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2024年10月の読書メーターまとめ

konoha
読んだ本
14
読んだページ
3527ページ
感想・レビュー
14
ナイス
1023ナイス

2024年10月に読んだ本
14

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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

konoha
何だか好きだなぁと思いながら楽しく読んだ。爽やかな青春小説に歴史とファンタジーが混じる。「十二月の都大路上下ル」は超絶方向音痴の陸上部員、坂東が駅伝でアンカーの代走を務める。女子高生の関係性、やりとりがかわいい。右折すべきところで左折しようとした坂東が見たものは。表題作は急ごしらえの野球チームが「たまひで杯」に参戦する。中国人留学生のシャオさんがたくましくてチャーミング。「アイヤー」って言いたくなる。力が抜けていて、でも静かな熱がある学生たちと京都の冬と夏を過ごしたみたいだった。
konoha
2024/10/29 12:54

maxaさん、皆さん少し変わっててかわいかった〜。御所グラウンド→パスタ屋さんコースですね☺️

konoha
2024/10/29 12:56

ぱるむさん、軽やかな作品書ける人って本当に上手いんでしょうね。オリコンダレエはすぐわかりました✌️

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

konoha

銀色のステイヤー、いつか月夜が良かったです。読み友さんとプチオフ会できて楽しかったです。いつもありがとう✨ 2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:3868ページ ナイス数:796ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1017389/summary/monthly/2024/9

銀色のステイヤー、いつか月夜が良かったです。読み友さんとプチオフ会できて楽しかったです。いつもありがとう✨

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:3868ページ ナイス数:796ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1017389/summary/monthly/2024/9
konoha
2024/10/03 07:54

のぶさん、銀色のステイヤーとても素敵な物語でした😊また読みたくなります笑

りんご
2024/10/03 23:54

コレが噂の桃のパスタ。おしゃれで美味しいとはけしからんね。川﨑秋子さんの本、借りてきてます。初めての作家さんなので楽しみだなあ。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
14

konoha
お仕事小説とくくるのがもったいないくらい面白い。松岡まどかは内定を取り消され、1年以内に時価総額10億円の会社をスタートアップで作ることに。徹夜で働く上司に自宅のAIでやろうと進言するのが新鮮。困難に立ち向かう物語を楽しみながら、起業やAIについても学べる。一歩間違えばチープになりそうな設定だが、淡々とした文章や登場人物の心情が伝わる細やかな表現が良い。過去に傷を抱えたまどかの兄や上司の三戸部のドラマも奥行きを与える。仕事は与えられるのではなく生み出すものだと改めて教えてくれた。
konoha
2024/11/17 22:24

天才ですよね!スタートアップってキラキラして見えるけど強い意志がないとしんどそう😭サーキットスイッチャーも面白いです!

ヒデミン@もも
2024/11/17 22:43

そうそう、最初はこんなに簡単にスタートアップするなんてって思ったけど、良かったよ。起業しますよりスタートアップしますの方がまだましだったね。

が「ナイス!」と言っています。
konoha
何だか好きだなぁと思いながら楽しく読んだ。爽やかな青春小説に歴史とファンタジーが混じる。「十二月の都大路上下ル」は超絶方向音痴の陸上部員、坂東が駅伝でアンカーの代走を務める。女子高生の関係性、やりとりがかわいい。右折すべきところで左折しようとした坂東が見たものは。表題作は急ごしらえの野球チームが「たまひで杯」に参戦する。中国人留学生のシャオさんがたくましくてチャーミング。「アイヤー」って言いたくなる。力が抜けていて、でも静かな熱がある学生たちと京都の冬と夏を過ごしたみたいだった。
konoha
2024/10/29 12:54

