大学の同級生だった璃子、友里香、麻矢。30代半ばの彼女たちの飲み会。友里香が夫との口論の末、突き飛ばし、夫は倒れたまま動かなくなった。麻矢の夫が、失踪した。会社も休んでいる。ミステリーなのだが、面白い展開。夫の浮気、妊娠かキャリアか、実家のひきこもりの兄。すごいタイトルだけど、楽しく読了。

「さよなら妖精」に出ていた太刀洗万智が記者になって真実を追う。「真実の10メートル手前」「正義漢」「恋累心中」「名を刻む死」「ナイフを失われた思い出の中に」「綱渡りの成功例」…ちょうど、台風接近のニュースがやっていて被害状況など発せられている。「綱渡りの成功例」…山の斜面に近い高台に建つ三軒の民家を襲った土砂崩れ。唯一無傷だった戸並家だが外部との連絡手段を絶たれ土砂に阻まれ陸の孤島になった。その救出劇の後、太刀洗万智が夫妻を取材した。「王とサーカス」は既読。シリーズは3冊だけなのか。もっと読みたい。

面白かったです。読者も笑うわ。書店関連の小説はどうしてこんなに面白いんだろうね。忙しくててんてこ舞いしている模様が読み手には楽しいんだろうね。

大学の同級生だった璃子、友里香、麻矢。30代半ばの彼女たちの飲み会。友里香が夫との口論の末、突き飛ばし、夫は倒れたまま動かなくなった。麻矢の夫が、失踪した。会社も休んでいる。ミステリーなのだが、面白い展開。夫の浮気、妊娠かキャリアか、実家のひきこもりの兄。すごいタイトルだけど、楽しく読了。

面白かった。なんで葉月に洗脳されていくのか…。家族の絆って脆い。

読み始めは、あまり怖くないなと感じた。けど、段々怖くなってきた。平山夢明「トガハラミ」が一番怖かった。ニ番目が澤村伊智「笛を吹く家」。

介護施設「アミカル蒲田」で入居者の連続不審死発生。10年前に起きた「川崎老人ホーム連続殺人事件」からヒントを得た作品。介護の現場の厳しい現実。あとがきに書かれた90歳祖母の大腿骨骨折での手術後の話。久坂部氏と中村淳彦氏の対談も興味深かった。中村淳彦氏の「崩壊する介護現場」読んでみよう。

米澤穂信氏の「供米」、有栖川有栖氏の「ミステリー作家とその弟子」が特に面白かった。

依存症シリーズ三部作のひとつ。悪い奴が殺られるのは、まぁ制裁ということで。子どもが被害者なのは、ものすごく胸が痛む。鬼畜な女。参りました。凄かったよぉ。

ある新興宗教の集落で起きた事件。長編なかなか読み進められなかった。「どんでん返し」を味わいたくて、やっとのこと読み終えた。連続殺人の犯人は誰か。一転二転三転…。はぁ～最後はこんなことになろうとは。面白かったですよ。

看護師のお仕事、過酷すぎる。偉そうにする患者の多い事。入院患者なら、なんでも許されるのか。看護師残酷物語。