まってしまう。 さて、どうなるのやら?
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白無垢の左衛門狸
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ネタバレ二周目。1回目覚えた既視感。今回はっきりした。自分ガキの頃TVに向かってゆーてた"志村!後ろうしろ!"や。読者は終戦を知っている。知ってるからこそ、この作品に対しては緊張感を煽られる。「祖国を、同朋を信じろ」の言葉は美しく間違いでは無い。希望的観測を持つことも間違いでは無い。しかし都合の良い思い込みとの区別は難しく、それが行動理念となった場合の恐ろしさよ。少尉は統率力もあり、思い遣りもある人物だけに哀しく描写しているように感じた。この点は現代世界とも通じるものがあると思う。
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アルカリオン
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ペリリュー。年齢を問わず知らなければならない、悲惨で異常な時代・場所。それを「意識高い系」でなくとも手軽に手に取れるテイストで描写。「意識の高い人」であれば参考文献に挙げられているような活字本に移行せざるを得ないだろう。そこまで行かないとしても、これが(大筋で)フィクションではないと知りつつ読むことは人間理解・歴史理解において大きな意味がある▼ここまでほのぼのテイストで書くと「薄っぺらい」という反感を招きそうなものだが、私は全くそのようには感じない。これもプロの業か。
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百年(ももとせ)
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図書館本。
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ヒラP@ehon.gohon
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戦争が終わったらしいということを受けいれられない兵士たちがいた。軍規の厳しさに縛られている兵士たちがいた。終戦後1年という重さも感じつつ、気になる終わり方でした。
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シュウヘイ
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戦争が終わっていても現実を知らない現場の兵士 情報がないのは恐ろしいこと
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及川まゆみ
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ネタバレ敵も味方もやってこない日々が続くが、米軍が島民を戻し始める。もしやとっくに日本は負けたのではないかという疑念が生まれるが、島田少尉は「ここが耐え時だ」と鼓舞する。更に米軍基地の捨てられたゴミの中から雑誌を拾ってくると「WAR ENDS」の文字。しかしそれは米軍の策略だと皆をまとめる少尉。一方、小杉と行動を共にしていた5人組が島民の女を狙う。そして遂に吉敷くんが投降を企て田丸も同調するが…。いくら少尉が否定しようと、敗戦したらしいという現実が彼らを揺さぶる。吉敷や田丸の心の迷いが胸に迫る。
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マサトク
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終戦を受け入れない少尉がどうなるのか。投降なるか、と思いきや。うーむ。
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lily
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戦争は終わった。米軍との戦闘は一年半ない。米兵基地の雑誌記事にも「WAR END」と書いてある。でも、信じられない。これまで多くの命が投げ出されたことが無駄になってしまうとして、記事をデマとして最後まで戦い抜くことを宣言する中尉。そして、集団心理。戦争は終わったと言い出しにくい状況が生み出されていく。状況は違うだろうが今の新型コロナでのマスク着用への同調圧力に似たものを感じる。戦争は、8月15日で終わってなどいなかったのだ。
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荏苒 byn
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昭和21年秋、戦闘止んで1年半。遊撃隊は潜伏続行、生活は平穏・改善するも赤痢で落命する者も出る。残念だ。旧島民が帰還してくる。米軍の捨てた雑誌で終戦情報。それでも少尉が 敵の偽装作戦を疑って信じない。戦陣訓もあるが、大戦争の呪縛か。疑心暗鬼が入り混じる。欲望は平時と変わらない。別な脱走部隊は、戻って合流するが島民への不始末で懲罰房謹慎。一方、命を賭して投降決断する吉敷くんの段は、フィクション?という感じの映画みたいな展開へ。つづく。
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Mileree♡ra
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ネタバレ義父の本 「戦争は 終わってるのか 終わってないのか 終わってる方がいいのか 終わってない方がいいのか」終わってる方がいいに決まってる、って言いたくなるのは、私が現代の日本に住んでるからなのでしょう。でもできるだけ死なないで、1人でも多く助かってほしい。
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tokotan
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ネタバレ終戦から1年。田丸さんを始め生き残りの日本兵達は潜伏を続けている。敵も味方も来ないと思いつつ 監視を行っていたら…島民達の帰還を目撃する。ニーナ!ケヴィン!無事で良かった! しかしこの出来事がきっかけで兵達の心は動揺し、島民女性を襲おうとした輩も出てくる。 そんな中、吉敷さんは父親の言葉を思い出し投降することを決意。田丸さんも同調するが 島田少尉たちにみつかり捕らえられてしまう。目を覚ましてください!と叫びたくなりました。
tokotan

吉敷さんの父親のような寡黙な人がいう言葉はとても重い。『ファミリーヒストリー』で紹介された 堤真一さんの父親がそうだったのを思い出す。

05/04 23:30
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るぅ
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ええぇぇ…。ここで投降できると思ったのに…。ほんとに吉敷は優しくて勇気がある。お父さんの育て方と吉敷に伝えてきた言葉が今の吉敷を作ってるんだね。一方で現地女性に乱暴を働くような日本兵もいたというのに。あとがきにもあったけど、この先の平和のためにも日本統治下現地の戦争被害を風化させてはいけない。