maxaさん、皆さん少し変わっててかわいかった〜。御所グラウンド→パスタ屋さんコースですね☺️

konoha
2024/10/29 12:56

ぱるむさん、軽やかな作品書ける人って本当に上手いんでしょうね。オリコンダレエはすぐわかりました✌️

が「ナイス!」と言っています。
konoha
最初はライトな感じかなと思ったが、読むうちに引き込まれた。生と死の「狭間の世界」で暮らすサチとワタル、関係者が語る狭間の世界以前のパートが交互にある構成が良い。生と死のカードのどちらを選ぶか選択を迫られ、思いつめるサチ。もっとギスギスするかと思ったが、2人の誠実な性格もあり、終始切なくも温かい気持ちで読めた。お嬢様育ちのサチと家族の思いに応えようとするワタル。自分の存在意義や将来に悩む等身大の若者で、切実さや必死さがまぶしかった。2人がどんな答えを出すのか最後までドキドキした。
maxa
2024/10/27 13:33

どちらのカードを選ぶか。この話は本当に切なくて苦しくて。選ぶことの難しさをしみじみと感じさせられました。

konoha
2024/10/27 19:00

maxaさん、予想していた結末と違って意外でした。若い2人がいい子なだけにより切なかったです!

が「ナイス!」と言っています。
konoha
人が植物になる話をこんなに自然に読ませるのは彩瀬さんだけだ。編集者の瀬木口は担当作家の埜渡から妻の琉生が発芽したと告げられる。夫婦2人の妖艶な世界で完結してしまうかと思いきや、不倫相手の木成、若い女性編集者の白崎と鮮やかに語り手が変わり、男らしさ、女らしさの定義に揺さぶりをかける。夫婦の異常事態に語り手が戸惑い、自身の人生の気付きを得るのが面白い。白崎は琉生と出会い埜渡の創作にまで切り込むのが印象的。埜渡の生活感やリアリティーは彩瀬さんの経験が生きていると思う。
えんちゃん
2024/10/29 16:23

奥さんが植物になるというキテレツ物語なのに、スラスラ読めちゃうから不思議だよね😊結局最後まで不思議ワールドなんだっけ?

konoha
2024/10/29 19:04

最後は旦那さんも森になるよ🌳旦那さん、嫌な奴だったなぁ。主婦人気は高かったけど😅

が「ナイス!」と言っています。
konoha
ドラマがとても面白くて漫画も読みました。仕事ができそうに見えて何もできない社内ニート、鷹野はクールビューティーな菜々緒さんがハマり役。鶸田とのコンビもいい。なぜか圧倒的な自己肯定感を持つ鷹野の生き方は現代社会に一石を投じていると思う。井浦新さんが本当に良い上司。今週も楽しみ。
ぱるむ
2024/10/24 19:41

ドラマは見てないけど、鷹野は菜々緒ぴったり!めっちゃ有能そうに見えますね。鶸田は誰かなと思ってたら一条天皇でしたか!幅広い。

konoha
2024/10/24 21:56

ぱるむさん、番宣で菜々緒と井浦新が格付けチェック出てたんですが、2人ともポンコツでした😂一条天皇も一気に気弱になりました笑

が「ナイス!」と言っています。
konoha
グラフィティを題材にしたのが新鮮。それでいて、とても読みやすく面白い。とがった文章になりそうなところだが、終始冷静で幅広い読者が楽しめると思う。第一部はウェブライターの主人公がグラフィティライターの新鋭、ブラックロータスの正体を追う。第二部はTEELとHEDの師弟ものかと思いきや、思わぬ展開を見せる。日中はホームセンターで働くTEELの生き方に共感した。グラフィティの歴史や精神性まで理解して小説に落とし込む作者の力量や感性がすごい。渋谷や川崎の空気感がよく出ている。表紙がかっこいい!
が「ナイス!」と言っています。
konoha
警察小説が大好きなので米澤さんの警察ものが読めてうれしかった。他の警察小説とは一味違う雰囲気。放火、立てこもりなどを捜査するのは愛想はないが捜査能力が高く少々薄気味悪い葛警部。粘り強く証言を集めて犯人にたどりつく瞬間はドキドキした。2組の親子の運命が交錯する「命の恩」が好き。罪を犯す人間の悪より感情の不思議さに焦点を当てた。「崖の下」の「ばれたんだ!」というセリフ、「本物か」のパスタの茹で時間についての質問。細部までこだわられていて印象に残る。後日談が妙に冷静でシュール。
konoha
2024/10/20 13:39