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ちくわ村長
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なにかに、誰かを信じてきたから生きてこられた。特殊な普通のなかで。その普通がいつの間にか崩れ去り、本当の普通に目を向けるのが怖くなった。お腹の底が冷えていく。
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やすにぃ
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⭐️⭐️⭐️
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くろくまうる
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そりゃあ、信じられないよね~。
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ぷぅ
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ネタバレ島民達が帰還。子供達も無事で元気だったのが救い。でもまだ潜伏するんだ、と思っていたら、からのまさかの島田少尉。
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Uncle Jam
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2020年2月5日第1刷発行 岩倉市図書館
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北区のまき
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生き残り潜伏日本兵がやらかした現地で島民を略奪殺傷強姦がこの漫画でも!!と思ったら未遂に終わり一安心した。逃げ帰り震えて泣く女性の姿に辛くなる、、、吉敷くんの回想シーンがとても好き。彼は他の少年漫画なら主人公だよね。
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venturingbeyond
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敗戦から1年以上が経過するものの、敗残兵たちはその事実を知らず、潜伏生活は続く。その中で軍規も緩み、敗残兵の存在がアメリカ側の知るところとなる。そして、吉敷は投降を決断し、田丸もそれに同意するが...。敗北を受け入れる回路の欠如が、旧軍に生じた悲劇を増幅しているということを伝えるストーリー展開となってます。
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ニックネーム
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島田少尉殿…
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USHISUKE
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ネタバレ昭和21年秋、島民が帰島。日本は降伏したのかしていないのか疑心暗鬼、島民の女性に手を出そうとする日本兵が出るなど規律の乱れ…。長期に亘る徹底持久戦は「食糧を確保して 息抜きさせたり 引き締めなおしたり 目の前の小さな目的と その先の大きな目的とをいつも示しながら 俺たち全員をまとめてきた でも-- もうボロボロだ」という状況へ。そしてアメリカ軍への降伏へと
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すしな
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101-21.ペリリュー島に島民が帰り始めて、吉敷くんと田丸が戦争が続いていることに疑いを持ち始めます。 日本軍も長期間島に潜伏し続けて気持ちが緩んで起こした行動が、アメリカ軍を再び警戒させる事になり、日本軍内でもギクシャクしてしまう結果に。それにしてもそれだけの長い間よく持ちこたえられますよね。
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フキノトウ
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ネタバレ終戦から1年。終戦を知らず、生きている限り戦い続ける兵たち。島民が帰ってきて、女性を襲おうとした人たちがいるのにゾッとした。病で倒れた人たちを助けるために吉敷が決断。でもまさか、島田中尉が立ちふさがるとは。
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ぴっちゃん
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ネタバレ米軍に連れられて島民たちが帰って来た!ニーナとケヴィンも無事で。田丸と吉敷はアメリカの雑誌を拾ってくる。1年も前に終戦という記事を見て、聡明な島田少尉でさえ米軍の謀略と言う…。島民女性をレイプしようとするグループ・・・。吉敷がみんなをとりわけ病人を助けるために脱走して投降しようとする。田丸も同調するが・・・
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卯月
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【電子】
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とんかつラバー
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米軍のゴミ捨て場で拾ってきた雑誌で敗戦を薄々と感じる日本兵たちだが、表立って認められない。赤痢で多くの味方が倒れる中、島田中尉は上官として立派にやってると思う。だが隊を離れていた兵士たち(前回登場した口の軽い高木とかこいつらマジで最悪)が島民女性に暴行しようとして事態は一変、吉敷くんと主人公は米軍に投降しようと決意する。
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プンヴァ
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ネタバレとても美しい表紙が却って残酷。歴史を知っている者としてはもどかしく辛い。戦争は終わっているのに!精神的にはかつてないくらい追い詰められているようにみえました。
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ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 8 (ヤングアニマルコミックス)評価57感想・レビュー85