ほんさん、米澤さんの中では読みやすかったです!私は群馬のファミレス推しです笑。おっきりこみって言ってみたいんですよね〜!

konoha
2024/10/20 13:40

ぱるむさん、私の地元は安定の0人でした🤣落ち着いたらぜひ!

が「ナイス!」と言っています。
konoha
素敵な本でうっとり。編み物、刺繍など手芸をテーマにした短編に憧れや喜び、切なさが詰まっている。1話が数ページで最後に短歌がある。細やかで豊かなドラマを作り上げる想像力に驚く。あとがきを読むと作者は手芸が好きらしい。手芸好きな人も納得のいく描写だと思う。ファンタジーすぎない世界観、ピュアで少し風変わりな登場人物がいい。双子のサラとアンのようにずっと針仕事をして暮らせたら。動物や人の服を作るお店、蜘蛛の巣を編む編み物教室、アイロンで鶴を織るクリーニング屋さん。この世界に住みたい。
サスペンスずきんちゃん
2024/10/17 23:44

表紙の絵がビビビッときますね☆ 気になります。

konoha
2024/10/18 08:43

ずきんちゃん、手芸好きには特におすすめです😊毒はありません♡

が「ナイス!」と言っています。
konoha
都知事選で5位だった安野さん。前半は難しいかなと思ったが、後半は緊張感があって一気読み。2029年、自動運転アルゴリズムを開発する企業の社長、坂本はムカッラフを名乗る人物に自動運転車内で拘束される。警察の安藤が坂本の元同級生、岸田と組んでからとても読みやすかった。犯人は何者で目的は何なのか、どうしたら爆弾を解除できるか。謎解きにも答えがあって、犯人と安藤、岸田の駆け引きが面白い。人間味を感じさせるエピソードが作品に奥行きを持たせる。斬新なアイデア、豊富な知識、物語の構成力に驚いた。おすすめ。
のぶ1958
2024/11/01 06:21

konohaさん、こちらもお陰様で読めて良かったです、面白かったです! 自動運転社会について課題を認識させてくれる、考えさせられる本でもありました。 坂本、吉岡の表情で終わるエンディングも清々しくて良かったです。

konoha
2024/11/01 14:14

のぶさん、技術の難しい話もありますが、読みやすくて面白いですよね!松岡まどか、起業します!もとても良かったです😊

が「ナイス!」と言っています。
konoha
読み進めるうちにどんどん引き込まれた。作者のクールで俯瞰した視点、細やかで瑞々しい言葉の数々に圧倒される。映像が浮かぶようにリアルな家族の姿がある。「掌中」は引きこもりの息子を持つ主婦が万引きを続けてしまう。結末が気になり、怖くても読むのをやめられなかった。表題作は掌中に出てきたシングルマザーの詩織が主人公。愛らしく憎たらしい子供、楽しく残酷な女友達、面倒な実家の両親を上手く表現していた。不思議な時間の流れ方も面白い。続いていく生活の空虚さも、その先にあるものも感じさせるラストがいい。
えんちゃん
2024/10/10 19:54

あくてえだった!😂

konoha
2024/10/10 20:15

初山下さんだったよ😊もっととがってるのかなと思ったけど、すごく読みやすい!

が「ナイス!」と言っています。
konoha
吉祥寺のひとり出版社、夏葉社を創業した著者のエッセイ。本や音楽との出会いから始まるエピソードの数々が自分のことのように身近に感じられた。「本を読み続けることでなにを得られるのか」の答えとして、ランニングを例に挙げ「本を読む体力がつく」と言う。そうだったのかと目から鱗。小説家を目指していた頃の挫折、子育て、介護。本に関することだけではなく、人として共感する部分がたくさんあった。「沖縄の詩人」「アルバイトの秋くん」「そば屋さん」で感じたざらっとした気持ちが忘れられない。優しさや懐かしさ、発見が詰まった本。
のぶ1958
2024/10/09 21:40

「本を読む体力がつく」って面白そうですね。こちらもいずれ読ませてもらいます!

konoha
2024/10/10 08:20

のぶさん、橙書店の方のエッセイにも似ていて面白かったです。毎日少しずつでも読むのが大事との言葉に納得です😊

が「ナイス!」と言っています。
konoha
菰野さんが描く家族の物語は鋭くも温かい。「つぎはぐ、さんかく」からぐっと進化して深みが感じられた。市役所職員の青葉は豪邸に住む高齢の姉妹が亡くなったと知る。時代をさかのぼる構成で、戦争孤児として育てられた姉妹の過去が明らかになっていく。いつか2人の家で暮らすことを夢見て教師の道に邁進する桐子、愛のない結婚を強いられた百合。対照的に見える2人は幸せだったのか、不幸だったのか。「それを決めるのは自分だけよ」という強いメッセージが伝わってくる。どっしりとした読み応えで読後は豊かな気持ちになった。
ヒデミン@もも
2024/10/07 22:26

表紙見えないけど😁

konoha
2024/10/08 15:07

ヒデミンさん、ぜひ実物で見てみてください☺️

が「ナイス!」と言っています。
konoha
真っ直ぐな文章で読みやすい。地下鉄の私服警備員として働く明美は恋人が地下鉄の駅で襲われて亡くなり、犯人を見つけたいとこの仕事を志望した。息子を亡くした母親、骨壺の忘れ物、置き去りの赤ん坊。地下鉄で様々な事件に遭遇する。恋人の死の真相を追う縦軸の物語が効いている。上司の三木、刑事の中窪とのやりとりは緊張感がある。渋谷のバーでよく飲む同期の町村、原口、奥野がいい。明美同様悩みながら進む彼女たちがセーフティネットのよう。危なっかしさもあった明美がこれから警備員としてどんな道を歩むのか見てみたい。
のんxxx
2024/10/06 22:33

地下鉄の警備員!あまり見かけない設定ですね。面白そう‥!

konoha
2024/10/07 12:57

のんさん、地下鉄懐かしいですよね。読みやすくて面白かったです!

が「ナイス!」と言っています。
konoha
風変わりだけど腕は確かな鑑定人、土門が主人公の連作短編集。「付き添う人」にも似ていて、岩井さんが得意なジャンルだと思う。文章が柔らかく読みやすい。土門の人柄を理解する上でも助手の高倉の存在が効いている。どれも面白いが、「風化した夜」に圧倒された。自殺した元刑事、葉留佳の遺品の鑑定を依頼された土門は自身が科捜研を辞めるきっかけとなった事件を追う。真犯人を暴くことは1人の人生を変えることでもある。それでも被害者と遺族に向き合うスタンスに共感できた。岩井さんの作品にあるほろ苦さが好き。
のんxxx
2024/10/03 20:58

こちらの内容を覚えているうちに続編へ進むことを強くお勧めしまーす!

konoha
2024/10/03 21:28

皆さん出戻りやら何やら言ってますよね!楽しみです。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/06/15(1988日経過)
記録初日
2019/06/14(1989日経過)
読んだ本
892冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
247738ページ(1日平均124ページ)
感想・レビュー
774件(投稿率86.8%)
本棚
20棚
性別
職業
専門職
現住所
静岡県
自己紹介

わかりやすくて、面白くて、程よく続きが気になるような作品が好きです。色々考えさせられるよりは、純粋に楽しめる本、通勤や生活が楽しくなる本を載せていきたいです。

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